「シャーク・イン・ザ・ダーク」(ネタバレ) | 怒りくまのブログ(仮)

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さっそくですが今回は新作サメ映画を鑑賞!

 

『シャーク・イン・ザ・ダーク』

 

ウェストンとバレンティナの熱々なカップル

バカンスを楽しむため海辺のリゾート地へ!

旅行者を狙う引ったくり犯に襲われたけれど

バレンティンが腕を引っ掻き無事撃退。。。

怖い目にあったけど?最高の夜を楽しむ二人

翌日、クルージングに出た暇な金持ちの一家

胡散臭い船長のゲイブをよそに釣りを楽しみ

大物がかかったか?パパが釣り上げた獲物は

 

(けっこうデカいぞw)

 

が?何故だかサメは体の半分が千切れていて

その原因はすぐ判明!釣ったサメより大きい

デカいサメが現れ一家を襲い次々貪り喰う!

巻き込まれちゃたまらん?ゴムボートに乗り

ゲイブはひとりその場から逃げ出して。。。

その頃、仕事の電話に辟易するバレンティナ

煩わしいスマホはホテルの部屋に置いたまま

ウェストンが予約していたクルーザーで沖へ

 

(二人きりでクルージングへ)

 

実はプロポーズしようと企んでるウェストン

命よりも大切な"指輪"を肌身離さず隠し持ち

目的の地点に到着しダイビングを楽しむ二人

で、ウェストンは海中で指輪を渡そうとして

指輪を入れた袋を取りだした。。。その時!

袋はするりと手をすり抜け海面へ向かい浮上

ウェストンが袋を追って浮上するその一方で

二人の恋路を邪魔するアイツが姿を見せる!

 

(あ~あ、腹空いたな)

 

なんとか二人がクルーザーに戻れたところで

ウェストンはプロポーズする計画だった事と

大切な指輪を失くしたとバレンティナに告白

ま、指輪はなくても愛はある?から問題無し

むしろ問題はクルーザーの周りを泳ぐサメ!

繰り返し船体に体当たりして転覆させ。。。

バレンティナは転覆した拍子に頭を強く打ち

命は助かったけれど?一時的に視界がぼやけ

 

(ほぼ失明状態に!)

 

転覆した船体の上でジッと身を寄せ合う二人

と、ウェストンは浸水した船室に置いてある

スマホの入ったリュックを取ってくると海へ

バレンティナはサメが近づいたら船底を叩き

彼に伝えようとほぼ見えない目で海を見張り

で、リュックを手に浮上するウェストンだが

そのタイミングでサメが襲い掛かってくる!

バレンティナは鉄棒を掴むと無我夢中で突き

 

(オラッ!オラッ!)

 

ウェストンは足を負傷したがサメは撃退でき

手に入れたスマホで沿岸警備隊へ救助を要請

転覆して漂流する船の側に"島"がある以外は

正確な位置が分からないと話すウェストンに

電話を受けた隊員ニコは島に渡れないか提案

ともかく巡回中のマーゴを捜索に向かわせる

その頃、ウェストンの指示でバレンティナは

ぼやけた視界を頼りにロープを手に島へ渡る

 

(サメが来る前に無事上陸!)

 

これで島と転覆した船の間にロープが張られ

バレンティナだけは安全を確保できた。。。

一方、二つある島の片方を捜索するマーゴは

島に流れ着いたゲイブのクルーザーを発見!

それも船内には首をナイフで切られた遺体が

遺体はクルーザーの本来の"所有者"のようで

誰かが殺しクルーザーを奪ったと判明する中

バレンティナの前に現れたのは。。。ゲイブ

 

(彼もこの島に?)

 

自分も遭難し島に流れ着いたと話すゲイブは

本心なのか?「助けたい」と協力を申し出て

バレンティンとゲイブが二人でロープを引き

ウェストンは島に上陸できて船も起き上がり

二人は助けてくれたゲイブに感謝するけれど

沿岸警備隊に通報したと知るとしどろもどろ

満ち潮になると島が沈む!と二人を煽り始め

起き上がった船で帰ろうというゲイブの話に

 

(嘘か誠か。。。なんか怪しい?)

 

すると砂浜に無残な"死体"が打ち上げられる

それはサメに喰われた暇な金持ちのパパだが

ゲイブは一緒に遭難した父親の死体だと説明

気の毒に。。。同情しているウェストンたち

サメの怖さを再確認しゲイブの話に乗る事に

そこでバレンティナは砂浜の死体を餌にして

サメにロープを引かせて船を動かそうと提案

ま、ゲイブには申し訳ないと話す二人に彼は

 

(うん、他人だからねw)

 

よし!やろう!サメを利用する準備をする中

死体と同じように砂浜に打ち上げられている

ウェストンが失くした指輪を見つけたゲイブ

二人に見つからないよう拾いポケットの中へ

で、ロープを繋いだ死体を海へと放り込むと

待ってました?間髪入れずサメが喰いつく!

