ゾンビコメディ。
予想通り満席でした
ネタバレ厳禁だそうなので、映画サイトのあらすじも載せません。
そもそも私はSNSなるものはやっておらず、
この映画がツイッターで拡散しているのも知りませんでした。
世の盛り上がりに付いて行けるか不安のオバサン。
若者の観る映画?と思っていましたが平日の昼間、結構年配者も多かったです。
でも私のお隣3人は大学生風でした。
このお兄さんたちと一緒に楽しもう
映画製作の舞台裏を描いた作品は他にもありますね。
それらを2重構造だとすると、この作品は3重構造。
その真ん中の部分がとっても楽しいです。
3層だからカメラは3台。
先ずワンカットゾンビドラマの日暮監督役が持っているカメラ。
それを撮影しているスタッフ役のカメラ。
そして、この映画の本物のカメラマンのカメラです。
最初のゾンビドラマを観ていると誰もがあれっと思うかも知れません。
37分間のうち、肝心の日暮監督が所々にしか出て来ない。
実はこのドラマの撮影中のスタッフとキャストたちのドタバタがメインなのです。
これに限らず、ゾンビ映画の舞台裏は楽しそう~
今回はこのアナログ感も観客の心を掴んだのでしょう。
本作品を何度も観に行かれるかたが多いのは、
ただ面白かったからだけでは無くて、
冒頭37分の舞台裏を再度確認する目的があると思います。
上田監督は、それを見込んでこの形で作ったのでしょう。すごい才能
私は邦画はあまり観ないので役者さんたちも知りませんでしたが、
大阪弁のヨシコさん役の芳子さん、一度見たら絶対忘れないお顔です
ちなみに撮影場所は水戸の浄水場跡だそうですが、
私の故郷にあるSKIPシティの名前も有りました。
映像ミュージアムでホールもあり、映像制作の拠点として貸し出しています。
ここでも上映したらいいのにね。
これから観られる皆さん、再鑑賞覚悟でどうぞ~