今回はLeminoのオススメに表示され
気になったこの作品を鑑賞しました
【マーメイド NYMPH】
モンテネグロを観光しているカップル
夜になり港でチュッチュしていると
彼氏が海から聞こえる歌に魅かれて？
海に飛び込んでブクブクブク。。。
慌てた彼女は「help me！」だなんて
オッ〇イ丸出しのまま助けを呼ぶと
覗いていたのか？悲鳴に気づいたか？
漁師さんみたいなのがズルズル現れ
白い首筋に手にした錨を振り下ろす！
なんて王道なシーンから始まる本作
（オッ〇イは絶妙に隠しますｗ）
そんな港町の観光にやって来たのは
ケリーとルーシーの仲良し美女二人組
現地に住む友人のアレックスと合流
彼の婚約者ヤスミンを紹介してもらい
ヤスミンの友人ボブも仲間入りして
飲んで踊って観光してと盛り上がるが
観てるコッチとしては盛り上がらず
そんなシラケた空気にもよおしたか？
酔っ払いが港でオシッコしていると
近づいてきたのは。。。またあの漁師
（こんなところでしてるからｗ）
「ギャー！」と悲鳴は響き渡る一方で
ケリーたち五人はバーで盛り上がり
沖の"マムラ島"を観光する話となるが
五人の側で飲んでいた漁師のジジイ
島は強制収容所だったとか危険だとか
"スキュラの伝説"があると怖がらせ
やけに引き留める態度が逆に怪しい？
あの殺人鬼も漁師の姿をしてたけど
ほぼ間違いなくこのジジイなんじゃ？
なんて想像しながら先を観ていると
（血を呼ぶのはアンタじゃないの？）
ま、止められたからって行かなくちゃ
話にならないし？映画にもならない
噂のマムラ島にボートで上陸した五人
まずは意味はないけど桟橋で泳いで
サービスショット？ビキニ姿を披露！
強制収容所跡の廃墟を観光して回り
と、五人に気がつかず姿を見せたのは
あれ？ジジイじゃなくて別の男だぞ？
バケツを抱え廃墟の中庭にある井戸へ
井戸にバケツの中身をぶちまけるが
（中身は。。。人体？）
ジジイの冤罪は晴れるも殺人鬼は存在
しかも死体を井戸に捨てているんだ
なんて決めつけた五人は通報するため
証拠を押さえようと井戸の中を撮影
が、そこには何故か生きた女性の姿が
いったい殺人鬼は何をしてるんだ？
謎が謎を呼ぶ一方で殺人鬼が気がつき
五人のボートをぶち壊して追跡開始
と、ルーシー、ヤスミン、ボブたちは
他の二人とはぐれて殺人鬼の部屋へ
（そこには凶器の錨を磨く殺人鬼が）
冒頭のオッ〇イや酔っ払いを殺した
連続殺人鬼なのがこれで確定する一方
別行動するケリーとアレックスだが
アレックスは謎の歌声におかしくなり
ケリーを追い払い閉ざされた部屋へ
で、他の三人を見つけ合流したケリー
みんなでアレックスを迎えに。。。
なんて騒々しいから殺人鬼に見つかり
ヤスミンが錨で釣られて連れ去られ
バスタブで三枚におろされ捌かれる！
（首と一緒に脊髄も引き抜き）
アレックスと井戸の女性を救出して
早く逃げなきゃ自分たちの命も危い？
拾った手斧で武装した。。。けれど
また響いた歌声にボブも惑わされるが
ルーシーがビンタ一撃！闘魂注入！
我に返ったボブが先導して井戸の底へ
そこには人骨やアレックスの死体が
ここに何が潜み棲んでいるのか。。。
と、部屋の奥の方は床が無いようで
その切れ目からヌッと姿を現したのは
（え？ウソ？人魚？）
（。。。めっちゃ美人さんだ）
（ホント？私って綺麗？）
どうやら井戸は海に繋がっている？
と、その時！殺人鬼が乱入してくるが
ボブが振るった斧の一撃にダウン！
しかしその間にルーシーが海に落ちて
人魚に貪り喰われてゴクロウサン？
その隙に逃げたケリーとボブだけれど
瀕死の殺人鬼が執拗に後を追いかけ
追い詰められて万事休す！と、そこに
あのジジイが駆けつけ二人を救出し
彼のボートでマムラ島から遂に脱出！
（疑ってゴメンよ。。。）
ジジイはあの島が秘めた秘密を語る
島にはセイレーン（人魚）伝説があり
"セイレーンの島"と呼ばれてるとか
スキュラの伝説はどこに行った(-_-;)
