今回はこの韓国のゾンビ映画を鑑賞しました
【江南ゾンビ】
オフィスビルでゾンビの群れに追われる男女
ヒョンソク、ミンジョンが追い詰められて
ジタバタしているオープニングで始まる本作
ま、後にこのシーンに繋がるのは想定内？
頭の片隅にでも覚えておきながら観ていると
（今回の主役のお二人ね）
少し時間を遡り。。。コソ泥のワン・イは
相棒と中国から届いた港のコンテナに侵入！
無造作に箱に詰まった高級時計を盗むけど
珍入者？コンテナに潜んでいた猫に噛まれて
体調が急変！悪化！相棒に喰いついた挙句
川に転げ落ちて江南まで流れ流れて流れ着き
フラフラと肉屋で盗んだ生肉を貪り喰らい
（あらら。。。既に半分ゾンビ？）
街の人々が騒然とする中で警察が駆けつけ
声をかけられたワン・イは逃げ出してしまい
一方、元テコンドー代表選手のヒョンソク
惚れてる同僚のミンジョンに猛烈アピール！
強引なヒョンソクに呆れ顔のミョンジョン
冷たくあしらうが。。。まんざらでもない？
朝っぱらからイチャイチャしながら出勤し
（自分で言う？）
（ちょっとだけ？）
二人が務める動画制作会社のお気楽な社長
頼りないにもほどがある？先輩社員のデヨン
礼儀のなっていないヒョンソクたちを嫌う
会社が入るビルの女性オーナーのスンジャと
なんだかラブコメみたいな布陣が揃う中で
滞納する賃料を収めるため企画会議を開くが
そもそも給料も未払いの状況が続いていて
（社長なにしてんだよｗ）
（役立たずな先輩ｗ）
（嫌味なオーナーｗ）
で、ホントにゾンビ映画なのか不安になる中
ワン・イがオフィスビルに侵入してしまう
あっちでガブガブ！こっちでガブガブ！噛み
噛まれた連中もゾンビになって増えに増え
その状況を目にしたスンジャは世間体を考え
ビルの価値を守るためビルの閉鎖を命じる
が、それは自分の首を絞める行為なワケで？
（自分が施錠させたビルで逃げ惑う）
で、ゾンビたちから逃げたスンジャと警備員
ヒョンソクたちのオフィスへと逃げ込むと
「怪物をなんとかしたら賃料はいらないわ」
なんてムチャクチャな提案をするけれど？
即断！即決！提案を請け負うと社長が了承！
行き掛けの駄賃？ゾンビを撮って一儲けと
完全に金に目が眩んで社員たちを強引に説得
（いや、そういう問題じゃないｗ）
ま、敵を知るには実際に見るのが一番早い？
ゾンビに噛まれた警備員をオフィスに残し
ヒョンソクたち他の全員で撮影に向かうけど
その惨状と狂暴なゾンビの群れにドン引き
ビルの評判を気にして通報させないスンジャ
金に目が眩んで動画の撮影を優先する社長
揉めてるところに現れたのは。。。ワン・イ
（牙が生えてるしｗ）
ヒョンソクがテコンドーの技で蹴散らすが
ワン・イは隙を突いてデヨンに喰らいつく！
泣く泣くヒョンソクたちはオフィスへ戻り
デヨンの死を悔やむヒョンソク、ミンジョン
やっぱり警察に通報すべきでは？となるが
まだ世間体を気にするスンジャはそれを拒み
と、静かだった警備員がいきなり動き出し
（油断してたスンジャにガブリ！）
次に警備員はヒョンソクを狙い襲い掛かる
ブレイクダンスが趣味だった警備員だけあり
華麗な動きでヒョンソクの蹴りを避け続け
そこでヒョンソクは社長のバットを掴み反撃
一方で先に部屋を出たミンジョンと社長に
ゾンビと化したデヨンが全速力で襲い掛かる
ミンジョンを盾にした社長だがそれも無駄
（はい、おしまいですｗ）
スンジャも社長もみんなゾンビと化す一方で
ラジカセの音でゾンビたちを誘導した隙に
ヒョンソクとミンジョンはビル管理事務所へ
無数のゾンビがラジカセに群がり作戦成功
あとは一気に事務所まで駆け抜けるはずが？
二人の前に立ち塞がったのは社長とデヨン
それぞれに襲い掛かって分断されて大ピンチ
