「ツイスター スーパー・ストーム」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

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気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

今回はゲオ先行リリース作品のコチラを鑑賞

 

【ツイスター スーパー・ストーム】

 

著名な"ストームチェイサー"だった父親ビル

観測のため竜巻に接近!命を落として10年

竜巻研究者だった母親クインは大学を離れて

"普通の人生"を送ろうと日々を過ごしていた

せっかくの才知を無駄にする母親に反発して

亡き父親に憧れる高校生になった息子ウィル

ストームチェーサーとして生きる道を志すが

愛するビルの死を未だ引きずるクインは反対

が、そこに父親の相棒だった叔父のロイから

亡きビルの研究の全てが記された手記が届き

 

(尊敬する父親の研究に感銘を受け)

 

居ても立っても居られずウィルは家を出ると

送り主として記された住所を頼りロイの元へ

今は観光客相手の"竜巻ツアー"を営んでいる

ゼインの元で運転手兼ガイドをしているロイ

遺品として手記を送っただけなのにと困惑!

しかしツアー客を乗せる時間となって。。。

甥が竜巻を見に来たとゼインに紹介したロイ

ウィルと客たちをバンに乗せると竜巻観光へ

竜巻に詳しいウィルをいぶかしむゼインだが

いよいよ竜巻が間近に見える場所へと到着し

 

(夢にまで見た光景に思わず前のめり)

 

(ワクワクが止まらないウィルw)

 

一方、息子が消えて警察に通報したクインは

ゴミ箱の封筒を見てロイの元へ行ったと察し

そこにウィルが行方不明だと知って心配する

ガールフレンドのハーパーが駆けつけ。。。

二人は封筒に書かれたロイの住所へと向かう

そんな事になっていると知る由もないウィル

初めての竜巻発生の瞬間を目の当たりに興奮

しかし竜巻の影響がツアーのバンにまで及び

激しい風雨により揺られデカい雹が叩きつけ

車体は凹みガラスは割れ。。。嵐は過ぎ去り

 

(めっちゃ楽しそうなゼインw)

 

(竜巻の影響だけでこの被害。。。)

 

ウィルたちはゼインの指示で避難所の倉庫へ

と、ここでやっとロイと連絡がとれたクイン

ツアーの行き先がカンザスと聞き合流を急ぐ

そのカンザスを目指すウィルたちのバンだが

スタンドで給油中に買い物をしていたウィル

レジが混雑し無駄に時間がかかっている間に

父親ビルの形見の竜巻追跡装置を乗せたまま

待ってられない?ゼインの命令でバンは出発

ウィルは荒野のスタンドに置き去りにされて

そこに嵐が直撃!奇跡的に生き延びたウィル

 

(取材を受け。。。)

 

(まさかの有名人にw)

 

と、バンをUターンさせて戻ってきたゼイン

ウィルが"ビル・ブロディ"の息子だと知ると

手のひら返し?ツアー会社の宣伝に利用して

ブロディの名前を利用されて激怒したロイは

ガツン!ゼインを殴りウィルとその場を後に

倉庫でウィルは竜巻追跡装置をロイに見せる

それは父親ビルが設計して作り上げた装置に

母親クインが導き出した数値を入力したもの

するとロイはビルが亡き後も手入れを怠らず

いつでも走れる"ビルの愛車"をウィルに紹介

 

(ストームチェイサー専用車両)

 

見せたいものがあるとロイはウィルを乗せて

深夜のハイウェイを走り嵐の中を通り抜ける

そこは一方に眩いほどの満点の星空が広がり

もう一方は無数の稲妻が光る嵐が見える場所

この世のものとは思えない光景を眺めながら

将来、恋人、ビルの事などを語り合い。。。

一方、クインはハーパーとひと休みしながら

いつの間にか危機に対する感覚が鈍ってた事

ビルが亡くなった時に感じた後悔を口にして

危険と知りながら人々のための仕事だと語り

 

(そこはブレないのねw)

 

その頃、モーテルでゼインと再会したウィル

父親ビルのまた違う一面を教えられて。。。

誰もやらなかった事に挑戦する尊敬できる男

しかし時には一線を超えるほど無謀な行動も

そのうえ金銭的にひっ迫することもしばしば

ビルは優秀だが高卒で研究者でもないために

大学は地位を低く見て支援すらも拒まれたと

現場に出て危険を冒しながらもデータを収集

高い功績を大学側にも認めさせて資金を得る

その両立ができるかウィルに問われたゼイン

 

(そう言われたらやるしかない?)

