こんばんは


①からの続きです。


時間になり、部屋に入ると
思っていたより広く、
窓からは海が見えました。

キース・ビーハンさんは
背が高く、とても柔らかな笑顔で
迎えてくださいました。

ソファーに座り、通訳の方が
「何か、質問はありますか?」と
聞かれたので

祖母との打ち合わせ通り
「今の私に、必要なアドバイスを
お願いします」と答えました。




(以下から、キースさんと記します)

通訳の方が、キースさんに
英語で話してるのを
ドキドキしながら、みてました。

キースさんは、うなずきながら私を視て
「あなたは、もう何も心配することは
ありません、大丈夫です」と言われました。

私は、嬉しくなって思わず笑いましたが
頭の中では、聴こえることを言おうか
どうしようか、と考えてました。

すると、キースさんは
「あなたは今、とてもいい笑顔ですが
何か違うことを考えていますね」と
すぐ、言われたので

“ このひとは、本物だ ” と思いました。

正直に言ってみよう、と思い
通訳の方に

「私は、聴こえるし、マッサージの仕事を
してるのですが、お客様をさわると
そのひとのことが、わかるんです。
だいたい、合ってるみたいなんですが
本当にわかってるのかを知りたいんです」と
言いました。

通訳の方は、
「あら~、そうなんですね」と言いつつ
キースさんに、伝えてくださいました。

キースさんは、私を視て、少し微笑んで
「確かに、あなたは聴こえているし
身体をさわると、わかってます」と言った後

「もう、疑わないでください。
できていることを疑いだすと、
聴こえることから、離れてしまいます」と
少し厳しい表情で言われました。

言われた瞬間、思わず
「なぜ、この力がついたのかは
わからないのですが
この力をなくさないために、
何をしたらいいですか?」と聞いてました。

キースさんは
「瞑想が効果的です。あなたは日々忙しくしているようですね。それでも瞑想する時間を
作りましょう」と答えてくださいました。

“ 瞑想か~、したことないな~ ” と
ひとりで思ってたら

突然、キースさんに
「あなたには、4月生まれの家族は
いますか?」と聞かれました。


長くなるので、続きます。


読んでくださり、ありがとうございます。


ではまた


ねね