日銀17年ぶりの利上げ マイナス金利を解除 YCC・ETF買い入れも終了。金融緩和政策は転換点。 | Takayukiのブログ

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【昨日まで米市場と本日日本市場】
《昨日》
NYダウ38,790㌦(△75)△0.20%
NASDAQ16,103㌦(△130)△0.82%
WTI原油先物82.76㌦(△0.04)△0.05%
・米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発。人工知能(AI)関連の需要拡大が業績を押し上げるとの見方からハイテク株を中心に買いが広がった。前週末までの2営業日で300ドルあまり下げた後で、押し目とみた買いが入りやすかった。ダウ平均の上げ幅は一時180ドルを超えた。

《本日》
日経平均¥40,003.-(△263)△0.66%
グロース市場指数¥938.-(△7.10)△0.76%
ドル/円 ¥150.42(△1.25)△0.84%
・日経平均4万円台回復。午前中はマイナス圏での推移だったが、日銀が金融政策決定会合の結果を発表した後、下げ幅を縮小し、一時プラスに転じた。後場は一段高。14時過ぎに前日に比べた上げ幅を200円超まで拡大した。円相場が一時1ドル=150円台まで下落したことを手掛かりに、輸出関連株の買いが加速している。日銀による金融政策の修正を受けた、先物の売り方による買い戻しが引き続き日経平均を押し上げている。

【本日の経済指標】                             
未定 ★JPY(日) 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表  前回-0.10%  予想0.00%  結果0.00-0.10%
未定 USD(米) 米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目
12:30 ★AUD(豪) 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表  前回4.35%  予想4.35%  結果4.35%
13:30 JPY(日) 1月 鉱工業生産・確報値 [前月比]  前回-7.5%  予想―        結果-6.7%
13:30 JPY(日) 1月 鉱工業生産・確報値 [前年同月比]  前回-1.5%  予想―        結果-1.5%
13:30 JPY(日) 1月 設備稼働率 [前月比]  前回-0.1%(訂正0.2%)  予想―        結果-7.9%
15:30 ★★JPY(日) 植田和男日銀総裁、定例記者会見
19:00 DEM(独) 3月 ZEW景況感調査(期待指数)19.9        20.4
19:00 EUR(欧) 3月 ZEW景況感調査 25.0        ―
21:30 CAD(加) 2月 消費者物価指数(CPI) [前月比] 0.0%  0.6%
21:30 CAD(加) 2月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比] 2.9%  3.1%
21:30 USD(米) 2月 住宅着工件数 [年率換算件数] 133.1万件  143.0万件
21:30 USD(米) 2月 住宅着工件数 [前月比] -14.8%  7.4%
21:30 USD(米) 2月 建設許可件数 [年率換算件数] 147.0万件  150.0万件
21:30 USD(米) 2月 建設許可件数 [前月比] -1.5%(訂正-0.3%)        2.0%
29:00 USD(米) 1月 対米証券投資(短期債除く)1602億ドル  ―
29:00 USD(米) 1月 対米証券投資 1398億ドル  ―

【本日の材料銘柄】
▽日本ホスピス <7061> 、スギHD <7649> と共同で新たにホスピス施設を開設
▽東京衡機 <7719> 、先端力学シミュレーション研究所(東京都文京区)と、資本・業務提携で基本合意書を締結
▽トーシンHD <9444> 、24年3月期の期末配当予想を従来の12円から10円(前期実績12円)に減額
▽システムD <3804> 、24年10月期第1四半期(23年11月-24年1月)の連結決算は大幅な減益
▽ザイン <6769> 、AIサーバーをはじめとするデータサーバー事業への新規参入を発表。中国企業と合弁会社を設立
▽エクサウィ <4259> 、第一三共 <4568> と共同で行っているAIを活用した創薬プロジェクトにおいて、難易度の高い標的タンパク質に関する良質なヒット化合物を取得
▽マイ波化学 <9227> 、関連会社のティエムティの解散を決定。特別損失を計上し24年3月期通期業績予想を修正
▽カクヤスG <7686> 、固定資産の譲渡と賃借(セール・アンド・リースバック)について発表、24年3月期決算において特別利益を計上
▽サンバイオ <4592> 、25年1月期は連結営業損益33.4億円の赤字(前期は45.4億円の赤字)を計画
▽エージェント <7098> 、不適切な取引の疑いおよび不正行為の疑いに関する第三者調査委員会の調査報告書受領を受け、24年1月期の決算発表を延期
▽マツモト <7901> 、中期経営計画を策定
▽DAIWA <5888> 、営業店舗の固定資産について特別損失(減損損失)を計上
▽窪田製薬 <4596> 、Kubota Glass事業に関して、固定資産の減損損失を計上。23年12月期決算を一部訂正

