ウディ・アレン監督作品。
原題と邦題は全然違いますが、
妻のクッキー屋にかけているのでしょうね。
2000年
ドリームワークス製作によるウディ・アレン監督・主演作品で、久々にドタバタ色の強い痛快コメディ。元ギャングで一応(?)銀行強盗の経験もあるレイ・ウィンクラー。彼はある日、完璧な計画を思いつく。それは“銀行の近くの空き家を借り、そこから地下にトンネルを掘って金庫に到達する”というもの。が、その借りた空き家でカムフラージュにと妻のフレンチーが始めたクッキー屋が大繁盛する一方、肝心のトンネルは全然進まず……。allcinemaより
そもそもこのマヌケな銀行強盗の下りは、最初の30分だけ。
それからは、妻のクッキーがバカ売れで、
まともな商売で成功した夫婦の物語です。
でも、自ら「成金」と言っているくらい、
2人の生活は、中味にそぐわないものでした。
夫は泥棒に戻りたい。
妻は品格をつけたい。
夫婦は平行線を進んで行くのです。
そこに、まだ美しい頃のヒュー・グラントが登場。
しかも、いつものお決まりの役どころじゃん。
遊びたい夫。
学びたい妻。
これはお金持ちで無くても、夫婦ってそんなものかも知れません。
その辺を「あるある」で描いた作品でした。
そして、アレン監督。やっぱり音楽がいいわ~
レコード針のジージーする音までしっかり聞かせてくれます。
初心に戻って生涯を共にしようとする2人。
でもコソ泥は止めようね…