「ソウル・コンタクト」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

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気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

さっそくですが今日観た作品はコチラです
おばけ【ソウル・コンタクト】おばけ


雪深い森でお屋敷を見つけた少女カティア

中を覗くと父親が幼い息子に何かを囁き
ズドン!と自分の頭を撃ち抜いて自殺!

飛び散った血が息子の顔を赤く染めて。。。

覗いていた少女の目の前に立ちはだかる

なんてオープニングで始まるロシアンホラー

(雰囲気だけで飯が食えますw)

(なに覗いてるの。。。)

その後、カティアは両親を交通事故で亡くし

双子の姉ラリッサと疎遠になりながらも

何故か"霊が見え話せる"ほどに成長(爆

オッサン、ダンディー、パンクネェサンら

三人の霊と共に酒浸りの日々を送り。。。

って、酔うと見えなくなる設定でした(^▽^;)

(見えないものが見えてるけどねw)

更に頼んでないのに死体にまで出くわして

おかげで警察に疑われてもう最悪?

と、ラリッサが久々に訪ねて来たその時!

いきなり部屋が血で染り血みどろ状態

驚くカティアの前で宙に浮いたラリッサが

ドッカン!ドッカン!壁に叩きつけられ。。。

そのままラリッサが消えて警察に通報

(すげぇ勢いと体勢でドーン!)

駆けつけたカプコフ警部とアントン刑事は

「この子ヤバいんじゃね?」と呆れ顔(^▽^;)

ひとしきり事情聴取して二人が去った後に

お屋敷にラリッサがいると感じたカティア

と、向かう途中でオッサンが彼女に忠告!

「あの刑事は何かありそうだな。。。」

(あんたも十分怪しいけどねw)
で、お屋敷の中へと入ったカティアは気絶!

駆けつけたカプコフたちに保護されたが

気になる!と懲りずにカティアはお屋敷へ

そこで空中に浮遊する女性の霊を目撃し

お屋敷から戻り三人の霊に相談するが

「やはりラリッサを探すべきだ」
なんて当たり前のことを答えるダンディー

(複数の女性霊がブラブラ。。。)
そこでカティアは女性たちの正体を探ると

近隣で失踪者が数多くいることが判明!

実はカプコフ警部の恋人も失踪者のひとり

なので彼も連続失踪・殺人事件として

この件を捜査したいと願い出てるらしく。。。
が、捜査を却下され荒れるカプコフ警部は

酔って畑の中で銃を乱射していました(笑


一方、カティアはアントン刑事とお屋敷へ
しかし二人の見ている景色に違和感が?

ハッ!として酒を飲んだカティアが見たのは

だいぶまえに焼け落ち荒れたお屋敷跡

。。。しらふだと真実が見えないって不便だ

絶望してすごすごと帰宅するカティア。。。

(これが真実の姿なのね。。。)
その後、お屋敷は火事で全てが焼失して

住んでいた"殺人鬼"が焼死したという話を

消火活動中に死んだ消防士の霊から聞き

何往復目?のカティアはお屋敷跡へ。。。
と、そこには幼い頃に見たあの少年と

血まみれで捕まっているラリッサの姿が!

。。。何故か顔だけ血まみれでした(-_-;)

(なんで顔だけなんだよw)

(ってか、薄気味悪い笑顔。。。)

そしてカティアに相談を受けたカプコフ警部

ラリッサを探すにはまず少年を探さねばと

孤児院の名簿を調べ浮かんだ名前は

まさかの自分の相棒でもあるアントン刑事

が、捜査中にアントン刑事が撃たれ死亡

たまたま居合わせたカティアが容疑者

(事件現場に紛れ込んでるしw)

で、逃げたカティアはやめときゃいいのに?

何故かまたまた屋敷跡へと向かって

カプコフ警部たちも駆けつけたところで

屋敷の焼け跡からラリッサの死体が。。。
カティアは絶望し自殺しようとしたその時!

いきなり拉致されて吊るし上げられて

恐怖する彼女の前に立つアントン刑事は

(いや、そんなこと言ってたか?)

(あ、言ってました。。。スンマセン)

何をされるのか分からず怯えるカティアが

すぐに誰かが駆けつけると啖呵を切ると

「大丈夫、隠れるのが得意なんだ」
そう言ってニヤッと笑ったアントン刑事は
銃で自分の頭を撃ち抜いて自殺。。。
飛び散った血がカティアの顔を赤く染め

と、その血が彼女の皮膚にしみ込んで

って、そうやって人から人へ憑依してる?

もしかしてサイコ殺人鬼とかではなくて

悪魔や悪霊的なものが元凶だったのか?

だとか混乱しつつ観てる私をよそに

 

取り憑かれてなるものかとカティア自殺!

ハッ!と気がつくとすごく明るい場所で

死んだ両親とラリッサもそこにはいて。。。

「あなたはまだやるべき事があるはず」

そんな家族の言葉に頷いたカティアは

ガバッ!と起きると今度は救急車の中

そばにいるカプコフ警部に励まされて。。。

 

-ラストシーン-

霊と共存する普通の生活に戻ったところで

これまで共にいたオッサンの霊からの

母親に会いたいという願いを叶え。。。
昇天してゆく姿を満足げに眺めるカティア

これが彼女の現世でのやるべき事なのか

で、めでたし、めでたし、エンドロールへ

(ありがとう!サヨウナラ!)

って、ぜんぜんめでたくないでしょ( ̄ー ̄)

少年の父や少年に取り憑いてたモノは

結局のところ何なのかも分からないままで

カティアに取り憑いた後はどうなった?

それよりどうしてカティアから離れたのか?

元凶である存在の正体がうやむやって

せっかく世界観も雰囲気も悪くないですし

不気味で薄気味悪い幽霊の描写もグッド!

かといってシリアスで怖いなだけではなく

側にいる三人の霊とのコメディ的なやりとり

主人公のポンコツっぷりが笑えたりだとか

緩急が効いいてうまいなぁと思わせて。。。

容赦ない血糊の量も嬉しい限りなのに

前半や中盤は完璧だったはずが失速(^_^;)

ラストはなんだかモヤモヤするどころか

尻切れトンボもいいところ?な酷いオチで

もしかして予算が尽きたのかと心配に

本当に残念でならない惜しい作品ですよ

オススメはしたいけど。。。微妙かもなので

鑑賞の際には期待しすぎないで下さいね

 

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