長期金利、一時1.1%台に上昇 株価は一時900円安。2011年7月以来、およそ13年ぶりの水準 | Takayukiのブログ

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【昨日まで米市場と本日日本市場】
《昨日》
NYダウ38,441㌦(▼411)▼1.06%
NASDAQ16,920㌦(▼99)▼0.58%
WTI原油先物79.08㌦(▼0.15)▼0.19%
・米株式市場でダウ工業株30種平均は続落で終えた。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ時期が後にずれるとの見方が根強い。米長期金利が上昇し、株式の相対的な割高感が意識されたことから売りが広がった。

《本日》
日経平均¥38,054.-(▼502)▼1.30%
グロース市場指数¥777.-(▼1.75)▼0.22%
ドル/円 ¥156.87(▼0.80)▼0.51%
・日経平均株価は続落。下げ幅は一時900円を超え、取引時間中として5月13日以来およそ2週間ぶりに3万8000円を割り込んだ。米連邦準備理事会(FRB)による早期利下げ期待の後退を背景に、前日の米株式市場で主要3指数がそろって下落したことを嫌気した。日本や米国の長期金利が足元で上昇していることも重荷となり、幅広い銘柄が売られた。売り一巡後は割安感から押し目買いが入り、下げ渋った。

【本日の経済指標】                             
未定 ZAR(南ア) 南アフリカ準備銀行(中央銀行)政策金利 前回8.25%  予想8.25%  結果
07:45 NZD(NZ) 4月 住宅建設許可件数 [前月比] 前回-0.2%  予想―  結果-1.9%
08:50 JPY(日) 前週分 対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)前回2兆1922億円(訂正2兆1896億円)  予想―  結果-2979億円
08:50 JPY(日) 前週分 対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)前回2481億円(訂正2483億円) 予想― 結果824億円
10:30 AUD(豪) 1-3月期 四半期民間設備投資 [前期比] 前回0.8%  予想0.5%  結果1.0%
10:30 AUD(豪) 4月 住宅建設許可件数 [前月比] 前回1.9%  予想1.5%  結果-0.3%
16:00 TRY(トルコ) 4月 貿易収支 -73.4億ドル  -99.0億ドル
16:00 CHF(スイス) 5月 KOF景気先行指数 101.8        102.1
16:00 CHF(スイス) 1-3月期 四半期国内総生産(GDP) [前期比] 0.3%  0.3%
16:00 CHF(スイス) 1-3月期 四半期国内総生産(GDP) [前年同期比] 0.6%  0.7%
18:00 EUR(欧) 5月 消費者信頼感(確定値)-14.3        ―
18:00 EUR(欧) 5月 経済信頼感 95.6        96.2
18:00 EUR(欧) 4月 失業率 6.5%  6.5%
18:30 ZAR(南ア) 4月 卸売物価指数(PPI) [前月比] 1.1%  0.4%
18:30 ZAR(南ア) 4月 卸売物価指数(PPI) [前年同月比] 4.6%  5.0%
21:00 MXN(メキシコ) 4月 失業率 2.28%  ―
21:30 CAD(加) 1-3月期 四半期経常収支 -16.2億カナダドル  -56.9億カナダドル
21:30 ★USD(米) 1-3月期 四半期実質国内総生産(GDP、改定値) [前期比年率] 1.6%  1.3%
21:30 USD(米) 1-3月期 四半期GDP個人消費・改定値 [前期比年率] 2.5%  2.2%
21:30 USD(米) 1-3月期 四半期コアPCE・改定値 [前期比年率] 3.7%  ―
21:30 USD(米) 4月 卸売在庫 [前月比] -0.4%  0.0%
21:30 USD(米) 前週分 新規失業保険申請件数 21.5万件  21.7万件
21:30 USD(米) 前週分 失業保険継続受給者数 179.4万人  179.5万人
23:00 USD(米) 4月 住宅販売保留指数 [前月比] 3.4%  0.2%
23:00 USD(米) 4月 住宅販売保留指数 [前年同月比] -4.5%  ―

