24年度物価見通し、下方修正へ 2%台半ば軸、原油安反映 日銀。 | Takayukiのブログ

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【昨日の米市場と本日日本市場】
《昨日》
NYダウ37,711㌦(△15)△0.06%
NASDAQ14,970㌦(△0.53)△0.00%
WTI原油先物73.11㌦(△1.09)△1.51%
・NY市場小幅続伸。原油高に連れたエネルギーセクターの上昇がけん引し、寄り付き後、上昇。しかし、12月消費者物価指数が予想を上回ったため早期利下げ観測が後退し、長期金利上昇を警戒し相場は大きく下落した。終日軟調に推移したが、終盤にかけて30年債入札の良好な結果や中東地政学的リスク上昇を受け長期金利が低下に転じると相場は下げを消し、小幅高で終了。

《本日》
日経平均¥35,577.-(△527)△1.50%
グロース市場指数¥892.-(△0.77)△0.09%
ドル/円 ¥145.25(▼0.03)▼0.02%
・日経平均株価は、一時700円以上値上がりし、4日連続でバブル期以来の最高値を更新。3万5000円台後半は、取り引き時間中としてはバブル期の1990年2月以来およそ33年11か月ぶり。その後は株価の上昇がやや過熱気味だという見方からいったん利益を確定する売り注文が出て、値上がり幅が縮小した。

【本日の経済指標】                             
未定 CNY(中) 12月 貿易収支(米ドル)前回683.9億ドル (訂正684.0億ドル)        予想747.5億ドル  結果753.4億ドル
未定 CNY(中) 12月 貿易収支(人民元)前回4908.2億元  予想―        結果5409.0億元
08:50 JPY(日) 11月 国際収支・経常収支(季調前)前回2兆5828億円  予想2兆3851億円  結果1兆9256億円
08:50 JPY(日) 11月 国際収支・経常収支(季調済)前回2兆6217億円  予想2兆1770億円  結果1兆8854億円
08:50 JPY(日) 11月 国際収支・貿易収支 前回-4728億円  予想-5330億円  結果-7241億円
08:50 JPY(日) 前々週分 対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)前回-1674億円(訂正-1648億円) 予想―    結果-2048億円
08:50 JPY(日) 前々週分 対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)前回-1200億円(訂正-1205億円)  予想―        結果-3373億円
08:50 JPY(日) 前週分 対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)前回-2048億円        予想―        結果5423億円
08:50 JPY(日) 前週分 対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)前回-3373億円        予想―        結果2962億円
10:30 CNY(中) 12月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比] 前回-0.5%  予想-0.4%  結果-0.3%
10:30 CNY(中) 12月 生産者物価指数(PPI) [前年同月比] 前回-3.0%  予想-2.6%  結果-2.7%
14:00 JPY(日) 12月 景気ウオッチャー調査-現状判断DI 前回49.5        予想49.8        結果50.7
14:00 JPY(日) 12月 景気ウオッチャー調査-先行き判断DI 前回49.4        予想49.5        結果49.1
16:00 TRY(トルコ) 11月 経常収支 1.9億ドル  -17.0億ドル
16:00 GBP(英) 11月 月次国内総生産(GDP) [前月比] -0.3%  0.2%
16:00 GBP(英) 11月 鉱工業生産 [前月比] -0.8%  0.3%
16:00 GBP(英) 11月 鉱工業生産 [前年同月比] 0.4%  0.8%
16:00 GBP(英) 11月 製造業生産指数 [前月比] -1.1%  0.3%
16:00 GBP(英) 11月 商品貿易収支 -170.32億ポンド  -157.00億ポンド
16:00 GBP(英) 11月 貿易収支 -44.80億ポンド  -30.00億ポンド
16:45 FRF(仏) 12月 消費者物価指数(CPI、改定値) [前月比] 0.1%  0.1%
16:45 FRF(仏) 12月 消費者物価指数(CPI、改定値) [前年同月比] 3.7%  3.7%
16:45 FRF(仏) 11月 消費支出 [前月比] -0.9%  -0.2%
22:30 USD(米) 12月 卸売物価指数(PPI) [前月比] 0.0%  0.2%
22:30 USD(米) 12月 卸売物価指数(PPI) [前年同月比] 0.9%  1.3%
22:30 USD(米) 12月 卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く) [前月比] 0.0%  0.2%
22:30 USD(米) 12月 卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く) [前年同月比] 2.0%  1.9%