（ヒョンソクを襲うデヨン）
（ミンジョンに迫る社長！）
なんか社長の方は下心が見えてるけれど？
と、ここでミンジョンはヒョンソクに習った
護身術で社長の腕を捻り揚げ投げ飛ばすと
バットでガツン！と殴って逆転ホームラン！
ヒョンソクを襲うデヨンのドタマも殴って
そのまま事務所へ駆けこんだ二人だけれども
追いかけてきたワン・イに襲われてしまい
（二人がかりで反撃！）
ヒョンソクのキックとミンジョンのバットで
なんとか狂暴なワン・イを気絶さたけれど
事務所の電話は何故か不通で通報はできない
そこで正面玄関へと向かう事にした二人は
追いすがる無数のゾンビを蹴散らし全力疾走
そして冒頭の"あのシーン"にここで繋がり
逃げる二人は追い詰められてしまい四面楚歌
（はい！繋がりましたｗ）
と、自動車会社が玄関ホールに陳列している
車両が置いてあるのに気づいたヒョンソク
ミンジョンをその中に隠れるようにと促して
自分は外で襲い掛かるゾンビ相手に無双！
とはいえ多勢に無勢？すぐに押さえつけられ
もうこれまでか。。。と、思ったその時！
車を出たミンジョンが消火器を手にして現れ
（汚物は消毒だ～ｗ）
（って、ちょっと蒔きすぎｗ）
ゾンビたちが蜘蛛の子を散らすよう逃走し
その隙に逃げ出したヒョンソクとミンジョン
地下駐車場へと逃げたが？何度目の正直？
またまたワン・イが現れて二人に襲い掛かり
しつこい！なんて二人が反撃するけれども
何があったかパワーアップしているワン・イ
蹴りもバットもダメージを与えられない？
（振り下ろしたバットを掴む！）
それでも諦めずに攻撃を続けるヒョンソク！
ミンジョンもバットで殴り彼をサポートし
最後はミンジョンがタックルでダウンさせて
ヒョンソクがバットで頭を殴打殴打。。。
やっとなんとかワン・イを気絶させたけれど
激しいバトルの隙に忍び寄ったスンジャが
油断しているヒョンソクの足に喰らいつく！
（んが！）
ミンジョンがバットで殴り引き剥したけど
ま、噛まれた事には変わりないワケで。。。
自分がどうなるか理解しているヒョンソク
もちろんミンジョンもそれは分っているため
互いに抱き合い悲しんでいた。。。けれど
噛まれたはずなのに何だか様子がおかしい？
ふと気絶してるスンジャの方を見てみると
（ウソ。。。入れ歯？）
（なんとなく気まずいヒョンソク）
（言葉も無いミンジョン）
入れ歯だから噛まれて大丈夫だったって事？
ま、大丈夫とは限らないとは思うんだけど
地下駐車場のシャッターを開け外へ出る二人
-ラストシーン-
地下駐車場で倒れてたワン・イが起きあがり
一声叫ぶと。。。地下駐車場から外へ出る
彼の叫びに呼応したゾンビたちも動き出して
朝もやで霞んでいる江南の街並みのように
観ている私の気持ちもモヤッと霞んで。。。
本当の戦いはここから？で、エンドロール
（ゆっくりビルを出るワン・イ）
オフィスビルに迷い込んだゾンビが大暴れ！
噛まれた者たちは次々ゾンビと化してゆき
ネズミ算的に増えたゾンビがビルに溢れる！
閉ざされた空間でのゾンビたちとの攻防は
独特の緊張感が漂いハラハラさせられるうえ
クスッと笑える人間ドラマも盛り込まれて
舞台を限られた空間に絞って描いてるためか
無駄なシーンもなくコンパクトにまとまり
約80分と短い作品なのに見応えはバッチリ！
思ってたよりも面白い作品。。。でしたが
いかんせん？人体破壊描写なんかは控えめで
蹴りやバットは直撃せずに寸止めと分るし
臓物を貪り喰う映像なんかも無いんですよね
なのでホラー上級者には物足りないかも？
ただ、韓国映画は好きでもゾンビが苦手な方
グロいホラーはダメって方にはピッタリで
きっと楽しめるんじゃないかと思いますよ！
お勧め！ではないですが気になる方はぜひ