【本日の材料銘柄】
▽シグマクシス<6088.T>、25年3月期の連結利益予想を上方修正
▽関西電<9503.T>、高浜発電所3、4号機について運転期間を60年とする運転期間延長申請が認可
▽アサヒペ<4623.T>、連結子会社アサヒロジストにおいて、元従業員による業務上横領が発覚
▽サイジニア<6031.T>、8月末に1対2の株式分割を実施
▽富士古河E&C<1775.T>、27年3月期を最終年度とする新中期経営計画を策定。最終年度に営業利益85億円(前期実績は78億円)を目指す
▽帝国電機<6333.T>、27年3月期を最終年度とする新中期経営計画を策定。最終年度の営業利益57億円(前期実績比16.8%増)、ROE14%(前期実績は9.9%)を目指す
▽サクサ<6675.T>、未定としていた25年3月期業績計画を開示。連結営業利益は21億円(前期比37.2%減)とした
▽豊田通商<8015.T>、6月末に1対3の株式分割を実施

【今日のNEWS】
・4:55 オレンジジュースの原料となるオレンジの果汁の供給が世界的にひっ迫しているとして、飲料メーカーなどの間では、オレンジジュースの一部の商品で販売を休止するなどの動きが広がっています。
オレンジジュースの原料となるオレンジ果汁のほとんどは輸入品ですが、オレンジの主な産地であるブラジルで天候不順や病害による不作が続いたことなどで供給がひっ迫しています。
さらに円安の影響もあって、日本果汁協会によりますと、去年の1リットル当たりの輸入価格は、おととしに比べて5割余り上昇したということです

・8:00 米政府は29日、中国指導部がウクライナでのロシアの戦争を支援していると非難し、米国や他の北大西洋条約機構(NATO)加盟国がさらなる制裁を科す可能性があると警告した。
キャンベル米国務副長官は訪問先ベルギーのブリュッセルで、欧州とNATO諸国は「欧州の中心部を不安定化させる中国の行動に対し、共同で懸念のメッセージを送ること」が急務だと記者団に述べた。
中国の支援は長距離ミサイル、大砲、ドローン(無人機)、戦場の動きを追跡する能力など、ロシアの軍事力再構築につながっていると指摘。「中国指導部が裏でロシアにあらゆる支援を提供するための継続的かつ総合的な取り組みを行っている」と語った。

・10:00 30日の債券相場は下落。長期金利は1.1%と2011年7月以来約13年ぶりの水準に上昇した。米国市場で前の日に続き国債入札が低調となり長期金利が上昇したことに加え、日本銀行が早期に国債買い入れ減額や追加利上げを行うことへの警戒感から売られている。

・10:40 石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の関係者やアナリストは、燃料需要低迷で世界の原油在庫が4月まで増加したことを受け、OPECプラスが6月2日の会合で減産継続を決定する可能性が強まるとの見方を示した。
OPECが今月公表した暫定統計によると、経済協力開発機構(OECD)加盟国の3月の原油在庫は27億9000万バレルだった。OPECプラスによる減産にもかかわらず、前月比2000万バレル、前年同月比3400万バレルそれぞれ増加した。
OPECプラスの関係者は、「これは懸念事態」と指摘。「現物市場では供給が十分にあるが、需要は低迷している」と述べた。

・13:30 米連邦準備理事会(FRB)は29日、全米12地区連銀が管轄する地域の経済情勢をまとめた米地区連銀経済報告(ベージュブック)を公表した。経済活動は前回4月の報告時点から「拡大を続けた」と総括した。大半の地区が「わずかまたは緩やかに成長した」と報告し、2地区は「変化なし」だった。4月は10地区が「わずかまたは緩やかに拡大した」としていた。

・13:45 業界関係者によると、中国の今年のレアアース(希土類)生産枠は供給過剰を背景に引き上げペースが昨年を大幅に下回る見通し。
同国は通常、レアアースの採掘枠と製錬・分離枠を年2回発表するが、昨年は3回に分けて発表した。
中国レアアース業界協会の陳占恒副秘書長は29日、業界の会合で今年の採掘枠を前年比約6%増の27万トンと推定。昨年は前年比21.4%増の25万5000トンだった。