母の心臓疾患が判明してから
ほんのささいなことでも
精神的な負担をかけさせぬよう
心がけるようになりました
たとえば
朝、デイのお迎えがきて
玄関ポーチから下りるときに
眼の不自由な母がいつも
わずかな段差を気にしていて
‟いま一歩”がなかなか
踏みだせず手間取っていました
(20秒くらいかかっていた)
それは、これまでずっと
当然のようにみてきた光景で
段差といっても1段だし
スタッフさんが横にいるし
そんなものだろうなと、あまり
気に留めていませんでしたが
母にしてみれば
たかが一段、されど一段
とりあえずお試しで
福祉医療機器の取扱店で
手すりをレンタルしました
住宅改修工事もできますが
いざ取りつけて母が使わないと
もったいないですからね(笑)
据え置き型の手すり
すると、翌朝から
母は玄関ドアを開けると
真っ先に手すりへ右手をのばし
(設置したことを覚えていた)
グリップにしっかりつかまると
スタッフさんの手をかりず
段差をスイスイ下りていきました
ああ、やっぱり!(゜o゜)
足腰が弱ったこともあるけど
眼(段差)がよくみえないために
歩行が不自然になっていたんだと
今さらながら気づくのでした
翌朝も、母はデイお迎えの
1時間前に玄関のイスに座って
行く気マンマンです
あれから1ヶ月近く過ぎ
玄関ポーチの上がり降りが
苦にならなくなったおかげか
出掛けの準備も
スムーズになりました
洋服を試着するみたいに何でも
気楽に試してみるものですね
母はスタッフさんが来る前に
玄関ドアを開け手すりにふれて
自分ひとりで歩けることを
日々実感しているようです(^^)
さいごまでお読みいただき
ありがとうございました(^^ゞ
゚.*: 明日もいい日になりますように :*.