女性の採用・戦力化サポーターで社会保険労務士の西野です。
今回のブログは女子バレーを見ながら書きました。
残念ながらロシア、アメリカには敗れましたが、古賀選手や宮下選手らの主力メンバーを欠きながらも健闘してますよね。
東京オリンピックが楽しみです。
その全日本の中田久美監督、僕と同い年なんですが、随分と若いころは苦労と努力を重ねてこられたようです。
今まで知らなかったんですが、最近TV番組(なんだったかは覚えてません)を見て、思わず涙がホロリ…。
年を重ねるごとに涙腺が緩みます。
突然ですが、あなたに質問です。
苦労話やサクセスストーリー話す上司ってどう思いますか?
ウザい、退屈、迷惑、老害、聞き流す・・・
きっとそんなところじゃないかと思います。
僕の社会人駆け出しの頃もそんな上司がいて、すごく嫌な思いをしました。
では、苦労話やサクセスストーリーがいけないのか???
決してそうではないと思うんです。
苦労を乗り越えて掴んだ栄光、感動しませんか?
それは、その人にとっての人生そのものですし、TV番を見てもこの手の番組ってホロッときますよね、そしてその人に共感する。先ほどの中田久美さんの話もまさにそれ。
それだけで人の心をつかむことができるんです。
では、感動・共感を呼ぶ苦労話と迷惑な苦労話は何が違うんでしょう?
それは、
主人公を誰にしているか?だと思うんです。
前述した僕の上司ですが、その人の苦労話を初めて聞いた時、途中までは感動していたんです。この人素晴らしいなって。
でも、最後は「私の頃に比べて今の社員は恵まれ過ぎている、何の苦労もしていない」ってなるんですよ。一気に嫌な感じになりました。
そして、そんな話をお客様の前でもするんです。
これ、迷惑でしかないですよね。
そうなんです、その上司は自分を主人公にし、自分を引き立たせる為に部下を落としていたんです。
あ~、嫌なことを思い出しました、苦笑。
もし主人公を部下にしていたらどうでしょうか?
「これからの物語は君と一緒に作っていきたい」
「君もこの仕事を通して、自分の物語を作っていってほしい。それができる会社だよ」
きっと若かりし僕の気持ちは高揚したでしょうし、こんなひねくれた人間になってなかったことでしょう(笑)
主人公は1人1人、参考にしていただければ幸いです。