日経平均株価一時1100円超下落 背景に再熱するアメリカの景気不安。 | Takayukiのブログ

Takayukiのブログ

ブログの説明を入力します。

【先週末まで米市場と本日日本市場】
《先週末》
NYダウ40,345㌦(▼410)▼1.01%
NASDAQ16,690㌦(▼436)▼2.55%
WTI原油先物68.32㌦(△0.65)△0.96%
・ダウ工業株30種平均は続落で終えた。朝発表の8月の米雇用統計が労働市場の軟化を示す内容と受け止められ、米景気減速への懸念から株売りが広がった。
・市場では米連邦準備理事会(FRB)が17〜18日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げに踏み切るとの見方が根強い。FRBのウォラー理事も6日の講演で、「次回会合で政策金利を引き下げる時が来たと考える」と語った。このところ米労働市場の減速を示す指標が相次いでおり、市場では通常より大きい0.5%の利下げをするとの観測も根強く残っている。

《本日》
日経平均¥36,215.-(▼175)▼0.48%
グロース市場指数¥823.-(△1.23)△0.15%
ドル/円 ¥142.84(△0.51)△0.36%
・前場、日経平均株価は大幅に続落。米雇用統計の結果を受け、米景気減速への懸念が高まり、リスク回避目的の売りが広がった。日経平均の下げ幅は一時1100円を超えた。取引時間中としてはおよそ1カ月ぶりに3万5000円台となった。
・後場は日経平均株価が5日続落、TOPIX(東証株価指数)も4日続落で取引を終えた。前週末6日に雇用統計の弱さから米国株式が下落した流れを受けて、日経平均は午前9時49分に同1143円60銭安の3万5247円87銭を付けた。大幅安の後は、押し目を拾う動きや時間外取引で米株価指数先物が上昇していることを支えに下げ渋った。後場に入り一時、140円程度安まで下げ幅を縮小する場面もみられるなど、底堅く推移した。

【本日の経済指標】                             
08:50 ★JPY(日) 4-6月期 四半期実質国内総生産(GDP、改定値) [前期比] 前回0.8%  予想0.8%  結果0.7%
08:50 ★JPY(日) 4-6月期 四半期実質国内総生産(GDP、改定値) [年率換算] 前回3.1%  予想3.2%  結果2.9%
08:50 JPY(日) 7月 国際収支・経常収支(季調前)前回1兆5335億円 予想2兆5893億円 結果3兆1930億円
08:50 JPY(日) 7月 国際収支・経常収支(季調済)前回1兆7763億円 予想2兆1168億円 結果2兆8029億円
08:50 JPY(日) 7月 国際収支・貿易収支 前回5563億円 予想-4276億円 結果-4827億円
10:30 CNY(中) 8月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比] 前回0.5%  予想0.7%  結果0.6%
10:30 CNY(中) 8月 生産者物価指数(PPI) [前年同月比] 前回-0.8%  予想-1.4%  結果-1.8%
14:00 JPY(日) 8月 景気ウオッチャー調査-現状判断DI 前回47.5         予想47.7  結果49.0
14:00 JPY(日) 8月 景気ウオッチャー調査-先行き判断DI 前回48.3         予想48.6  結果50.3
21:00 MXN(メキシコ) 8月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比] 5.57%  ―
23:00 USD(米) 7月 卸売売上高 [前月比] -0.6%  ―
28:00 USD(米) 7月 消費者信用残高 [前月比] 89.3億ドル  120.0億ドル

【本日の材料銘柄】
▽日駐<2353.T>、25年7月期の連結業績は増収営業増益を予想、期末一括配当は7円(前期実績5.5円)に増額を計画
▽買取王国<3181.T>、8月既存店売上高は前年同月比4.2%増、ファッション・工具・ホビーなど多くの商材が順調に推移
▽ユークス<4334.T>、25年1月期第2四半期累計(24年2-7月)と通期の連結業績予想を下方修正、期末一括配当は従来予想の12円から10円(前期実績10円)に引き下げ
▽クミアイ<4996.T>、24年10月期第3四半期累計(23年11月-24年7月)の連結決算は2ケタの営業減益
▽コメダ<3543.T>、特定子会社の異動と当該特定子会社による株式取得(孫会社化)に関する基本合意書締結
▽大和コン<3816.T>、決算発表と増配
▽丸一管<5463.T>、佐藤型鋼製作所の全株式取得
▽ゼネパッカー<6267.T>、決算発表と増配
▽光・彩<7878.T>、決算発表と増配
▽アイル<3854.T>、決算発表と中期経営計画策定
▽エッジテクノ<4268.T>、千葉銀<8331.T>による同社株券等に対する公開買い付けに関する賛同の意見表明と応募推奨
▽SAAF<1447.T>、No.1<3562.T>と協業
▽地域新聞社<2164.T>、株主優待制度導入
▽エイチーム<3662.T>、決算発表と中期経営計画策定
▽主な決算発表=ソフトウェア<3733.T>、ハイレックス<7279.T>、日本ハウスH<1873.T>、ナトコ<4627.T>、カナモト<9678.T>
▽主な業績予想の修正=クロスプラス<3320.T>、小松マテレ<3580.T>
▽主な自己株買い=Fスタート<7089.T>、牧野フ<6135.T>、
▽主な月次発表=ワッツ<2735.T>、一家HD<7127.T>、マネパG<8732.T>、シュッピン<3179.T>、エタナルHG<3193.T>、TSIHD<3608.T>、イルグルム<3690.T>、Mラインズ<3901.T>、幸楽苑HD<7554.T>、カクヤスG<7686.T>、リニュアブル<9522.T>、オートバック<9832.T>