【本日の材料銘柄】
▽ツルハHD<3391.T>、ベトナムへの進出に伴い、パートナー会社のHong NgocおよびHong Dang Service Trading JSCと合弁基本契約を締結
▽ファマライズ<2796.T>、取得上限141万6800株(発行済み株式数の12.07%)・10億3200万円の自己株取得枠を設定
▽進和<7607.T>、24年8月期第1四半期(23年9-11月)の連結決算は大幅な減益に
▽ウッドF<8886.T>、24年5月期の連結業績予想を下方修正
▽不二越<6474.T>、23年11月期の連結営業利益は118.7億円(前期比30.3%減)となり、従来予想に対して46.3億円未達。24年11月期は営業利益100億円(前期比15.8%減)を計画
▽久光薬<4530.T>、24年2月期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しを118億円から144億円(前期比24.1%増)に増額。「サロンパス」を中心とする一般用医薬品が国内外ともに伸長
▽鳥貴族HD<3193.T>、昨年12月の既存店売上は前年同月比30%増。全店売上は同33%増
▽7&iHD<3382.T>、米Sunoco LPからコンビニエンスストア事業およびガソリン小売事業の一部を取得
▽オリコ<8585.T>、イオンFS<8570.T>との業務提携を具体化し、イオンFS子会社のイオンプロダクトファイナンスの全株式を取得し子会社化
▽グラファイト<7847.T>、24年8月期第3四半期累計の単体営業利益は0.8億円(前年同期比88.0%減)
▽コジマ<7513.T>、24年8月期第1四半期の単体営業利益は2.1億円(前年同期比41.5%減)
▽タマホーム<1419.T>、24年5月期第2四半期の連結営業利益は30.1億円(前年同期比55.5%減)

【今日のNEWS】
・5:10 米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は11日、この日発表の米消費者物価指数(CPI)で示されたようにインフレ率が連邦準備理事会(FRB)の2%目標に戻る道のりは険しいため、FRBが3月に政策金利を引き下げるのは時期尚早な可能性が高いと述べた。米労働省が11日発表した昨年12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で3.4%上昇と伸びは前月の3.1%から加速し、ロイターがまとめた市場予想(3.2%上昇)を上回った。家賃が上昇傾向を維持した。
・6:50 米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は11日、2023年はインフレ率が低下する「殿堂入り」の年であり、この傾向が続く限り24年に数回の利下げが行われる道が開かれると述べた。ロイターとのインタビューで「政策金利をいつ、どれだけ引き下げるべきかの主要な判断材料はインフレデータがどうなるか、そしてわれわれの政策目標を達成できるかにかかっている」と指摘。「数週間、数カ月先に指標の発表を控える中で手を縛るのは好まない。1月時点で3月や6月の会合などについて判断することはない」とした。
・7:00 2024年の世界的な選挙イヤーの口火を切る台湾総統選ならびに立法委員(国会議員)選挙が1月13日に投開票される。総統選では中国と対立し、対米関係を重視する与党・民進党の勝利がやや高いとみられる。半面、立法委員選では中国に融和的な国民党の勝利が意識されており、総統・議会選での分裂投票が短期的にはバラ色の結果をもたらす可能性がある。
・7:30 アルゼンチン国家統計センサス局(INDEC)が11日発表した2023年12月の消費者物価指数(CPI)は前年比上昇率が211%と、1990年代初頭以来の高い伸びとなった。当時はハイパーインフレに見舞われ、特に食品価格が急速に上昇した時代だったが、足元でも退職した高齢者らから生活の苦しさを訴える声が上がっている。
・8:00 米12月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.3%、前年比+3.4%と、11月+0.1%、+3.1%から予想以上に伸びが拡大した。それぞれ、9月来で最大の伸び。連邦準備制度理事会(FRB)が注視している変動の激しい燃料や食費を除いたコア指数は前年比+3.9%と11月+4.0%から鈍化も予想を上回った。自動車保険コストが20%超上昇、伸びは1976年来で最大。その中でも特にFRBが注視している住宅を除いたコア指数は前月比で+0.4%、前年比で+3.9%と、11月と同水準の伸びにとどまった。予想を上回った結果を受けて、米国債相場では一時長期金利が上昇。
・8:15 LSEGのデータによると、米ビットコイン上場投資信託(ETF)は11日午後の時点で売買代金が46億ドルとなっており、証券取引委員会(SEC)が前日承認した商品に投資家が飛び付いている。ブラックロックのiシェアーズ・ビットコイン・トラスト(IBIT.O)、グレイスケール・ビットコイン・トラスト、アーク・21シェアーズ・ビットコインETF(ARKB.Z)といった11本のビットコイン現物ETFの取引が始まり、熾烈な競争が幕を開けた。手数料引き下げなどの動きも出ている。
・12:00 中国税関総署が12日発表した統計によると、2023年12月の対米貿易黒字は273億1000万ドルで、11月の298億1000万ドルから縮小した。23年の対米黒字は3361億3000万ドルだった。
・13:00 エジプトのスエズ運河庁は12日、今年1月1─11日のドル収入が前年から40%減少したと明らかにした。イエメンの親イラン武装組織フーシ派による攻撃を受け、大手船舶各社が航路を変更していることが要因。
・13:30 中国の2023年12月の輸出は予想以上に増加し、世界貿易の緩やかな回復を示唆する内容になった。税関総署が12日発表した統計によると、12月の輸出は前年比2.3%増加。11月(0.5%増)から加速し、ロイタがまとめたエコノミストの予想(1.7%増)を上回った。輸入は0.2%増で11月(0.6%減)からプラスに転じた。エコノミスト予想(0.3%増)にはわずかに届かなかった。エコノミスト・インテリジェンス・ユニットのシニアエコノミスト、Xu Tianchen氏は「輸出の予想以上の伸びに最も寄与したのは半導体と電子関連だ。海外の消費需要に循環的回復が見られた」と述べた。前年同月は厳しい新型コロナウイルス規制の解除で輸出が混乱しており、その影響で伸びが増幅されたとも指摘した。