【今日のNEWS】
・3:20 全米住宅建設業者協会(NAHB)が18日発表した3月のNAHB/ウエルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は51と、2023年7月以来8カ月ぶりの高水準に上昇した。2月は48だった。中古住宅の在庫不足が続いている中で、住宅ローン金利の低下や価格環境の改善が押し上げ要因となった。ロイターがまとめた3月の市場予想は横ばいの48だった。

・5:10 植物由来の原料でつくる「代替食品」が日本でも広がる中、アメリカのスタートアップ企業が日本市場に新たに参入するなど、開発や販売競争が一段と激しくなっています。
日本に比べて代替食品の普及が進むアメリカ カリフォルニア州のスタートアップ企業は、牛乳を全く使わないアイスクリームを開発し、3月から大手コンビニチェーンで販売を始める形で新たに日本に参入することを明らかにしました。
牛乳を成分ごとに細かく分析し、同じ働きをする成分をキャッサバやジャガイモなどさまざまな種類の植物から抽出する技術を実用化し、味や食感を乳製品に近づけたのが特徴だとしています。

・7:30 ニューヨーク連銀が18日に公表した調査によると、2月のローン全体の申請率は43.4%と2022年10月以来の高水準となった。昨年10月は42.5%、昨年6月は40.3%だった。
自動車ローンと住宅ローン借り換えの申請率は調査史上最低を記録したが、住宅ローンの申請率は昨年10月の4.3%から2月には5.6%に上昇した。
ローン全体の申請却下率は10月の21.1%から18.7%に低下。一方、住宅ローンの申請却下率は13%から22.5%に上昇した。

・8:05 欧州連合(EU)のミシェル大統領は18日、ロシアによる脅威に対応するため、欧州は防衛力を強化し「戦争経済」モードに移行する必要があると述べた。
欧州の新聞やニュースサイト「ユーラクティブ」に掲載された論説で、欧州は域内の安全保障に責任を持ち、米国などの支援に大きく依存すべきではないと指摘。
「EUがしっかり対応し、ウクライナに十分な支援を提供してロシアを阻止しなければ、次はわれわれの番だ」とし、防衛態勢を整える必要性を強調した。
「平和を望むなら戦争に備えなければならない」と述べた。

・13:30 日銀は、きょうまでの2日間、金融政策を決める会合を開き、大規模な金融緩和策を変更することを賛成多数で決めました。
具体的には、2016年1月の導入決定以来、大規模な金融緩和策の柱となってきた「マイナス金利政策」を解除します。
その上で、短期金利の操作を主な政策手段とします。
具体的には、日銀当座預金に適用する金利を0.1%とすることで、金融機関どうしが短期市場で資金をやり取りする際の金利「無担保コールレート」を0%から0.1%程度で推移するよう促すとしています。
日銀による利上げは2007年2月以来およそ17年ぶりです。

・13:40 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は19日、運用の多様化に向けた情報提供を求めると発表した。GPIFが投資対象としていない流動性の低い資産に関する情報で、対象は代表的な暗号資産であるビットコインのほか、金、森林、農地などとした。
GPIFは現状、国内外の株式や債券といった伝統的資産や、インフラや不動産などのオルタナティブ(代替)資産に分散投資している。運用資産額は2023年12月末時点で約225兆円と巨額で、世界最大の年金基金として知られる。