「デス・レター:呪いの手紙」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

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気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

さっそくですが今日観た作品はコレ
   ドクロ【デス・レター:呪いの手紙】ドクロ


 
遥か昔?疫病か何かが発生した村で
お前のせいだと罵られてる男性が
怪しい手紙を懐から取り出すという
前フリ感が満点の映像が流れ。。。
で、いきなり場面は現代へと変わり
車が走り去り玩具が落ちる映像が
。。。これも前フリなのかも?( ̄ー ̄;


(これがデス・レター?)
建設会社で運転手をするイーゴリ
無言電話の相手をさせられたうえ
間違えて届いた手紙を配達するよう
美人さんの同僚に頼まれて宛先へ
そこには小綺麗な老婆が待っていて
手紙の住所と違うと。。。ってか、
確認するため会社に電話をかけると
出たのはさっき電話に出た自分!


(無言電話とかホント迷惑。。。)


(って、アレ?さっきの電話って俺?)

なんか面倒な展開に既にこの時点で
ちょっと飽きてきた私ですが(爆)
何故か老婆は報酬に金貨を渡すから
手紙を配達するようイーゴリに依頼
「絶対に封筒を開けてはダメ」
なんてフリなのか?マジなのか?
最後に余計な一言を告げて。。。


(芸人さんなら迷わず開けちゃう?)
その後、車に乗せたお偉いさんが
運転しているイーゴリに語りだす
”かつて悪事を働いた男がとして
手紙の配達人をさせられたがつい
中身を盗み読んで呪われてしまい
村人が次々疫病で死んだんだと”
冒頭で描かれていたのはこの話か?

お偉いさんに何かが取り憑いた
それとも幻覚なのか?幻聴なのか?
目的地に着くと何事もなかったよう
自分は行けなくなったからあげると
イベントのチケットを渡しそのまま
お偉いさんは降りてしまって。。。
車を発車させるとルームミラーに
血まみれの少女の姿が映りこむ!


(普通に驚くよねこれは。。。)
で、面倒な手紙のせいかもと考え
カフェで居合わせた女性のカバンに
手紙をいれようとしたイーゴリだが
彼氏に殴られ捕まり警察のご厄介に
そこで調書をとる女性警官マリーナ
原因が手紙と聞き開封しよう。。。
としたその時!怪我人が出たとかで
騒がしくなったのを確認しようと
廊下に出たマリーナ少女を目撃!


(警察署に少女?どうして?)
あの少女が元凶だと訴えるイーゴリ
しかし廊下の監視カメラの映像に
少女の姿は映ってはいなくて。。。
事の真相に興味津々のマリーナ
イーゴリと共に手紙の宛先へ向かう
ってか、勤務中だろ?このひと(^o^;)

廃墟みたいな配達先へと辿り着くと
ここでマリーナに誰からかなのか?
事件か事故の問い合わせの電話が
「お子さんのことは残念です」
なんて台詞にあの少女が重なって
少しだけ正体の予想がついたところ
イーゴリがひとり宛先の部屋へ行くと
そこで待っていたのは怪しいオヤジ


(このオヤジもなんか変?)
「お前はなんの罪を犯したんだ?」
とか意味不明な事を言い出すオヤジ
配達人は誰もが罪を犯した者だろと
お偉いさんの話に繋がった?( ̄ー ̄;

で、宛名はオヤジの妻らしいけど
今は別のところに住んでいるとかで
妻のいる住所を書いてくれるオヤジ
ここでふと窓の外を見るイーゴリ
そこにはマリーナと。。。自分の姿
怯えるイーゴリに手紙を差し出す
オヤジの腕には深い傷があり。。。


(生きてるのが不思議?)
外のマリーナの元へ戻るイーゴリ
時間の進みに何かが干渉したか?
どうやらほとんど時間が経ってなく
早すぎると疑う彼女と再び中へ入り
オヤジの部屋へ行くと。。。無い!
しかし手紙にはオヤジのと指紋が
すぐ署に鑑定を頼むマリーナだが
同僚はもう勤務時間外だとのたまい
いや、冗談キツイまだ昼間でしょと
外へ出たマリーナイーゴリだが
廃墟内は時間が進みが違うのか?
さっきまで昇っていた太陽は沈み
既に真っ暗な夜に変わっていて。。。
とりあえずなにか食べに食事へ(笑)


(こんな状況でも腹が減るとは。。。)
と、ここでオヤジの身元が判明する
妻への殺人未遂で何度も服役し
最後は手首を切り自殺したとか。。。
だから腕に深い傷があったわけね