【今日のNEWS】
・6:40 米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)とシエナ大学が8日公表した全米の世論調査によると、大統領選の共和党候補トランプ前大統領と民主党候補ハリス副大統領の支持率がほぼ拮抗(きっこう)している。
トランプ氏の支持率は48%、ハリス氏は47%。トランプ氏のリードはわずか1%ポイントと、調査の誤差3ポイントの範囲内となっている。
トランプ陣営は、7月に民主党のバイデン大統領が選挙戦から撤退した後、比較的不安定な時期に直面したが、最新の調査はトランプ氏が支持基盤の中核を失っていないことを示している。
調査では、有権者の28%がハリス氏についてさらなる情報が必要と答えたのに対し、トランプ氏に関する同様の回答はわずか9%だった。
10日の候補者討論会が勝敗を左右する重要な機会となる可能性がある。

・7:55 米大統領選の共和党候補トランプ前大統領は7日、ウィスコンシン州モシニーの地方空港で演説し、前例のない関税と移民の取り締まりを進めると訴え、自身の主な基盤となる労働者階級や地方白人層の支持固めに注力した。
選挙で勝利すれば欧州連合(EU)のような同盟相手でさえ新たな貿易制限に直面するだろうと強調。移民はウィスコンシン州にとって危険だと繰り返し、不法入国した移民が地元住民を自宅から追い出す可能性があると根拠なしに主張した。

・9:00 内閣府が9日発表した4─6期実質国内総生産(GDP)2次速報値は前期比プラス0.7%となった。年率換算ではプラス2.9%で、1次速報(プラス3.1%)から下方修正された。
ロイターがまとめた民間調査機関の事前予測では、予測中央値は前期比プラス0.8%、年率プラス3.2%だった。

・10:25 9月6日発表の8月の米雇用統計は「強弱入り交じる内容」となり、雇用情勢の急激な悪化は示さなかった。17~18日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.5%利下げの「決定打」とはならず、米景気の先行き不透明感はむしろ強まった。 米景気の実態と米連邦準備理事会(FRB)の金融緩和ペースを見極める上で関心を集めた米雇用統計。非農業部門の雇用者数は前月比14万2000人増と増加幅は7月の改定値(8万9000人)から拡大したものの、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(16万1000人増)には届かなかった。

・10:40 9月17~18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)まで10日を切った。利下げ幅を巡る金融市場の予想は「0.25%」が7割に上昇し、優勢な状況が続く。だが、「0.5%」予想も根強く残る。注目だった6日発表の8月の米雇用統計では、失業率の悪化に歯止めがかかった一方、就業者数の前月からの増加幅は市場予想を下回った。 9月利下げそのものは確実視する金融市場における焦点は、利下げの幅となっている。

・11:25 財務省が9日に発表した国際収支統計によりますと、ことし7月の日本の経常収支は3兆1930億円の黒字となり、去年の同じ月と比べて4180億円増えました。
黒字は18か月連続で、7月としては比較可能な1985年以降で最も大きくなりました。
これは、日本企業が海外の子会社から受け取った配当金や、保有する債券の利子の収支を示す「第一次所得収支」が4兆4410億円と、1か月の黒字額として過去最大となったことが主な要因です。
海外金利の上昇や円安を背景に、黒字額は去年の同じ月と比べて8916億円増えました。
また、▽「貿易収支」は4827億円の赤字でした。スマートフォンや医薬品の輸入が増えたことなどが要因で、去年の同じ月は1072億円の黒字だったのが、赤字に転じた形です。
一方、▽「サービス収支」は、5328億円の赤字でした。好調なインバウンド需要を背景に、▽「旅行収支」は過去最大の黒字でしたが、企業がデジタル化を進めるために海外製のソフトウエアなどを購入した費用などで赤字となり、去年の同じ月と比べて86億円の赤字縮小にとどまりました。

・13:35 米宇宙開発企業スペースXのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は7日、今から2年後に、火星に向け大型宇宙船「スターシップ」を初めて無人で打ち上げると、X(旧ツイッター)に投稿した。
火星に無事に着陸できる信頼性を試すためだとし、うまくいけば今から4年後に火星への有人飛行を開始すると表明した。
「飛行頻度はそこから指数関数的に上昇し、約20年後には自立した都市を建設することを目標としている」と述べた。