え?もしかしてあのシリーズの新作?
なんて勘違いしそうな作品を観賞
【トレマーズ 砂の王国】
はい、もちろんパクリ邦題なので
トレマーズでもなくバートも出ません
陸も海も全て砂漠と化した近未来
その砂漠を支配するのは人間ではなく
人肉を喰らう無数の幼虫を従えた
超巨大なモンゴリアン・デスワーム!
人間は街の周囲を高い壁で囲って
その襲撃をやり過ごすしかなく。。。
(壁の向こうから覗くデスワーム!)
え?なんかどこかで見たような光景?
たぶん気のせいですよ( ̄▽ ̄;)
既にやり過ごすのも限界が近づく中で
マッドでマックスな装甲車に分乗
安住の地オアシスを目指す連中の姿が
もちろん砂漠では幼虫に襲われて
(クソッ!幼虫は消毒だ~!)
襲撃で仲間と装甲車を失ったうえ
幼虫はガソリンが苦手だからと言って
ジャバジャバ撒いて無駄遣いして
物資も人もじり貧となりお先真っ暗?
執拗に追って来るデスワームたち
そのうえ流砂に巻き込まれ地下に落下
(運が悪いと一発死!)
地下どころか地獄に落ちた奴もいたが
そこは砂に埋まったデパートの中
ひとまず物資やガソリンを探すことに
が、デパートとはいえど砂の下?
デスワームや幼虫たちのテリトリー!
見つけたけれど見つかっちゃって
(み~つけたw)
(それ!喰らいつけ~!)
隊長、学者、泥棒、運転手、少女
頭数が5人となったところで無事脱出
と、ここで学者が過去を回想する
彼の師事する博士がデスワームを研究
人間を襲うのは喰うためではなく
空腹を満たし養分を得るため喰うのは
(え?何それ?ゴミを喰うの?)
人類が捨て続けた分解できないゴミが
あのバケモノたちを生み出した?
「全ては人間の自業自得じゃ」
なんて回想でデスワームの出自の解説
詮索は無用?とかお茶を濁して
ぜんぜん納得できないけどね(^▽^;)
(なに諦めてるのよw)
で、そんな学者は自分だけ助かろうと
隊長を殺し装甲車を奪って逃走!
「せめて幼い少女だけでも」と訴えて
走る車にしがみつく運転手だけど
そろそろ残り時間も10分を切ったので
砂からデスワームがライジング!
(いつまで待たせんだよ!)
(って、え?残り10分?マジで!)
活躍するにも尺はもうあとわずか
とりあえず少女を守ろうとした泥棒が
瀕死の学者を巻き込み囮となって
アッサリ?ガブっ!と丸のまれ。。。
フラフラと逃げた少女の背後から
デスワームが襲ってきた。。。その時
(ドカン!で、いってぇ~!)
駆けつけたオアシス軍の総攻撃に
デスワームはダウンして砂煙に消えて
その出演時間はわずか数分で終了
-ラストシーン-
オアシス軍は生き残った人たちに向け
人類が反撃に出る時がきたと宣言
そしてここから本当の戦いが始まる!
で、エンドロールへ
(じゃ、また次回で会いましょう!)
地表の全てが砂漠と化した地球が舞台
選ばれた者だけが住む事ができる
安住の地オアシスがあるとの噂を聞き
集まったり巻き込まれた?連中が
騙し騙され?裏切り裏切られの珍道中
なんかそれぞれ背景があるけれど
尺の都合(80分)でほぼ描かれないし
名前もハッキリしなまま話が進み
肝心のデスワームも出演時間はわずか
劇中活躍するのは幼虫の方だけで
最後の最後にちょっとだけ映る扱いは
ベテランな大御所俳優と同じ?
さすが有名UMA。。。他とは違うのか
リアルなCGやグロい描写なんかは
さすがは中国映画?クオリティは高く
映像としては満足できるけれども
バタバタしたり唐突だったりの展開は
やはり尺の短さが原因なのかな?
テーマは悪くないのにいろいろ残念で
もったいないB級映画でしたよ
"トレマーズ"の邦題に釣られないよう
どうか気をつけてくださいね!