そしてオヤジの書いた住所に着くと
かなりヤバそうな雰囲気の墓地
墓守りに案内され着いたお墓には
オヤジの墓と並んで妻のお墓もあり
。。。予想通りというか死んでた(爆)
と、”妻は娘としか会わない”という
オヤジの言葉を思い出すイーゴリ
墓に花をそなえる女性がいるとかで
マリーナが墓守りから住所を聞いて
一方、イーゴリは怪しい影と遭遇!
それは冒頭で罵られてていた男
ってか、やっぱりみんな幽霊?(^o^;)


(そうなるとイーゴリも罪を。。。)
「罪を犯した者が配達人となる」
その言葉に何かを思い出すイーゴリ
導かれるようたどり着いた場所は
バカが少女をひき逃げしたって現場
イーゴリがそのひき逃げ犯らしく。。。
その時の記憶を失くしていた?
で、そのひき逃げの状況を話しつつ
運転するマリーナはつい興奮して
ハンドル操作を誤り。。。激突


(まさかのここでマリーナ死亡。。。)
動かないマリーナを車に残したまま
配達先をひとりで訪ねるイーゴリ
そこで待っていた女性は彼が来ると
まるで知っていたかのようで。。。
手紙はまだ受け取れないと言いつつ
イーゴリにハサミを突き立てる

女性が去ったあと意味も分からず
這いつくばったイーゴリはそこで
女性のポスターを見てふと気がつく
お偉いさんにもらったあのチケット
彼女の顔が印刷されていて。。。
すぐイベント会場へ向かうイーゴリ
そこでは長く美しさを保つ彼女の
チャリティートークショーが行われて


(幽霊。。。ではないみたいだけど)
女性に近づき手紙を差し出すが
もちろん断固拒否する女性だけれど
イーゴリも渡さないワケにはいかず
半ば強引に手紙を握らせ配達完了
女性イーゴリ奈落へと落ちて

落ちた先で二人が目にしたものは
まだ若い頃の女性があの老婆と会い
永遠の若さを得るための契約をして
老婆を売り渡した様子。。。
配達人が手紙を配達にくるまでは
若さを保てるって契約のようです


(老婆は悪魔か何かだったのね。。。)
その様子を見ていた二人の背後から
老婆が現れ時間切れだと女性に宣告
諦めたように手紙を受けとる女性
一瞬で年老いてしまいゴクロウサン
で、呆然とするイーゴリの前には
冒頭で地面に落ちた玩具を持った
あの怪しい少女が立っていて。。。
もちろん少女はイーゴリが引き逃げ
命を落としたあの少女の幽霊らしく
わき見をして気づけなかったのが
俺の罪と懺悔するイーゴリ老婆
「本当の罪は逃げたこと」


(悪魔とはいえ正論ですな。。。)
老婆の正体はともかくイーゴリを諭し
と、老婆に促されて少女は昇天。。。
イーゴリの謝罪を受け入れたのか?
それとも配達人の役目を果たした
イーゴリへの老婆からの報酬なのか?

ラストシーン
ここで時間は遡って事故の瞬間へ
事故を知るイーゴリは間一髪で避け
イーゴリは少女をひかず無事に保護
するとそこへ駆けつけたマリーナ
思わず声をかけてしまうイーゴリ
「前にどこかで会った?」
なんて不思議そうな顔をする彼女が
少女を連れてその場を去ってゆき
めでたし、めでたし、エンドロール


(無事に保護されハッピーエンド?)
配達人に選ばれた者は配達すれば
罪が許され無かったことになるの?
逆に配達中に禁を犯して開封すると
自分だけではなく周囲の者も呪われ
大惨事になってしまうという事か?
そして全てを取り仕切るのが老婆
老婆が誰かの願いを魂を対価に叶え
時が来ると選ばれた配達人が。。。
ちょっとめんどくさいお話ですよね

と、まずは先に書いておきますが
ちょっと内容が濃すぎですよ!(;´Д`)ノ
冒頭から多くのシーンが前フリで
それを確実に回収してゆく展開。。。
少しでもダラけそうになるとすぐに
何かが起きて観る者をハッ!とさせ
飽きさせないように描かれていて
それ以上に注視し台詞を聞かないと
回収シーンの意味が分からなくなり
面白さが半減してしまう作りで。。。
90分未満の作品ではあるのですが
2時間以上も観たように疲れました
ま、それだけ楽しんだのかも?(笑)

ロシア映画なので基本的に静かで
暗い感じのトーンの映像が続いて
グロさは無いけれど嫌な怖さが漂い
どこか不気味で薄気味悪く。。。
ホラーとしては良作ではありました
って、ジャケに書かれているような
「読むとあなたは呪われる」
なんてそんな話ではないですよね?
何が都市伝説なのか分からないし
ともかく派手さは無いけど悪くはない
無理やりなシーンも多くありますが
ユーロ系ホラーが好きな人には
オススメできる作品でしたよ!(o^-')b
気になった方はぜひとも一度です

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