時々、遊んでいるママ友がいた。

定期的に遊んでいたが、連絡してもあまり反応がないひとだった。

1か月以上返事が来ないことも少なくない。

嫌われているのか?と思うが、遊びの誘いは向こうから来る。


不思議だ。


こんなことを考えてはいけないと思うのだが、なんだか振り回されているような気持ちさえしてくる。

こちらが声をかけた時は反応がなく、向こう発信の時は遊べる。

会えば子供たちはとても仲良く遊び、ママさんも日々の愚痴を言ったりたくさん話をする。


嫌われているならフェードアウトされても仕方がない。 

毎回、子供たちに「次はいつ遊べるの?」と急かされ、連絡をしてみるが、相変わらず反応はない。


毎度、返信もないのに再度連絡するのも申し訳なく、そろそろこのママさんのことは考えないようにしたい、と思うようになった。



わたしは、知り合いと会う約束や、「◯◯しよう」と自分で発信したことは達成しなければ、と思う方だと思う。

なぜなら、相手との関係を大切にしたいと思うから。


だけど、夫は、あんまり周りのことを考えて発言してる人はそんなに多くない、と言った。

この世は非常に多くの社交辞令で溢れているものらしい。


また遊ぼうね!は、別れる際の挨拶のようなものだし

楽しかったね!は、楽しくなくてもいうものなのだ、と。


大事にしなければいけない関係と、社交辞令で繋がっている関係は線を引いた方がいい。


それは最近、わたしも同意見だった。


確かに誘ってくるのは向こうだし、なんやかんやと繋がりは続いているが、大切にされているとは思わなくなってきたからだ。

子供が遊びたがるから連絡をしていたが、期待するのはやめにしよう。


連絡する。

返信がある。


たったそれだけが難しい関係は、すでに無理があるのだと思う。

そのママさんは「よく、友達関係を切られてしまうんだよね」と言っていた。こういうことを繰り返してしまうのだと。

連絡しても反応がなければ、「切られた」と思うのが自然だと思う。


子供たちに何度目かの「次はいつ遊べるのー?」という声が響く。

日頃から、よそ様のことは我が家にはどうしようもないんだよ、と伝えている。

返事がない、と言えば「そっかー。なら仕方ないね」と答えて諦めてくれることだけが救いだ。


よそはよそ。

うちはうち。


我が家のことは我が家のなかで解決していく。