「ブラッディ・ナイト-聖し血の夜-」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

怒りくまのブログ(仮)

気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

さっそくですが、今日見た作品はコレ!


クリスマスツリー【ブラッディ・ナイト-聖し血の夜-】クリスマスツリー


  怒りくまのブログ(仮)  


1972年製作のホラー映画です


それにしても。。。この時代の作品のDVDが


普通のレンタル店に並ぶなんて、


ホントTUTAYAさんには感謝してます


舞台は田舎の小さな町


町外れに建つお屋敷の主人ウィルフレッド・バトラー氏


クリスマスに焼身自殺を図り死亡する


彼の遺言に従い保存される事となったバトラー


それからかなりの年月が過ぎ。。。


現在の所有者でバトラー氏の孫ジェフリー・バトラー


屋敷の売却を弁護士に依頼


とそこへ、町が屋敷を買い取りたいと名乗りを上げる


何故か愛人を同伴させ現地へ飛んだ弁護士


さっそく町長や保安官など町の有力者と


屋敷の金額について相談するが。。。


話は次ぎの日へと持ち越されることに


その夜。。。バトラー邸に宿泊する弁護士と愛人


ワインも入りほろ酔い気分でベッドへ


と、そこへ謎の殺人鬼が登場!2人を斧で惨殺



怒りくまのブログ(仮)
  (斧でザクザク切り刻む。。。)


更に、屋敷から町の有力者たちに次々と


メリーアンと名乗る女性から屋敷に来るよう電話が入る


その名に驚きつつも屋敷へと向かう面々


どうやら何か町全体で隠し事があるみたいですねぇ


一方、町長の娘ダイアンが留守番をしていると


町長を訪ね一人の男性が現れる


彼こそバトラー邸の今の所有者ジェフリー


屋敷に行ったが入れなかったらしく。。。


ダイアンの助言で彼は保安官の元へ


その後も次々と町の有力者たちが殺される中。。。


ダイアンはバトラー邸に関する古い新聞を発見


そこには驚きの事実が書かれていた!


当時、屋敷の主人ウォルフレッド・バトラー


キャサリン結核で亡くなると。。。


15歳だった娘メリーアンをレイプし妊娠させてしまう


で、生まれた子供が実はジェフリー


すぐに施設に送られた彼はそのことを知らず。。。


そこへ戻ったジェフリーダイアンから話を聞くと


「もしかしたら母が復讐のため皆を屋敷に。。。」


そう考え、ダイアンと共に屋敷へと急ぐ!


ダイアンを屋敷の外で待たせ一人中へ入るジェフリー


彼はそこで父親ウォルフレッドの日記を見つける


そこには、新聞記事のその後が書かれていた



怒りくまのブログ(仮)
  (秘密の日記を見つける。。。)


精神を病んでしまったメリーアンの姿に


自分の罪の重さを知ったウォルフレッド


名のある精神科医を屋敷に住み込ませ


メリーアンの治療にあたらせる


が、精神科医はたいした治療もせず。。。


ウォルフレッドの敷地内に自分の病院を建てさせたり


友人を呼び毎晩のように遊興三昧を繰り返していた


そんなある日、さすがにキレたウォルフレッド


娘のメリーアンを連れ屋敷を離れる事にするが。。。


その際、病院に収監されていた患者を解き放ってしまう!


患者たちは真っ直ぐ屋敷を目指し。。。


そこで泥酔していた精神科医とその友人たちを虐殺!


更にウォルフレッドが目を離した隙に迷い込んだ


メリーアンまでも殺害!


失意の中、ウォルフレッドは町を去り


残された患者達は。。。住民として町に残った



怒りくまのブログ(仮)
  (ゾンビのように迫る患者達)


と、ここでネタバレ!(;´Д`)ノ


なんと、町長たち町の有力者はこの時の患者!


で、復讐のためメリーアンの名を語り


屋敷に現れたのは。。。生きていたウォルフレッド


娘を殺した患者たちを許せなかったんですねぇ


ってか、全て自業自得のような?(^o^;)


全てを知ったジェフリーの元にダイアンが現れる


と、突然!そこへ銃を持った町長が乱入!

お互いに発砲したジェフリーと町長は相打ちに。。。


倒れた父親(町長)とジェフリーを前に呆然とするダイアン


そんな彼女の前に殺人鬼。。。ウォルフレッド登場!



怒りくまのブログ(仮)
 (生きた人間なのに怖すぎる。。。)


と、ダイアンが死んだジェフリーの銃を取り


ウォルフレッドに向かい乱射!


そして。。。ウォルフレッドが息絶え、全ては終わる


生き残ったダイアンの指示で屋敷の取り壊しが始まる


事件を回想していたダイアンが屋敷を後にし。。。


エンドロールへ


『伝説のオカルト・ホラー!』


と、聞いていたのですが。。。


ちょっと思っていたのとは違う感じでした σ(^_^;)


期待しすぎたためですかね?


でも、映画としては中々の良作で。。。


不気味な登場人物に当時としては頑張っている残酷描写


殺人鬼の視点と犠牲者の視点を絶妙に切り替え


上手く怖さを演出する見せ方(カメラワーク?)


古いフィルムのため劣化した映像が、


独特の雰囲気をかもし出していて。。。


最初から最後までドキドキしながら楽しめました


特に回想シーンで登場する患者達の映像は


下手なゾンビよりもズッと怖く一見の価値ありです


古い作品が好きな方、割り切って観れる方にはオススメです!


ただ、最近のホラーと比べるとインパクトが足りないので


物足りないと感じる方もいるかも


なかなか観る機会のない作品と思いますが


気になった方はぜひ!(o^-')b