「ザ・モンスター」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

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気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

個人的に大好評で絶賛開催中だった
真夏のディザスタームービー祭り
ネタ切れのため順延させて頂きます
お楽しみになされていた方々には
ホントに申し訳なくもありますが
って、誰も楽しんでない?( ̄ー ̄;
そんなこんなで今日観た作品はコレ
    叫び【ザ・モンスター】叫び


酒に溺れてDV野郎を家に連れ込む
母親キャシーと暮らす幼い娘リジー
別れたパパに引き取られる事となり
キャシーの運転する車で出発。。。

雨が降る深夜の森を走っていたら
ドスン!と飛び出したに激突!
衝撃で車は故障しキャシーも負傷
すぐレッカーと救急車を手配するが
待つ間に狼を見にゆく二人はそこで
のものとは違うを見つける!


(森には何かが潜んでいる?)
猛烈に嫌な予感がしてきたところへ
やって来たレッカー車の作業員が
モゾモゾしつつ準備を進めていると
車外に出たリジーが道路側の木陰で
何かに喰われた狼の死体を発見!


(その背後には黒い影が。。。)
慌てて車に戻ったところ。。。で、
キャシーとグダグダしているリジー
気がつくと作業員の姿が消えている
恐る恐るキャシーが車外に出ると
ボンネットに人間の腕がゴロン!
すぐに車に戻り身を隠す二人だが
その目の前で森から這い出してきた
瀕死の作業員が怪物に襲われる!


(いきなりの切り株描写!)


(はい、今からアイツ喰いま~すw)
突然の大ピンチに陥ったキャシー
とにかくリジーだけは守り抜こうと
レッカー車で逃げようと車外へ出る
が、それを怪物が見逃すはずなく
キャシーに飛びかかりガブリ。。。
そこへタイミングよく救急車が到着
怪物はヘッドライトの明かりに怯み
森の中へとサッと逃げ込んでしまう


(うはっ!眩しい!)
その間に収容されたキャシーたち
車を出せと煽るがトランキーロ?
状況を理解してない救急隊員らは
「焦らなくて大丈夫ですよ安心して」
とか言ってるところへ現れたのは
まさかまさかの着ぐるみ怪物!∑(゚Д゚)
テンション上がる私をよそに隊員は
ガブリ美味しく頂かれちゃいました
そんな怪物をハンマーで殴るキャシー
攻撃が効いたか明かりが眩しいのか
怪物はいったん救急車から離れ。。。


(怪物にいきなりの先制攻撃!)


(まだ食べてる途中でしょうが!)
ならばとハンドルを握るキャシー
猛スピードで救急車を発車させて
これで助かる。。。はずもなく?
救急車の横っ腹に怪物がタックル!
森の中へとゴロンゴロン転がって
派手に横倒しになってしまう救急車
そこへヒャッハー!怪物登場!
しかし懐中電灯の灯りにビックリ
。。。闇の魔物だから光に弱い?


(いやー!来ないでー!)


(あ、もう眩しいって!眩しい!)
既に満身創痍で瀕死のキャシー
リジーに懐中電灯を渡し握らせると
自分が囮になり怪物に襲われるから
その隙に振り返らず全力疾走して
道路まで逃げなさいと諭し。。。
もちろん嫌だと泣き出すリジー
どうせこのままでも死ぬだけだから
お前だけは助けたいと泣いて説得

と、ここまで場面の切り替わる毎に
間に挿入されていた回想シーンで
娘を愛しているのに上手く接せず
ついつい酒に逃げてしまう母親と
そんな母親でも離れたくないけれど
嫌われているのではと悩む幼い娘
なんて人間ドラマが見えてきた頃

「あなたの勇気をママに見せて」
そう言い残しキャシーは暗い森へ
待ってましたと飛びかかる怪物


(無残にも喰いちぎられるキャシー)
後は喰われる隙に娘が逃げればいい
と、その時!ママを離せとリジー
怪物をハンマーうようなもので殴打!
更に懐中電灯の灯りを顔面に照射
驚きそそくさと森へと身を隠す怪物

「ママ起きて!」
と駆け寄るリジー
キャシーにしがみつき呼び掛けるも
彼女はもう既に息絶えていて。。。

そしていよいよ話は佳境へ
怪物が来る前に救急車に戻るリジー
キャシーの残したライターを見て
何か閃いてスプレーを手にすると
現れた怪物の目の前に仁王立ち!
スプレーを構えライターを擦ると
簡易火炎放射器で汚物は消毒だー!
燃えやすい素材なのかな?怪物は
一瞬で全身が炎に包まれて大炎上!


(あれ?子供がいたような?)


(って、熱い!熱いんだけど!)


(燃え尽きた着ぐるみ。。。)

燃えながらバタバタと逃げ惑うが
そのうち力尽きて倒れ動かなくなり
近づいたリジーは叫び声を上げつつ
倒れた怪物を棒で何度も何度も殴打
疲れきった彼女はフラフラ歩いて
森の外へ出ると既に夜が明けていて
ママの言葉を心に刻んでこれから
強く生きてゆくと誓ったところで
エンドロールへ

夜の暗い森で立ち往生した母子が
正体不明の謎の怪物に襲われるだけ
それだけの話を最低限の登場人物と
シチュエーションだけで描いた本作
ってか、話のメインは怪物話でなく
不器用な母子の親子愛なんですよね
怪物はあくまでも脇役と言いますか
話を盛り上げ親子の絆を深める演出
セリフも少な目で余計な説明もなし
それでも最後はお互いを思う二人の
愛情の深さが伝わってきましたよ
と、人間ドラマとしてはさておいて(爆

私のようにバカで単純にただただ
怪物が見たいだけの者にとっても
なかなか見せ場が多く楽しめました
残酷描写や怪物の造形も高レベルで
暗い森だからと見えない事もなく
最初から惜しみ無く顔を出す怪物!
それも着ぐるみですよ!お客さん!
ゴリラも怪獣もCGで描かれる時代に
まさかまさかの着ぐるみモンスター!
ちょっと「バトル・オブ・エイリアン」の
着ぐるみエイリアンにも似ていますが
それもB級映画ではいつものご愛嬌?
テンポよく話も進み犠牲者も出るし
単にモンスター映画としても良作。。。
とにかく楽しめる当たり作品でした!
これは普通にオススメできるので
気になった方はぜひ一度!(°∀°)b

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