「The Secret of the Loch(1934年)」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

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気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

昨日観たトカゲ特撮の熱も冷めやらぬ中

これもせっかくの機会なので?

今日も同じトカゲ特撮からコチラを紹介

 

【The Secret of the Loch(1934年)】

 

直訳すると"湖の秘密"って事で

どこかで聞いたような?タイトルですが

世界初の"ネッシー"映画です!

 

スコットランドにある"とある湖"が舞台

「み、湖で怪物を見たダヨ!」

なんて叫んで酒場に駆け込んできた男性

「そんなワケねぇべよ」

「どうせまた酔ってたんだべ」

だとか誰にも相手にされずにふてくされ

 

(もうなんも言わん!)

 

が、世間では湖に怪物が出ると

ゴシップ誌を賑わすほどに話題となって

「あの湖には何ががいるはず」

と、早急な調査を提唱する教授だけれど

学会から異端視されバカにされ

いる!いない!と言い争いとなった挙句

 

(いるって言ってんだろ!)

 

そんな教授に取材を申し込む記者ジミー

教授の娘アンジェラに急接近!

が、召使のアンガスに追いだされ。。。

そうになったところで急展開?

ジミーのネクタイが"タータン柄"と知り

スコットランド人のアンガスは

 

(同胞だと勘違いし仲直り?)

 

スコットランド人じゃないけどね(^_^;)

ってか、怪物の出る気配がなく

このまま終わっちゃう?と思っていたら

教授はアンガスや調査団を率い

怪物が潜み棲む湖の洞窟の調査へ向かい

潜水服を着たダイバーが入水!

 

(洞窟に近づいたダイバーは。。。)

 

(人骨を発見!)

 

と、その時!湖底の洞窟の側で

何か目撃したダイバーは帰らぬ人に。。。

するとここで犠牲者が出たのは

教授の過失だとゴシップ誌が騒ぎ出して

怪物の話もジジイの世迷言だと

叩かれ教授のプライドはボロボロになり

 

全ては記事を書く記者らのせい

ってか、娘にも手を出すジミー許さん!

なんて怒り心頭の教授をよそに

責任を感じたジミーはアンガスに相談し

教授の説を実証するために湖へ

ジミー本人が潜水服を着て湖底に向かい

そこで彼が目にしたものは

Loch Ness Monster!

これが、これがネス湖の怪物だ!Σ(゚Д゚)

 

(岩陰からぬっと現れた。。。)

 

(ネッシー!。。。か?)

 

(これイグアナだろw)

 

(は?イグアナで悪いか!)

 

ま、ネッシーが首長竜だなんて

決まってるワケではないですもんね(笑

そもそもネス湖と言ってないし

 

で、すぐ引き上げるよう合図するジミー

しかし上では銃を持った教授が

「全員動くな!」とアンガスたちを脅し

勝手に何してるんだとご立腹!

そこにアンジェラが駆けつけ教授を止め

ジミーは無事に引き上げられて

 

-ラストシーン-

記者らが湖の岸に集まってきたところで

「あ、あれはなんだ!怪物だ!」

なんて教授が指さしたその先の湖面には

 

(悠々と泳ぐイグアナの姿がw)

 

あ、イグアナじゃなくて怪物だ(^▽^;)

それを記者たちがバシバシ撮影

THE END

 

スコットランドの湖で目撃されたという

謎の巨大な怪物を巡るこの物語

中盤以降まで怪物どころか調査もせずに

どこかユルいコメディタッチの

人間ドラマが延々と続き不安になるけど

最後はトカゲ特撮で撮影された

湖の怪物(ネッシー)が無事に見られて

とりあえず一安心でした(笑)

 

これも日本語版DVDは出てないのかな?

ってか、あの有名な写真が世に出たのは

1934年の4月となっていますが

本作がリリースされたのは1934年の5月

一ヵ月後にリリースするだとか

ビックリしてネットで調べてみたところ

4週間で撮影したそうです(^▽^;)

当時の製作者の行動力ってスゴイですね

 

ま、見所はトカゲ特撮だけなので

誰かに薦めたりはまずできないのですが

特撮映画の資料の一つとして

お好きな方は観ておいて損はないかな?

必見!とまでは言いませんがね

ちょっと変わっているクラシックな珍作

気になった方は観てみては?

 

🦖