「フロム・ディープ・ウォーター」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

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気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

さっそくですが今回はアマプラのレンタルで

新しくラインナップされたサメ映画を鑑賞!

 

【フロム・ディープ・ウォーター】

 

ダイビングにでかけた海で自らも重症を負い

姉のペイトン、元カレのセスをサメに殺され

トラウマを抱え不眠と悪夢に悩まされるリズ

眠れないのに悪夢ってなに?とか思うけど?

薬に頼らず瞑想で克服しようとするも迷走し

恋人の女性ロベルタに支えられ日々を送るが

家の中にサメが出現する幻覚まで見はじめて

ひどく怯えるリズを励まそうとするロベルタ

サメを追い払うにはエッチするのが一番だと

 

(え?そうなの?)

 

(初めて聞いたぜ。。。)

 

ま、昨今のサメは家の中にだって出没するし

このサメが幻覚じゃない可能性はあるけど?

ともかくロベルタのおかげでリズは落ち着き

その後もカウンセラーのアドバイスを参考に

瞑想を続けるも不眠はリズの身も心も蝕んで

家の前をブロアーで掃除する音にもイライラ

作業員を怒鳴るリズの怒りに呼応したのか?

水溜まりからサメが飛び出し作業員を噛む!

 

(ヒャッハー!喰いちぎるぜ!)

 

(ギャ~~~~!)

 

「やっぱ幻覚じゃなくマジでサメが出た?」

とか驚いたけど。。。もちろんリズの幻覚で

で、いくら不眠でイライラしてるとはいえど

無関係の人を怒鳴るなんてとリズは自己嫌悪

またやらかしたとロベルタに泣きついて反省

それでもサメの幻覚はその後も続いて。。。

思い悩むリズの前に「お困りのようね」とか

ちょっと軽いノリで現れたのは姉ペイトン!

 

(顔色悪いぞ?肉を喰え!肉をw)

 

(最初からイカれてるけどねw)

 

「OK、大丈夫、これも幻覚幻覚幻覚。。。」

とか必死に自分に言い聞かせてるリズだけど

サメの幻覚とは違ってこっちはかなりリアル

ま、ビビりながらもちょっと興味津々なリズ

死人と話す機会なんてそうある事じゃない?

「死ぬってどう?」といきなり核心を突いて

それにペイトン「一言でいえば最悪」と答え

とはいえ死ぬのも悪い事だけではないようで

 

(おお!それは便利。。。かな?)

 

そんなコントのようなやり取りはここまで!

不眠と悪夢と幻覚に悩んで三重苦の妹リズに

ペイトンは改善する方法があると切り出して

「ロベルタが元凶だから別れた方がいいわ」

って。。。はぁ?何がどうしたらそうなる?

困惑するリズを更に惑わすようにペイトンは

自分とセスが浮気してた事を気づいたリズが

サメに襲われた時に助けなかったと責め立て

 

(今更それを言う?)

 

そんなワケない!とリズが口にした次の瞬間

目の前にいたはずのペイトンが消えて。。。

やっぱサメと同じ幻覚だったんじゃねぇの?

で、訪ねてきたロベルタとワインを飲むリズ

サメに襲われた時の恐怖、姉と元カレの浮気

助けを求める姉を目にした時に感じた"迷い"

ロベルタに本音を語り気が楽になったリズが

寝る前にちょっと?洗面所へ行くとそこには

 

(セス。。。お前もかよ)

 

どの面下げて?姉と浮気した元カレを前にし

もう幻覚とか現実とか幽霊とかゾンビとか?

関係なしで追い払ったリズはロベルタの元へ

翌朝、ロベルタは先に出かけたか?姿は無く

代わりにっちゃなんだけど?ペイトンが現れ

またしつこくロベルタと別れるように説得!

ロベルタがリズを"引き留めている"とか語り

は?意味わからん?いぶかしんでいるリズに

 

(え?なんで?)

 

言いたいこと言ったところでペイトンは消え

その話をカウンセラーにするも答えは曖昧で

ただ、サメの件から水を怖がっているリズに

「プールに挑戦してみては?」とアドバイス

しかしロベルタの支えがあっても水は無理?

諦めかけるリズをロベルタは優しくフォロー

そんな一方でサメの終わらない悪夢は続いて

夢枕にはペイトンとセスがふたり揃って出現

 

(まだ言うか?しつこいな)

 

するとペイトンとセスは"別れる"どころか?

ロベルタを"排除"しろと過激な事を言い出し

そこでリズは妥協?排除は無理だが別れると

ちょっとだけ時間が欲しいと二人を説得して

で、泣く泣くロベルタに別れを告げたけど?

