日経平均、一時1100円超下落。3月マイナス金利政策の解除観測が海外勢の売りを促す。 | Takayukiのブログ

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【先週末まで米市場と本日日本市場】
《先週末》
NYダウ38,722㌦(▼68)▼0.18%
NASDAQ16,085㌦(▼188)▼1.16%
WTI原油先物77.46㌦(▼0.55)▼0.71%
・米国株式市場はS&P総合500種とNASDAQ総合が下落して取引を終えた。一時は過去最高値を更新。2月雇用統計が労働市場の減速を証明したため利下げ期待を受けた買いに寄り付き後、上昇。その後、半導体のエヌビディア株が過去最高値を更新後、下落に転じ同セクターでの利益確定売りに拍車をかけ、相場全体を押し下げた。ダウは根強いソフトランディング期待に支えられ底堅く推移も終盤にかけてプラス圏を維持できず相場は反落し終了。

《本日》
日経平均¥38,820.-(▼868)▼2.19%
グロース市場指数¥926.-(▼21)▼2.32%
ドル/円 ¥146.99(▼0.09)▼0.06%
・日経平均株価は大幅に反落。 取引時間中として3万9000円を下回ったのは2月29日以来。前週末8日の米株式市場で半導体株の下落が目立った流れを引き継ぎ、東京市場でも値がさの東エレクやアドテストなどの半導体関連株に売りが波及した。海外短期筋による株価指数先物の手じまい売りが続き、日経平均を下押し。日銀が3月にもマイナス金利政策を解除するとの観測が強まり、海外勢の売りを促している。

【本日の経済指標】                             
08:50 JPY(日) 2月 マネーストックM2 [前年同月比] 前回2.4%(訂正2.5%)  予想―        結果2.5%
08:50 JPY(日) 10-12月期 四半期実質国内総生産(GDP、改定値) [前期比] 前回-0.1%  予想0.3%        結果0.1%
08:50 JPY(日) 10-12月期 四半期実質国内総生産(GDP、改定値) [年率換算] 前回-0.4%  予想1.1%        結果0.4%
16:00 NOK(ノルウェー) 2月 消費者物価指数(CPI) [前月比] 0.1%  ―
16:00 NOK(ノルウェー) 2月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比] 4.7%  ―
16:00 TRY(トルコ) 1月 失業率 8.8%  ―

【本日の材料銘柄】
▽木村工機<6231.T>、24年3月期の連結業績予想を上方修正、期末一括配当予想の65円に特別配当25円を加え90円(前期は普通配当40円)
▽わかもと<4512.T>、24年3月期の単体最終損益予想を修正し黒字転換見込みに
▽クオンタム<2338.T>、24年2月期の連結利益予想を下方修正
▽ファースト住<8917.T>、24年10月期第1四半期(23年11月-24年1月)の連結決算は大幅な減益に
▽ホクト<1379.T>、24年3月期の利益予想を上方修正、記念配当の実施も発表
▽鳥貴族HD<3193.T>、24年7月期の連結業績予想を上方修正
▽日駐<2353.T>、24年7月期の連結業績予想を上方修正
▽日本スキー<6040.T>、24年7月期の連結業績予想を上方修正
▽BSNメディ<9408.T>、24年3月期の連結業績予想を上方修正
▽丹青社<9743.T>、24年1月期の連結業績予想を上方修正
▽HEROZ<4382.T>、24年4月期の連結業績予想を上方修正
▽ベステラ<1433.T>、24年1月期は黒字転換、25年1月期は大幅な増益を予想
▽B&P<7804.T>、24年10月期第1四半期の単体業績は大幅な増収増益
▽ソフトウェア<3733.T>、24年10月期第1四半期の連結業績は大幅な増収増益
▽オートウェブ<2666.T>、24年3月期の配当予想を上方修正
▽ワットマン<9927.T>、24年3月期の配当予想を上方修正
▽エイチーム<3662.T>、24年7月期の配当予想を上方修正
▽大日印<7912.T>、自己株式の取得と消却を発表
▽アース製薬<4985.T>、自己株式の取得を発表
▽TDCソフト<4687.T>、株式分割を発表
▽中央ビルト<1971.T>、自己株式の消却を発表
▽NRI<4307.T>、自己株式の消却を発表

【今日のNEWS】
・7:10 11月の米大統領選で再選を目指すバイデン大統領の陣営は10日、7日の一般教書演説後の24時間に1000万ドルの選挙資金を調達したと明らかにした。バイデン氏は一般教書演説で、大統領選で対戦する見通しのトランプ前大統領が民主主義を脅かし、メキシコとの国境警備強化を妨害していると非難。また、トランプ氏が2021年1月6日の議会襲撃事件の事実を葬り去ろうとしているほか、ロシアのプーチン大統領に屈しているとも主張した。バイデン陣営と民主党が1月全体で集めた選挙資金が4200万ドル強だったことを考慮すると、24時間で1000万ドルという額は注目に値する。

・8:15 米共和党全国委員会(RNC)は8日、トランプ前大統領に近い2人をトップに起用した。これによりRNCに対するトランプ氏の影響力が強まる。南部ノースカロライナ州支部委員長のマイケル・ワトリー氏が次期委員長、トランプ氏の義理の娘であるララ・トランプ氏が共同委員長に就任する。両氏ともトランプ氏が推薦していた。RNCは11月の大統領選に向けた有権者取り込みと資金集めで重要な役割を担う。

・10:25 英求人雇用連盟(REC)と会計事務所KPMGの調査によると、2月の英労働市場は急激に軟化し、人材紹介会社を通じた企業の求人需要が新型コロナウイルス対策の活動制限が敷かれていた2021年初め以来の大幅な落ち込みを示した。求人動向を示す指数は46.9と、1月の49.4から急低下し、21年1月以来の低水準を付けた。

・10:30 昨年10-12月期の実質国内総生産(GDP)改定値は、速報値から上方修正された。設備投資が上振れ、成長率はプラスに転じた。18、19日に開催される日本銀行の金融政策決定会合を前に2四半期連続のマイナス成長を回避した。 内閣府が11日発表した実質GDP改定値は前期比年率で0.4%増(市場予想1.1%増)、前期比では0.1%増(同0.3%増)と、速報値の0.4%減、0.1%減から上方修正された。GDP改定値に反映される法人企業統計の良好な結果を受け、設備投資は前期比2.0%増と速報値の0.1%減から引き上げられた。一方、個人消費は速報値(0.2%減)を下回る0.3%減だった。