「ブラッド・パンチ タイムループの呪い」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

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気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

さっそくですが今回観た作品はコチラ

 

【ブラッド・パンチ タイムループの呪い】

 

火曜日。。。

何がなんだか?山小屋で目を覚まして

バスルームでゲロ吐いているミルトン

今の自分の状況は理解できないけれど

バスタブに「見ろ」なんてメモと共に

モニターらしきものがあるのは理解?

メモに従い映像を再生するとそこには

いつ撮ったのか?自分自身が指を切断

「時間がない」とか言ってる映像が!

 

(ゴメン、ぜんぜんわかんないw)

 

で、時間を遡り月曜日。。。

薬物中毒者のリハビリ施設に入所する

天才だけどドラッグもキメるミルトン

風邪薬から"麻薬"を作れる人間を探す

クソでビッチな女スカイラーと出会う

ま、天才なんで?楽勝で麻薬を生成!

彼を気に入った?彼女を気に入った?

とにもかくにも意気投合?Hを済ませ

ここで麻薬を大量に生成し一儲けする

ヤバそうな計画を提案するスカイラー

 

(なんか危険な展開。。。)

 

で、原料となる風邪薬を調達してきた

スカイラーの彼氏さんラッセルと合流

こいつがミルトンとは対照的に脳筋な

アホの見本のようなヤバい危険人物で

作業場として準備した山小屋へ着くと

いきなり薬をキメてハイになったうえ

スカイラーの頭の上ににリンゴを乗せ

ミルトンにボウガンを手渡し射抜けと

 

(半ば諦めてるスカイラー)

 

(そういう問題じゃないw)

 

その場はスカイラーの機転で収まるが

どんだけヤバい人物か分かったところ

アホのくせに変なとこだけ勘がいい?

ミルトンがスカイラーにベタ惚れして

スカイラーの方も"利用価値"を含めて

ミルトンに惚れてると気づくラッセル

幻覚剤入りの薬をミルトンに薦めたり

やりたい放題?し放題?で夜が更けて

 

(マジでイカれてましたw)

 

幻覚を見てふらつく二人にラッセルは

自分は"先住民の末裔"だと告白すると

一族にに伝わる伝説を語り出し。。。

かつて争いが起き多くの命が失われた

家族も友人も皆殺しにして生き残った

それがラッセルの先祖だとかなんとか

 

と、その時!幻覚剤の影響か意識朦朧

ミルトンはそのまま気を失ってしまい

 

。。。火曜日

何がなんだか?山小屋で目を覚まして

バスルームでゲロ吐いているミルトン

 

(なんか前に観た映像だな)

 

しかし冒頭のシーンと何か違っていて

バスタブの中にはあのモニターは無く

そして予定通り麻薬の生成を始めるが

ラッセルと争いになったミルトンたち

思わず殺害してしまって死体を埋める

が、ここで再びミルトンの意識が混濁

 

。。。火曜日

何がなんだか?山小屋。。。って事で

時間がループしてる?それとも幻覚?

とりあえずミルトンはゲロ吐いて外へ

ラッセルは相変わらずアホで元気だし

殺されたことは一切覚えていない様子

ってか、まだ殺されてないからね(爆

 

(知るかよそんなのw)

 

ところがスカイラーはループ前の事を

しっかり覚えていてかなり困惑。。。

生きてループした者は記憶が残されて

死んでループした者は記憶が消える?

そのうえ埋めた死体は残っていたりと

普通のタイムループとまた少し違う?

 

で、この時間の輪から抜け出すために

ラッセルと話し合おうとするミルトン

しかし相手はアホのラッセルだけあり

争いになって結果は。。。また殺害!

話して殺して埋めるの繰り返しとなり

 

(たぶん両方じゃね?)

 

何度もラッセルを殺し続けたミルトン

次第に殺しにも慣れて何かが狂いだす

"火曜日"を繰り返し解決策を探す中で

一族がどうとか言ってたのを思い出し

ラッセルを拷問し翌日また拷問。。。

と、何か意を決した様子のスカイリー

見せたいものがあるとミルトンを案内

山の奥に無造作に捨て置かれてたのは

 

(無数に重なるミルトンの死体!)

 

実はミルトンを利用して麻薬を生成し

用無しになったところを殺したけれど

そこで時間のループが始まったようで

スカイリーとラッセルは知恵を絞って

時間の輪から抜け出す方法を試行錯誤

ミルトンがラッセルに行ったのと同様

ラッセルはミルトンを何度も殺害。。。

で、やっぱアホのラッセルじゃ無理?

スカイリーはすぐミルトンに乗り換え

ミルトンを生かしラッセルを殺したと

。。。さすがクソビッチな女だ(-_-;)

 

(ひでぇ話だな。。。)

 

ざけんなよ!となるところだけれど?

俺を選んだお前に惚れた?ってな事で

やっぱり"先住民の土地"が原因かもと

とにかくこの土地から離れようと決意

で、その前に当初の予定通り?麻薬を

売人のところで売りさばこうとするが

相手が一枚上手?クズっぷりも上手で

車で逃げるが二人とも撃たれてしまい

ギリギリで先住民のエリアへと戻って

 

。。。火曜日

山小屋で目覚めていつものルーティン

 

(おぇ~~~!)

