【先週末米市場と本日日本市場】
《先週末》
NYダウ28,256㌦(▼603)▼2.09%
NASDAQ9,150㌦(▼147)▼1.59%
WTI原油先物51.63㌦(▼0.51)▼0.98%
・新型肺炎感染拡大に加え、低調な米経済指標やまちまちの企業決算から世界経済成長懸念。又米政府、公衆衛生の非常事態宣言。
《本日》
日経平均¥22,971.-(▼233)▼1.01%
マザーズ指数¥823.-(▼0.09)▼0.01%
為替¥108.51(△0.15)△0.14 %
・中国での死者数がSARS超える。春節明けの上海市場は大幅安で始まるものの徐々に戻し日経平均も下げ渋る。円高から一時400円下落
【気になる国内外NEWS】
・新型肺炎中国人の入国60カ国が制限、フィリピンやNZも全土対象。
・中国経済春節明けも休止、新型肺炎で8割地域で生産再開延期。
・新型肺炎中国外で初の死者。フィリピン、武漢から入国。
・中国人民銀約18兆円供給へ、市場への悪影響緩和。
・英・EU通関手続き復活濃厚、交渉方針月内公表へ。車産業コスト増の懸念。
【気になる大型銘柄】
・3088マツモトキヨシHLDGS 3098ココカラファイン来年10月統合。
・6457グローリー 仏注文端末を買収、外食店向け事業強化。
・8036日立ハイテク 日立(6501)が日立ハイテクにTOB、1株8000円。完全子会社化でグループ再編。
【気になる小型銘柄】
・本日は相場が悪く見送り。
【今日のコメント】
・SARSによる死者は2002~03年で約800人。世界経済の損失額は推定で330億㌦。先ずは死者の数で今回の損失額を想定しておく。
・新型肺炎は今週が目処になりそうだ。春節終了後に企業の出勤延長期限が2月9日が多く来週から中国企業再開が現実になれば終息か。
・中国経済の停滞は目に見えた。中国の経済対策に期待がかかるが、中国の失速は世界の経済成長の鈍化にも繋がるので中国の対策次第。
・今が最悪期か更に世界経済減速が数字に現れた時が最悪期になるか、誰にも判断付かない。だが最悪期は何時でも買い場となる。
・金の資金回避の上昇が続いてますが、ビットコインも似た様な動き。今やビットコインは金と同じ扱いか。肺炎落ち着けば下降か。