The Hunger Games | 土曜の夜ならいいですよ∞本と映画と戯言と(終活日記)

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日々思うこと、昔話、いろいろ綴ります。


この日見た映画は、シリーズ化されているもの。
いきなり2時間半。
The Hunger Games
近未来のある独裁国家。
国民の不満のはけ口として、年に一度12に分かれている地域から若者二人ずつが選ばれ、殺し合いをする。
最後に残った一人が勝者。
地区同士の貧富の差も激しく、主人公の生活する12区は他地区の資本家や権力者に搾取され、人間扱いされていない。衣食住空間すら雲泥の差。
大統領自身もそれらの貧困地区を蔑んでいる。
殺し合いの前には、訓練があり、スポンサーがどの人物に肩入れするかを見定めているが、貧困地区の代表は相手にもされない。
殺し合い前日まで豪華な食事が与えられ、最後の晩餐か?
現代社会の縮図を見ているかのような映画に思える。
途中で、勝者が1人から同地区2人生き残りに変更される。12地区代表の主人公ともう一人が勝者とされる瞬間にまた変更される。これも、政治に振り回される庶民をも感じてしまう。代表といっても、単なる権力者や富裕層の使い捨ての玩具である。
第二弾はどんな展開なのだろう?
また2時間半もあるらしい。