さっそくですが今回はこのチリ映画を鑑賞
【エンブリオン】
チリ南部にあるスノーデビル・マウンテン
そこは未確認飛行物体の目撃報告が多発
"異星人による拉致"の噂も絶えない地域で
麓の町に住む住民は戦々恐々としていた
なんてワクワクするテロップで始まる本作
そんな山でキャンプするケビンとイブリン
ご多分に漏れず？イブリンが拉致されて
翌日、ヌルヌルまみれの姿で発見される！
しかし命は無事だがお腹に"何か"が宿り
抑えきれぬ血肉を求める衝動が彼女を襲い
診察する医師を殺して血をすすり。。。
（んま！人間美味しいｗ）
（コントロールできない衝動に困惑！）
そんな様子を目の当たりにしたケビンは
ひとまずイブリンを連れその場から逃走！
ここで12年前に撮影された映像が始まり
スノーデビル・マウンテンの山小屋を使い
映画を撮ってると女優さんが突如豹変！
特に映らないけどスタッフを殺したようで
血まみれの彼女を共演俳優が映している
「私は何を見せられているんだ？(-_-;)」
なんて映像がしばし流れ本編に話が戻り
イブリンを乗せ車を走らせていたケビン
給油のためスタンドに立ち寄ったけれども
たむろする男たちにムラムラしてきた？
いや、むしろお腹が空いてきたイブリンは
ケビンの目を盗んで男を誘うとトイレへ
（ヤバ！美味しくて止まらんｗ）
（制御不能の食欲に戸惑い）
そんな臓物丸出しの現場を目撃したケビン
ゲロ吐きながらもイブリンを連れ逃走！
ここでまたいきなり記録映像が始まります
彼氏と世界各国を旅行する女性カルラが
ロンドンに滞在して街を巡り観光を満喫！
特に意味はないけどその様子を垂れ流し
そろそろ飽きたか？次はチリ南部へと移動
「ロンドンのシーンって必要あるの？」
なんて細かいことは気にすんな！Σ(ﾟДﾟ)
スノーデビル・マウンテンでキャンプ中に
カルラは忽然と姿を消し。。。行方不明
発見された彼女はしばらくして妊娠し出産
が、生まれた娘ラファエラが5歳のある日
不気味な"触手"が一家の住む家に這い寄る
（ああ！窓に！窓に！）
「あの子を連れて行かないで！」
そうカルラが叫び。。。再び場面は本編へ
車が故障しヒッチハイクしたケビンたち
さすがに疲れた？ケビンが仮眠してる間に
運転手の女性を誘惑し始めるイブリン！
のべつ幕無し？食えれば男女は関係なし？
車を停め女性とイブリンは森へと消えて
目が覚め探しに向かったケビンが見たのは
（うは！女も美味しいかもｗ）
立ち尽くすケビンに気づいたイブリンは
「私たちに構わないで！」と森の奥へ逃げ
仕方なく警察に通報したケビンだけれど
先に現れたのはスタンドで死んだ男の仲間
男たちはケビンに案内させ森へと入ると
廃屋となった洋館でイブリンを見つける！
「ぶっ殺す！」とかいきがる男たちだが
無表情なイブリンの背後の暗闇に"何か"が
（肩を掴むのは何者？）
周囲が暗闇に包まれ男たちの悲鳴が響き
ま、画面が真っ暗でぜんぜん見えないけど
とにかく男たちは"何か"に襲われてる？
無力なケビンはひとり泣きながら座り込み
そこに警官が到着！女はどこだと問うと
「私はここよ」暗がりからイブリンが現れ
-ラストシーン-
TVから流れる陰惨な殺人事件のニュース
容疑者ケビンとイブリンは行方不明と告げ
多くの犠牲者が出たとの話をする一方で
ケビンの通報を受け駆けつけたあの警官は
女優だった妹が撮影中に失踪した事件と
ラファエラ失踪事件を担当していたと語る
「そこに繋がる伏線だったの？(ﾟДﾟ;)」
なんて開いた口が塞がらない私をよそに
警官が目撃し描いた宇宙人の絵が紹介され
（めっちゃ上手ｗ）
警官は失踪事件の裏に宇宙人が関与してる
そう考えて捜査を担当していたって事？
いろいろ分からないことばかりだけれども
エンドロールへ
UFO多発地帯の山で一時的に失踪した女性
何かされた？何か孕んだ？お腹に宿して
その意思に従い空腹を満たすため人を喰う
心配する彼氏は彼女と行動を共に。。。
って、この手の作品でよく見かける話しに
過去に起きた事件の映像を交え描く本作
ま、大筋の部分としては悪くなかったです
抑えきれない食人欲求に翻弄されながら
人を殺して喰っては逃亡する逃避行だとか
変に捻らずそのまま描けば間違いない？
面白くなりそうなプロットですよね(^^♪
ただ、そこに過去の映像が挿入されると
なんだか支離滅裂？おかしなことになって
時間軸も全てがズレて話の流れが止まり
それも特に意味のないシーンばかりが多く
主観映像は暗いしブレるしほぼ見えない
むしろ本編の邪魔しかしてないんですよね
それも一応？伏線とはなっているけれど
繋がるのが登場シーンの少ない脇役の警官
「だったらいらないんじゃね？」
なんてつい思ってしまいますよね(￣▽￣;)
肝心の宇宙人が触手と指先？以外映らず
そっちの方は不完全燃焼ではありましたが
とはいえ、残酷な描写はクオリティが高く
下手に血糊を多用しない演出もあってか
画面に映る映像はやけにリアルでグロくて
引き裂かれた肉やはみ出した臓物なども
しっかり造形が見えてなかなかの見栄え！
実際の臓物とは微妙に違う見た目ですが
残酷で痛々しければ問題無し。。。かな？
テーマやプロットはめちゃくちゃ良くて
本筋や映像に関しては文句なしなチリ映画
残念な部分が多く惜しい仕上がりですが
気になった方はアマプラなど配信でぜひ！
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