 

ここでいったん落ち着いて考察を再開

先住民の伝承や残された資料などから

この地で血が流れるとループが始まり

最後の一人だけが元に戻れると判明!

しかしスカイリーを殺せないミルトン

と、このままループする時間の輪の中

二人で永遠に暮らすのはどう?なんて

嬉しい事を言ってくれるスカイリーに

まんざらでもない?ミルトンだけれど

 

(なワケねぇだろ。。。)

 

さすがはクソでクズなビッチだけあり

油断したミルトンを殺したスカイリー

 

そのまま麻薬の売人の元へ直行すると

相手の手の内はお見通し?経験済み?

大金を手に入れてハッピーエンド確定

のはずか?何故だかまた時間がループ

実はミルトンは自分の死を察していて

モニターに自分への警告を録画。。。

 

(冒頭で観てた映像がソレね)

 

録画を観たミルトンは自分が殺されて

最後の生き残りとなったスカイリーが

時間のループから逃れられないように

朝起きて殺すはずのラッセルを生かし

縛り上げて隠していたらしく。。。

ラッセルが生きていればループは続き

死んだミルトンも生き返るってワケ!

で、復活したミルトンが彼女を襲って

 

(さすがにこれは想定外?)

 

しかしここで想定外?いや当然の事?

死なないでループし復活したラッセル

アホだけど何をされたかを覚えていて

油断してる二人を捕まえて縛り上げる

で、二人を殺せばラッセルの一人勝ち

なんて思ったら?このラッセルって男

我々の予想を遥かに超えたアホらしく

「誰が生き残るか銃で決めようぜ」

なんて"ロシアンルーレット"を提案!

それも言い出しっぺは俺だからなんて

まずは自分から?銃を頭に突きつける

 

(いや、やめとけって)

 

。。。ズドン!

ウソだろ。。。一発目で当てやがった

規格外のアホはともかく?ミルトンは

拾った銃をスカイリーに向ける。。。

が、惚れた弱み?やっぱり殺せない?

彼女をここから救うために自分を撃つ

 

。。。水曜日

してやったり?アホな男たちが自滅し

生き残ったクソでビッチなスカイリー

あ~せいせいした?はい!無事生還!

と、思ったところでまさかの展開に?

最初から買う気はなくて奪う気だった

ヤクの売人二人がのこのこやって来て

都合これでまた山小屋に三人が揃った

と、事情を知らずに銃を向ける二人は

「地獄で会おうぜ」なんて吐いたけど

銃を向けられ笑っているスカイリーは

 

(ですよねぇw)

 

。。。ズドン!

また血がながれて。。。ループ開始!

で、エンドロール

 

麻薬を生成し一儲け企むビッチな美女

頭いいけど世間知らずなヤク中を騙し

レベルが違うアホの彼氏まで合流して

サクッと作ってクソほど儲ける。。。

はずが?時間の輪の中に閉じ込められ

タイムループの無間地獄を彷徨う事に

 

正直、ループ開始までを描く中盤まで

とんでもない地雷を踏んだと勘違い?

オススメして下さったアズマさんには

申し訳ないけど観るのをやめよう。。。

なんて事を思っていた私がバカでした

ループが始まってからは面白さが加速

 

何の意味もないと思っていたシーンが

終盤になって伏線として回収されたり

他の作品であれば難解になりがちな

タイムループの設定もあえてオミット

"先住民の伝承"と絡め軽く描く程度で

科学的考証やリアルとは遠くなるけど

ストーリーが進むうえでの障害を排除

私のようなアホも考えず楽しめるよう

うまくごまかしているのは好感が持て

よい意味で?B級映画って感じでした

 

最初は虫も殺せないようなミルトンが

起きてまずラッセルを殺す経験を重ね

次第に彼の中で何かが狂い始めると

罪の意識だとか倫理観もどこへやら?

拷問を作業のようにこなす狂気。。。

息を吸うがごとく人を殺す男に変化!

 

一方でビッチなスカイリーは最後まで

自分だけが助かるために汚い手を使い

ミルトンの恋心も巧みに利用しながら

そのクズっぷりをいかんなく発揮して

観てるコッチまで胸くそ悪い気持ちに

最後は生き残った?と思わせておいて

時間の牢獄に逆戻りしてしまうオチは

クズなビッチに相応しいバッドエンド

 

そして本作の影の主役?いやほぼ主役

期待に応え裏切らない男!ラッシュ!

もう彼を止められるのは神様くらい?

やることなすこと全てが想像を超える

ツッコミどころと愚行しかない彼には

少しシリアスで残酷な本作を和ませて

笑いに変えてくれる嬉しい存在でした

って、弾一発のロシアンルーレットで

三人いるのに最後の一人を決めるとか

そんな考えが浮かぶなんて天才かも?

 

複雑になりがちな設定をユルめにして

分かりやすくもミステリアスに描いて

登場人物の内面の変化など丁寧に表現

残念ながら残酷描写は控えめでしたが

アホのおかげでツッコミどころも満載

SFなのに難しく構えず楽しめましたよ

 

少し変化球気味な?タイムループもの

気になった方はGYAO!さんでぜひ!

 

本作をお薦めして下さったアズマさん

いつも本当にありがとうございます!

今回も楽しませて頂きましたよ(*^^)v