ロベルタの方としては納得できるはずはなく

とはいえ半ば強引に彼女を追い出して。。。

よし!と現れたペイトンは映画でも観ようと

 

(空気読めよw)

 

ま、サメ映画じゃなくても同じだと思うけど

気分じゃないとペイトンを追い払ったリズが

悲しんでいるところにロベルタが戻ってくる

それを迎え入れて「やっぱ好き」と抱くリズ

で、そのまま二人が眠りについて。。。深夜

やっぱり眠れないリズが起きて廊下に出ると

そこには幻覚?フワフワ泳いでるサメがいて

いつもと違い襲ってくるような素振りもなく

 

(。。。オレも知りたい)

 

サメに誘われるようにリズはキッチンへ行き

と、そこにペイトンとセスが待ち構えていて

もうロベルタを殺るしかないとリズに伝える

ここで浮気の事を二人に問い詰めるリズだが

のらりくらりな返答にため息ついて諦めた?

包丁を手にしてロベルタが眠る寝室へ戻ると

ペイトンとセスが見守るなかロベルタ。。。

じゃなくて?見守るペイトンとセスを刺す!

 

(ま、既に死んでるけどねw)

 

ここで目が覚めたロベルタが目にした光景は

誰もいない空間に包丁を何度も振るリズの姿

ロベルタはリズを抱きしめそれを制止。。。

リズは何をしたか何を二人に言われたか告白

話しを信じるロベルタと結ばれ愛しあい熟睡

翌朝、ふっきれたリズはプールに入り泳ぐと

カウンセラーにも克服できたことを報告する

それからは悪夢も幻覚もみないようになって

 

(めでたし、めでたし?)

 

ペイトンたちと決別したから解放されたのか

成仏できない二人はどこへ?と気になるけど

「ロベルタとカリブ海でバカンスに行くの」

とか話してるリズにカウンセラーもご満悦で

が、職場復帰の話になると何かがおかしい?

リズは働いた記憶や過去の記憶が曖昧に感じ

ともかく自宅に戻り一休みしているとそこに

注文してないピザが届き玄関ドアを開けると

 

(あ。。。ペイトン?)

 

(これで終わりじゃないからな!)

 

(オレもいるぞ!ガブ!)

 

このままハッピーエンドになんてさせない?

リズがサメに丸のみにされ。。。画面は暗転

 

-ラストシーン-

何がなんだか?治療室で息絶えたリズの前で

「最善は尽くした」と話す二人の看護師の姿

それはカウンセラーとロベルタにそっくり!

実はペイトン、セスはサメに殺されたけれど

重傷を負うも瀕死のリズは病院へと搬送され

ずっと生死の狭間を彷徨っていたよう。。。

つまりサメの悪夢も不眠に悩み苦しむ様子も

ここまでは丸っと死にかけのリズが見てた夢

 

(こちらが現実。。。)

 

夢の中に登場したカウンセラーやロベルタは

必死の蘇生を続けてる看護師たちの声や思い

悪夢や幻覚として夢の中で姿を見せたサメは

リズやペイトンたちを襲ったサメへの恐怖心

ペイトンとセスは。。。よく分かんないけど

最後は残念ながら蘇生は失敗?ゴクロウサン

まさかのバッドエンドで。。。エンドロール

 

自分も負傷したが姉と元カレがサメに喰われ

そのトラウマで不眠と悪夢に襲われるリズが

愛する恋人やカウンセラーに励まされながら

絶望を克服しようと。。。する話はともかく

てっきり"サメ映画"だと思って鑑賞したのに

サメはオマケ程度でほとんど活躍などはなく

それも序盤こそ見せ場はいくつかあったけど

終盤になればなるほど存在感は薄れて。。。

ゾンビみたいな姉と元カレにお株を奪われる

なんとも寂しすぎる扱いなんですよ(^▽^;)

 

ま、そもそも思っていたのと全く違う作品で

全編を通して何か不穏な空気がずっと漂って

姉たちのセリフから変な違和感を感じたりと

「サメはともかくなんか変だぞ?」

とか引っ張って引っ張って。。。あのラスト

それについては賛否ありそうな気もしますが

見せ方や演出は残念なところが目につくけど

B級ミステリーとしてはまずまずのような?

意外と最後までしっかり鑑賞できたんですよ

そうなるとますますサメの立場が消えてゆく

 

映画として暇つぶし程度には楽しめましたが

人にはあまりオススメできないこちらの作品

サメ映画好きの方々には必須科目だとしても

他の方は手は出さない方が賢明な気がします

それでも!という方はあまり期待せずぜひ!

 

🦈