 

親父さんはどんな時も自分を見失わなかった

ゼインもビルに対しては敬意を抱いていた?

ここでいよいよ竜巻発生の予兆が観測されて

次々とストームチェイサーたちが動き出すが

ロイはクイン到着まで動くなとウィルを制止

と、ロイが何やら"仕事の話"をしている間に

待ってられないウィルはゼインの元へと行き

嵐を追う彼のバンに乗せてほしいと直談判!

そんなウィルと行き違いで到着したクインは

息子の姿が見えないとロイに詰め寄り。。。

 

(母ちゃん怖すぎw)

 

クイン、ハーパー、ロイはビルの愛車で嵐へ

その一方で客を喜ばせようと必死なゼインは

危険を承知で嵐にギリギリまでバンで接近!

最高の瞬間が撮れると暴風の中で客を降ろし

「怖がるな!まだ死人は出てない!」

そう言うとウィルに装置で竜巻を観測させる

と、観測のためヘッドホンを装着したウィル

周囲の音を遮断したまま観測に夢中になって

ゼインの警告も耳に入らず嵐の方へと進む!

異変に気がついた時には。。。時既に遅し?

 

(真上に嵐が!)

 

追跡装置を落としながら転がるように逃げて

ゼインと客たちが待つバンに乗ったウィルは

無線機で必死に現在位置をロイに告げ。。。

ここでゼインがバンのアクセルを踏み込むが

地面のぬかるみにタイヤがハマり立ち往生!

するとゼインはオレがバンを後ろから押すと

ウィルにハンドルを託して荒れる外へと出る

風雨が叩きつける中ぬかるみに浸かりながら

命がけでゼインがバンを押し続けたその時!

バンはぬかるみを脱出!しかしゼインの方は

 

(うあぁぁぁぁ!)

 

(ゼイン!)

 

猛烈な嵐に巻き込まれゼインは吹き飛ばされ

その死を無駄にできない?アクセルを全開!

目の前の嵐から発生した巨大な竜巻が迫る中

なんとかクインたちの車両と合流したウィル

付近の町に移動し避難所の学校の前に着くが

父親の手記がバンのシートの下へと落ちる!

必死に腕を伸ばし拾おうとするとするウィル

すると次は父親の形見の腕時計が引っかかり

ロイが手記と腕時計を諦めさせウィルを救出

ところがロイが降りる前にバンが横転。。。

 

(ロイが。。。)

 

そこにロイを心配しハーパーも駆けつけるが

横転したバンからロイが降りてきて一安心?

しかし巨大な竜巻の脅威はすぐ目の前に迫り

ここで四人は学校のプールに飛び込み。。。

水の中なら安全なのか?頭上を竜巻が通過し

-ラストシーン-

翌日、嵐が過ぎ去って後片付けが始まる中で

追跡装置は失くし手記はずぶ濡れになったが

愛する者や家族との絆をウィルは手に入れて

めでたし、めでたし。。。で、エンドロール

 

(あ、腕時計は無事でしたw)

 

亡き父親に憧れ同じ道を歩もうとする主人公

そんな息子を心配して道を阻もうとする母親

気持ちがすれ違う中で家を飛び出した主人公

父の背を追うように嵐の中に身を投じ。。。

うん、いいです、すごく良いお話しでしたよ

父と同じ道を志す主人公が様々な人と出会い

そこで父を知って多くを学んで成長してゆく

基本的に登場人物たちはみんなが善人ばかり

悪党かと思ってたゼインも根はいいヤツだし

最後も父の手記や形見の時計と決別する事で

主人公が成長した事を隠喩してるよう。。。

 

ってか、そういうんじゃないのです(^▽^;)

もっとド派手なデカい竜巻の脅威を見せつけ

大都市が丸ごと吹っ飛ぶような見せ場だとか

人がゴミのように舞い上がる映像を披露する

B級なディザスタームービーを期待したのに

竜巻や嵐の迫力ある映像は確かにあるけれど

何かを破壊するような描写はかなり控えめで

ま、それがリアルといえばリアルなのかな?

あくまでもストームチェイサーという職業と

それを通して主人公の成長を描くのがメイン

家族や愛する者たちとの絆を表現するのが先

ド派手なカタストロフィは二の次?三の次?

それでも終盤には巨大な竜巻の脅威も見れる

期待する方向性を間違えてた私が悪いだけで

ドラマ重視の映画として悪くない良作でした

これからこの作品をご覧になろうとする方は

期待する方向性を間違わないようご注意を!