「最/終/感/染~アンチ・ソーシャル」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

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気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

さっそくですが今日観た作品はコレ
 【最/終/感/染~アンチ・ソーシャル】


人気SNS”レッドルーム”に仕込まれた
サブリミナル効果が見た者に影響!
脳に寄生虫のような腫瘍が発症し
生きる屍。。。ゾンビとなって大暴れ!
で、主人公のサムはその腫瘍を
ドリルで頭に穴をあける荒療治の末
取り出し命拾いしたという無茶な話の

以前に紹介した「パンデミックサイト」
その後を描いた続編にあたる本作品

閉鎖されたはずの"レッドルーム"
自我を持つのか?自立型なのか?
勝手に再起動しアップデートを開始!
更新が100%に至るとサイトを見なくても
全ての人類がゾンビなるとかで。。。
ちなみにゾンビになった人間の意識は
全てレッドルームに集約されるらしく
アップデート完了時には全ての人間が
レッドルーム内でひとつに繋がるとか

一方、前作で死んだ恋人マークとの
子供を身籠ったまま彷徨っていたサム
彼女のように腫瘍を取り出した者は
短時間ならレッドルームに免疫を持ち
それもあってか"欠陥品"と呼ばれて
わずかに残った生存者から虐げられ


(ゾンビよりもひどい扱い。。。)
と、まだ3ヵ月なのに産気づいたサム
通りがかった謎の女性に助けられて
なんとか出産するも子供を奪われる!
それから3年の月日が流れ。。。
ゾンビから逃げ隠れ子供を探すサム
偶然にビーンと名乗る少女と出会う
軍の施設にいる父親からサムのように
頭の腫瘍を摘出されたという彼女は
レッドルームを利用してゾンビを操る
アプリの入ったPCを自在に使いこなし


(便利すぎるアプリだなw)
そんな二人はいきなり襲われ捕まって
連れて行かれた先は軍の秘密施設
施設にいたのはビーンの父親である
アップデートを止めようと模索する博士
ここで寄生虫型腫瘍の新しい情報が
実は脳の腫瘍を取り出しても完治はせず
体の方にも休眠状態の腫瘍があり。。。
レッドルームを長時間閲覧するなどの
刺激でそれが覚醒!脳に寄生されて
またゾンビになる可能性があるとか
しかしそんな事よりアップデートの方が
80%を超えるところまで進んでいるらしく
そのための重要な鍵であるという
産まれて数年だというのに急成長した
6歳くらいの少年も軟禁されていて。。。
「ああ、この子がサムの盗まれた子ね
産まれるのも早いけど成長も早い?」

なんて事は博士もお見通しのようで


(少年はサムの存在に気がついてる?)
生まれながらに特殊な能力を持つ少年
アプリを使うことなくゾンビを自由に操り
PC無しでもレッドルームにアクセスでき
そんな少年ならアップデートを停止させ
人類を救う何か手立てがあるのでは?と
が、少年は「止められない」の一点張り
博士は停滞した状況を変えられるかもと
母親と知ってサムをさらってきたらしく
彼女を痛めつけて少年の反応が変化し
次はサムの体から寄生虫型腫瘍を摘出
耳から直接脳にねじ込んで寄生させ
ゾンビ状態になったサム少年が呼応!


(うへ。。。ニョロっとした虫は苦手です)


(そして再びゾンビとなって。。。)
サム
の体を使い博士に語り掛ける少年
と、博士はアップデートを止めろと言うが
やっぱり「止められない」の一点張り。。。
体力を使い果たしたかサムはダウン
そこへサムから赤ん坊を奪って逃げた
謎の女性が現れ博士と親しげに話す
。。。顔見知りというか知り合いなのか?
希望はもう無いと悟った博士は娘の元へ
ところが腫瘍摘出者を欠陥品と呼んで
自分をゾンビを遠ざける道具として扱う
父親の博士に絶望した娘のビーン
レッドルームに集約された意識の一つと
親しくなり自分もそちらに行きたいと。。。
限界を超えるまでレッドルームを閲覧!
博士が部屋に入ると待ち構えていたのは
既に意識をレッドルームに吸収されて
肉体がゾンビとなってしまったビーン
泣く泣く博士は娘を手にかけてしまい。。。


(因果応報。。。悲しい話です)
その頃、ダウンしていたサムが覚醒!
産んだ子供を奪った謎の女をぶち殺し
息子である少年を探し施設を右往左往
導かれるようにたどり着いた部屋には
ずっと探し求めいた息子である少年。。。
と、博士が襲い掛かって掴み合いになり
そこでサム寄生型腫瘍を口移しで
博士へと寄生させ。。。ついでにナイフで
腹と首を切り裂き臓物だらりで血がビュー!
そして遂に母子は再開する事ができ。。。


(最後は自分もゾンビに。。。)


(そして遂に息子と再会!)
が、それと同時にアップデートは終了
世界中の生存者もゾンビも奇声を上げて
レッドルームに意識を吸収されてゆく!
全てが終わると肉体は抜け殻となり
回線が切れたゾンビたちはその場に倒れ
と、ビーンのパソコンのモニター上には
レッドルームのチャット画面が映っていて
そこにはビーンが仲良くなった相手と
やっと繋がれたと喜ぶ文字が打ち出され
ん?レッドルームに意識が吸収されても
自我は残ったままなのかな?( ̄_ ̄ i)
もちろんサムも同じような反応をするが
少年サムの頭に両手をかざして。。。


(終末の時が訪れ。。。)


(ビーンは電脳世界で誰かと繋がり)


(サムも意識が遠のいて。。。)
少年のパワーか?意識を取り戻したサム
息子である少年と抱き合って喜びあい
仲良く手を繋いで部屋を出た二人の前に
現れたのは。。。前作で死んだマーク
。。。サムの恋人で少年の父親ですσ(^_^;)
まさかの再開に抱きつくサムだったが
少年が「ママ起きて!ママ起きて!」と。。。
気がつくとマークの顔から生気が消えゆき
側にいたはずの少年の姿も消えていて


(つかの間の母子の再開。。。)
ラストシーン
薄暗い部屋でレッドルームの画面が映る
モニターや何かの装置の前に立つ少年
振り向くとそこにはまるで磔にされたように
コードやチューブでくくりつけられたまま
うめき声をあげるサムの姿が。。。
「心配しないで、ボクも行くから」
そう少年が語り掛け。。。エンドロールへ


(なんだかまだ続きそう?)
1作目はビギニング的な部分が描かれて
今回の続編では人類の滅亡が描かれ
更にその後がありそうな感じですが。。。
陰鬱な雰囲気が常に漂う映像や世界観
終末を目前に控えた絶望感もいい感じで
って、え?肉体から意識を仮想空間に補完
全ての人類が一つに繋がるってお話を
どこかで聞いたような気がするって?
なにそれ?気のせいでしょたぶん(;´Д`)ノ
そんな細かい事はともかくとして。。。
お話もテンポよく進み楽しめるのですが
いかんせん前作を観てないとサッパリ(爆
それにSNSに寄生虫型腫瘍にゾンビに
特別な力を持つ少年やそれを探す母親と
いろいろ詰め込み過ぎた感もあり。。。
ちょっとだけ駆け足すぎるんですよね
もしかするとTVドラマにして描いたのなら
更に面白い作品になっていたかも?
できれば1作目と続けて観た方が楽しめる
ちょっと難解だけど面白かったこの作品
気になった方は観てみてはいかが?

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