末期がんを告知された
兄(知的障がい者)のおはなし
↓つづきです(^^)
兄はこれまで何があっても
お墓参りを欠かさない人でした
ルーシーが行けないときも
お墓まわりの草をとり、水を汲み
お花や線香をあげて…
それが兄の楽しみだったのです
それなのに、お彼岸がきて
お休みで、家族がそろっていて
お墓参りをしないのは
らしくないかもしれない
逆に不自然かもしれない、と
頭では考えたんですけど・・・
いやはや~
墓前の兄をみたときは
複雑な気持ちになりましたね(´・・`)
そう遠くない日に、自分も
ここへ入るんだなぁって
思っていたかもしれません
自分ならどうでしょう
こんなに近くで兄をみていても
想像つかないんですよね
余命宣告された気持ちって
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午後に、母の担当者会議があり
ケアマネさんと訪看さんが
ケアプランの確認をしていました
ルーシー:
ロイちゃんもこっちくる?
兄に声をかけると、いそいそと
こちらへやってきました
訪看さんは、おなじ事業所を
利用しているので顔見知りですが
ケアマネさんと兄は初対面です
ケアマネさん:
あら、お兄さんはイケメンですね
ルーシー:
ああ、よく言われます(笑)
ね?ロイちゃん
兄(ロイ):
そう
そう って、ちょっと!
冗談のつもりで言ったのにー
・・・なんて
兄を囲んで皆さんと
笑いあっているこの瞬間を
真空パックしたくなります
ルーシーは、最近よく
Tの字になっていることが多い
これはゴルゴ松本(足が逆です笑)
ソファーに座って、片方で
母の頭や肩をなでて、もう片方で
兄の肩や足をマッサージ
動物をわしゃわしゃする
ムツゴロウさんじゃないけど
両脇に母と兄をはべらせて(?)
よーしよしよし、よーしよしよし、と
なでまわしていました(笑)
傍目にみたらおかしい光景ですね
自覚あります、ハイ( ̄▽ ̄)
神さまにゆるされた時間
要介護5の母、末期がんの兄との
切なくも楽しい生活は、少しずつ
終わりが近づいていました
さいごまで読んでくださって
ありがとうございました(^^)
゚.*: 明日もいい日になりますように :*.゜
ポチッとよろしくおねがいします ^^