「新・死霊の沼」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

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一部、ネタバレもあるのでご注意を

さっそくですが、今日観た作品はコレ!


 ドクロ【新・死霊の沼】ドクロ


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新?。。。って事は続編なのかな?


ってか、『死霊の沼』なんてホラーあったかな? 


「悪魔のいけにえ」シリーズのトビー・フーバー監督作品、


『悪魔の沼』なら知ってるのですが (・_・;)


なんて考えながら観始めてみると、


この作品の原題は“The Legend of the Bog”


思いっきり続編でもなければ「新」でもない。。。(^o^;)


もうこの時点で地雷確定しちゃいました


タイトルのボグ(Bog)ってのは炭泥が積もった湿地の事で、


ヨーロッパで多く存在する地形です


そのボグに沈んだ死体は炭泥の効果(防腐、酸欠など)のため、


数千年経過しても朽ちることなく保存され。。。


湿地ミイラ、炭泥ミイラなどと呼ばれています


興味のある方は調べてみては?


そんなわけで本作は、そのミイラが甦るってお話です


主人公はミイラを研究するウォリス教授


沼地でミイラを探すため美人学生ライリーを伴い沼地へ


ところが途中車が故障してしまい。。。


助けを求めて森の中の一軒家へ辿り着くと、


すでにそこには先客の姿が!


ガス欠で車が動かなくなった女性二人組み


沼地にタイヤを取られ動かなくなったタクシーの運転手と女性客


そして教授たち6人は無人の一軒家で夜を明かすことに


その頃、沼地の工事現場では。。。


掘り出されたミイラが突然覚醒!(何故?)


見る見るうちに生前の姿に変化し。。。町へと向かう!


ってか、ミイラのままの姿じゃないんだ ( ̄_ ̄ i)


一方、森の一軒家には家主が帰宅して大騒ぎ!


事情を話し一晩泊めてもらえる事になる面々


お互いに自己紹介したりしてくつろいでいると。。。


突然!タクシーの運転手と女性客が「やっぱり今ココを出る!」


とか言い始め夜の森へと姿を消す


ここで場面はミイラ。。。というか、生前の姿に戻ったので


スキンヘッドのデカイオッサンなんですけどね σ(^_^;)


ミイラの習性なのか?水を求めて町をウロウロ、


コンビ二で店員殺して水をガブガブ。。。


そんなこんなで夜が明け、ハンターの案内で森を進む面々


しばらくすると。。。うずくまり震えている人影を発見


それは昨夜森に入ったタクシー運転手!


何かに怯える彼を連れ森を進むと。。。


今度は二人組み女性の片方が沼へドボン!


急いで引き上げた彼女の足には。。。女性客の手が!


恐る恐る沼を覗くとそこには女性客の死体が浮んでいて。。。


溺れた女性を抱え一軒家へ戻る事にするウォリス教授達


その後、一人森から逃げ出そうとしたタクシー運転手


辿り着いたタクシーをぬかるみから出そうと後ろから押すと、


勢いあまって大暴走!そのまま引きずられ。。。死亡


溺れた女性もそのまま。。。死亡


その友人も森に現れたミイラに首を刎ねられ。。。死亡


ハンターもミイラに挑みかかり。。。返り討ちで死亡


次々と命を落とす面々。。。といっても二人は事故ですがね


生き残ったウォレス教授と学生のライリーは、


ハンターの最後の言葉「火と燃える水」をヒントに


水と偽りアルコールをミイラに飲ませ火をつける!


建物と共に勢い良く燃え上がるミイラ


そして。。。ウォレス教授とライリーは森を去り


エンドロールへ


とりあえず。。。話の展開が遅い!遅すぎる!


全編88分程度の作品のはずなのに、


自己紹介やら回想シーンやらで話が進まず


やっと話が動いたと思ったらすでに60分過ぎ!


ミイラと教授達が絡むのも残り15分を過ぎてからだし (ノ_-。)


「実は偶然集まったと思われた6人には共通点が。。。」


なんて、ラストとは一切関係の無い話をダラダラ入れて


無理にサスペンスっぽくする必要性が理解できません!


ジャケットに「切り株映画」とかかいているのに、


肝心のグロシーンもそれほどでもなく。。。


ミイラも生前の姿だからただのオッサンだしねぇ σ(^_^;)


緊張感もドキドキ感もないこの作品。。。


地雷なのでオススメできませんね


わざわざ観るほどの作品ではありませんよ!