プーチン政権と対峙、突然の死に衝撃 ロシア反体制派ナワリヌイ氏。各国首脳から露へ非難相次ぐ。 | Takayukiのブログ

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【昨日米市場とコメントと見通し】
《昨日》
NYダウ38.627 ㌦(▼145)▼0.37%
NASDAQ15,775㌦(▼130)▼0.82%
WTI原油先物79.22㌦(△1.19)△1.53%
・米国株式市場は下落して取引を終えた。予想を上回る米卸売物価指数(PPI)を受け、連邦準備理事会(FRB)による早期利下げへの期待が後退した。主要3株価指数の中ではNASDAQ総合が最も下げた。主要3指数は週間で6週間ぶりの下げとなった。

【今日のNewsと来週の見通し】
《今日のNews》
・米労働省が16日発表した1月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前月比(季節調整済み)で0.3%上昇となった。伸び率はロイターがまとめた市場予想の0.1%を上回り、2023年8月以来5カ月ぶりの大きさとなった。 
・1月の米住宅着工件数は前月から減少し、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が始まって以来の大幅減となった。多くの購入希望者が住宅ローン金利の一段の低下を待っており、住宅市場の回復は漸進的なものになることが示唆される。許可件数は、一戸建て住宅が若干増加した。一方で集合住宅は7.9%減少。減少率は昨年9月以来最大となる。住宅着工件数は全米4地域全てで減少。特に中西部と北東部で落ち込みが目立った。一戸建て住宅の完成物件数は2020年5月以来の低水準となった。
・米ミシガン大学が16日発表した2月の消費者信頼感指数(速報値)は79.6と1月の79.0から上昇した。ただ、ロイターがまとめたエコノミスト予想の80.0は下回った。現況指数は81.5と前月の81.9から小幅に低下。一方、期待指数は77.1から78.4に上昇した。1年先のインフレ期待は1月の2.9%から3.0%に上昇。5年先のインフレ期待は2.9%で3カ月連続で横ばいだった。

《来週の動きと経済指標》
・《米国》19日:プレシデンツ・デーの祭日で休場。20日:1月景気先行指数。21日:1月分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を公表。ボスティック米アトランタ連銀総裁あいさつ。22日:1月シカゴ連銀全米活動指数、新規失業保険申請件数、2月製造業・サービス業PMI速報、1月中古住宅販売、クックFRB理事講演、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁が討論会参加(経済見通し)。
・《欧州》21日:ユーロ圏消費者信頼感指数、独経済相、景気見通し。22日:ECB1月理事会議事要旨、ユーロ圏製造業・サービスPMI、CPI、EU経済相・財務相の非公式会合。23日:独IFOビジネスセンチメントGDP、ECB1年、3年インフレ期待調査公表、ナーゲル独連銀総裁講演、ショナーベルECB理事講演。
・《英国》22、23日:英中銀、グリーンMPC委が講演。
・《中国》18日:中国人民銀行、中期貸出制度(MLF)金利発表。
・《日本》19日:機械受注。21日:貿易収支。
・《その他》●19-20日:サウジキャピタルマーケットフォーラム。●カナダ20日:CPI。22日:小売売上高。●豪州20日:豪州準備銀2月6日会合の議事要旨。

※ PMI=購買担当者景気指数 PPI= 生産者物価指数、卸売物価指数 CPI =消費者信頼感指数 IFO= 企業景況感指数

《来週の見通し》
・来週は連邦準備制度理事会(FRB)が1月開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録、欧州中央銀行(ECB)は1月定例理事会の議事要旨、豪州準備銀は2月6日開催の金融政策会合の議事要旨を公表予定で、今後の金融政策を判断するうえで注目される。また、中国人民銀行は18日に中期貸出制度(MLF)金利を発表。総裁はデフレとの闘いで政策緩和の用意があるとしており、1年物MLF金利の10BPの引き下げが予想されている。
・FRBは1月FOMCで政策金利を4会合連続で据え置き、インフレの改善を認識しているものの、利下げにはさらなるデータでディスインフレ基調を確信する必要がある、と慎重な方針を表明したが、その見解に達した詳細が議事録で明らかになる。
・年初は、FRBが早くて3月にも利下げを開始、年内6回の利下げを織り込みドル売りに拍車をかけた。その後、1月FOMCの結果や最近の強い雇用や経済指標、1月CPIを受けて、市場の利下げ開始時期の予想は6月に先送りされ、年4回の利下げに修正されドル売りも後退。
・FOMC議事録で利下げに慎重な姿勢が再確認された場合、ドルの底堅い展開が予想される。一方、CPIやPPIの結果を受けて、FRBの見解は大幅に修正されておらず、昨年12月に示した予測通り年3回程度の利下げ軌道予想を維持しており、市場がFRBの予想に近づいた形。経済やインフレには依然不透明感が強く、今月末に発表されるFRBが基調的なインフレを判断する上で重要視している個人消費支出(PCE)コア指数や3月初旬に控えているパウエル議長の議会証言まで、経済指標などを材料にした利下げペースの思惑にドルはもみ合いが続くと見られる。

・2月19日週の日経平均相場予想:3万7500〜3万8800円
・2024年2月の月間日経平均相場予想:3万4500〜3万7000円(2月15日予想を超えました)

・2024年の年間日経平均相場予想:2万9000〜3万7500円(2月15日予想を超えました)