そのまま沖へと泳ぎ出すサメに引っ張られて

船は計算通り島から離れてゆくけれど。。。

 

(あ。。。)

 

思ってたより早く遠ざかってゆく船に慌てて

ウェストンとゲイブは海へ飛び込み船に乗船

ロープが切れてそれより遠くには行かないが

島に残されたバレンティンが呆然としてると

手にしているスマホにニコからの連絡が入る

上陸した島が判明したからすぐ迎えに行くと

更にはもし見知らぬ男がいたら注意するよう

その男は殺人犯の可能性が高いと警告。。。

 

(もう信じちゃった。。。)

 

電話が切れすぐに日が暮れ周囲は闇に包まれ

船ではウェストンが故障したエンジンを修理

島はゲイブの言葉通り潮が満ちて水位が上昇

バレンティナがしがみつく岩礁も波にのまれ

と、修理が終わり船を動かしたウェストンは

波間に浮かんだバレンティナの元へと急ぐと

海に飛び込んで彼女を救出。。。したけれど

船に戻る前にサメが現れ二人に襲い掛かる!

 

(そんなサメを押えるウェストン!)

 

バレンティナが乗船するまでサメと格闘して

力尽きたウェストンは血の海へと沈み。。。

どうして助けてくれなかった?ゲイブを罵倒

怒りに任せて一発ぶん殴ったバレンティナは

ゲイブの腕に触れ彼が引ったくり犯と気づく

それもニコの電話で殺人犯なのも先刻承知!

掴みかかる彼の腕を昨夜より深く引っ掻いて

ぼやける視界に入った板で顔面を殴ったが?

 

(ん?何かが頬に刺さった?)

 

板に打ちつけた"釘"が飛び出していたようで

板で殴られ釘が頬を貫通し悶絶するゲイブ!

引っ掻き傷と刺し傷から滴ってる血の臭いに

誘き寄せられたサメが船底を突き破って出現

ゲイブをガブリ!で海の中へと引きずり込み

海中が彼の血で真っ赤に染まるそんな一方で

バレンティナは床に指輪の箱を見つけ。。。

ウェストンから贈られた指輪を指へとはめる

 

(彼の想いを胸に。。。)

 

と、彼女は腹をくくってサメと戦うと決意!

サメが船に近づいたところでエンジンをかけ

回りだしたスクリューでダメージを与えると

手負いとなったサメも凶暴さを増して。。。

船底に穴が開いて沈み始めた船の甲板のうえ

先の尖った鉄パイプを掴んだバレンティナは

目が見えない代わりに聞こえる"音"を頼りに

サメが飛び掛かってきたタイミングを狙って

 

(飛び出すサメ!)

 

(そこだ!ズボッ!)

 

いきなり口を刺され怯み動けなくなったサメ

バレンティナはサメの脳天を鉄パイプで突き

息絶えたサメはそのまま海底へと沈み。。。

-ラストシーン-

完全に船が沈没して波間を漂うバレンティナ

そこにニコたちの航空機が到着し彼女を救助

機内でバレンティナの視力が少しづつ戻ると

最初に目にしたのはお守りとして置いてある

 

(マリア像。。。)

 

(え?)

 

あ、ウェストンのプロポーズへの返事なのね

ともかく彼女は無事に帰還しエンドロールへ

 

リゾート地でダイビングを楽しむカップル!

しかしサメが接近!体当たりされて船が転覆

彼氏が負傷しながらも逃げ延びた無人島には

多くの罪を犯した殺人犯が潜んでいて。。。

ただプロポーズしようとしていただけなのに

運の悪いカップルは逃げ場なしの四面楚歌?

酷い目にあうってなんとも微妙な"サメ映画"

 

女性が"盲目"という設定の作品と聞いていて

もっと違う形の展開を期待していたんですよ

岩礁に取り残された女性がサメと戦うだとか

ダイビング中に海底から戻れなくなった末に

サメに襲われ恐ろしい目にあうだとか。。。

もちろんサメと逃亡中の殺人犯の両方が迫る

それも意外性のある展開だと思えるのですが

どちらも何か足りない?怖さが感じられずに

殺人犯は冷酷だったり猟奇的なワケではなく

ただお金が欲しいだけの小悪党なんですよね

サメもガツガツ!喰らいに来るワケでもなく

ま、それがリアルと言えばリアルなのかな?

でもサメ映画としては物足りないんですよね

それもサメはあんまり姿を晒すシーンが無く

終盤の見せ場も夜なので映像が暗く見えない

女性の目が見えない設定もあまり活かされず

人体破壊描写も映るシーンが少なくて。。。

もちろん緊張感の漂う部分もちゃんとあって

B級サメ映画としてはまずまず楽しめますが

アサイラム作品としてはパンチが弱いかな?

無難すぎるためにもったいなさを感じた本作

小粒なB級映画と割り切れば悪くないけれど

あまりオススメはできないのでご注意下さい

サメ映画初心者の方であれば楽しめるかな?

どちらにしても過剰な期待は禁物です(^▽^;)

 

🦈