なんて細かい事はあえてスルーして
かつて軍人だったジジイや殺人鬼らは
島と本土を結ぶトンネルを掘り進め
海底を掘る途中で伝説の人魚と遭遇！
男たちは惑わされて人魚の餌となり
生還できたのはジジイだけと思ったが
あの殺人鬼だけは人魚に気に入られ
餌を集めるしもべとして生かされたと
で、ジジイは元同僚の殺人鬼と人魚
両方と決着をつけるようとしてた矢先
ケリーたちが島に渡ってしまったと
すると話が終わるのを待ってたのか？
タイミングよく人魚がボートを襲う
（ねぇ、話が長いんだけど）
とはいえ港の岸壁まではあとわずか
慌てながらもさすがジジイは元軍人？
銛撃ち銃を人魚の背中に命中させる
そんな隙にケリーを岸壁まで泳がせて
ボートを係留させようとするけれど
人魚も反撃！ボブは海中深く沈められ
ジジイも捕まるがケリーが銛で刺し
岸壁まで逃げた二人を追ってきた人魚
ケリーに跨るとヒレで往復ビンタ！
とはいえ陸に上がったカッパ状態では
（やだもう！限界！）
最後の抵抗を見せる人魚だけれども
惑わされたジジイにケリーがビンタ！
ジジイは我に返り銛でとどめを刺し
と、そこに現れたのはあの殺人鬼の男
倒れた人魚を抱きしめると涙を流し
人魚が死んで我に返った？のではなく
どうやら本当に愛し合っていたよう
って、ちょっと感動的にも見えるけど
人魚のため素面で人を殺していた？
それ普通の殺人鬼じゃねぇの(^▽^;)
（どうすんだよこの空気。。。）
すると島の方から響き渡る無数の歌声
「君の姉妹たちが来た」
殺人鬼は愛する人魚の亡骸にそう囁き
その表情はどこか嬉しそうでもあり
島から本土に向かい泳ぐ無数の魚影が
人魚たちが復讐に来たと理解すると
我々は間違いなく死ぬと呟いたジジイ
「だが人魚の奴隷になるのは御免だ」
死ぬ前に怪物どもを全て殺すと宣言！
（うは！カッコいい！）
ジジイは殺人鬼が落とした錨を拾い
「まずはお前からだ！」なんて叫ぶと
人魚に屈した殺人鬼を殺し宣戦布告！
人類と人魚の戦いはここから始まる
で、エンドロールへ
モンテネグロが舞台ではありますが
"セルビア映画"ということだったので
ユーロ系独特の陰鬱な空気感が漂う
人間の愛憎が渦巻く静かで薄気味悪い
暗い人魚映画かと思って鑑賞したら
それがまさかの？嬉しい勘違い(ﾟДﾟ;)
愛する人魚のため殺戮を繰り返す男
美声と美しい姿で人間を誘惑する人魚
両方を殺して始末するタイミングを
虎視眈々と狙っている最強のジジイ！
そして何も知らずにホイホイ上陸し
無駄にあがいて殺されるバカな若者と
ある意味？全てが揃っていて驚愕！
中盤まではバカがはしゃぐ映像が続き
正直になところ辟易してきましたが
それでもセクシーなお色気要素もあり
観る人を飽きさせない工夫はされて
そしてバカが島に渡ってからが本番！
遂に姿を晒す人魚の美しさと醜悪さ
獲物を追い詰める殺人鬼の狂気と恐怖
内輪もめ以外には何もできないバカ
それぞれが個性を発揮し話を盛り上げ
最後は殺人鬼とジジイの正体が判明
一気にクライマックスへとなだれ込み
戦いが続く様相を呈して終わるとか
本当にユーロ系？と思ってしまうほど
清々しいB級ホラー映画なんですよ
もちろん残酷描写も容赦なく描かれて
マネキンみたいな手首がゴロンとか
作り物感漂う白骨死体が転がってたり
やっぱりB級と言えば。。。ですよね
ただ、一部でしたがリアルでグロい
人体破壊描写などもあったりするため
苦手な方は気をつけてほしいですね
他にもテンポが悪いとか間が悪いとか
同じようなシーンが何度か続くとか
残念な部分も数多くあったりすますが
それも含めてツッコミどころとして
許容範囲？楽しめれば問題無しかな？
ジャケの雰囲気だけで想像をしたら
期待？予想？を裏切っちゃうこの作品
"B級映画"と割り切って観たならば
十分に楽しめること請け合いなので
気になった方は配信などでぜひです！
今話題の「リトルマーメイド」とは
無関係なのでご注意を！（←バカ！）
