この2年弱というもの、リーディングはPart.5対策を中心に行ってきて、

Part.7対策らしきことは直接的にはほとんど行ってきませんでした。

(持っている模試形式の問題集や公式でもPart.7は解いていないものが多い)

 

で。

ここのところ、毎回、時間はぎりぎり足りているのに、スコアが出てみると、

410点台。

アビメで見てもPart.7で落としているのは間違いないのですが、

なぜ、全文読んでいるはずのPart.7で点を落としているのか自分では理由がわかりませんでした。

 

Part.5・6向け対策の本が良かったので、

12月に新たに出たPart.7対策に特化したこちらの本を年末年始に着手してみることにしました。

 

 

ちなみにPart.5・6対策はこちら

 

Part.7の本を回しはじめて、1時間もしないうちに、なぜ、「時間が足りているのに点を落としているのか」、理由がはっきりわかりました。

そんなことあり得るの?と言われてしまいそうな気もするのですが、

その理由は、

 

問題をちゃんと読んでいない

 

完全にこれでした…。

時間配分を意識しながら、本文(パッセージ)を読む事に集中しているのは良いのですが、その反面、問題文をきちんと読んでいない=イシューが何かを押さえていない=問われている内容をちゃんと理解していない、という状態で、

こういうことが問われているなら、主語が誰だれなら、こういうこと聞いているんでしょ?という勝手な思い込みで解いている問題が、結構ありました。

あと、選択肢に書かれている内容の拡大解釈。

TOEIC(に限らず試験はそういうものだと思いますが)は、

やっぱりちゃんと問題が練られていて、普通はこういうこと聞くよね?っていうことは聞かない、ちゃんと問題読んでないと足をすくわれるようにできていることを痛感しました。

 

たとえば、

この本の中のとある問題で、セールの告知文に対する問があり、

What is the special price for jeans ? という問いかけがありますが、

問題を飛ばし読みして、「What」「price」「jeans」くらいしか読んでいないと、「ジーンズはいくら割引になったのか?」(=誰もそんなことは聞いていません。正しくは、ジーンズは割引価格でいくら?です)と思い込んでしまうミスをおかしました。。。

ご丁寧に、ジーンズの割引後の価格も選択肢の中にあり(正答)、一方で、値引き幅(いくら割引になったのか?と解釈した場合に、誘導されてしまう金額)も選択肢として用意されているんですよね…

 

肝心の、パッセージを読むだけではなく、問題を読んで何が問われているかを理解して、解答する、これって小学校あたりでも教わりそうな超基本的なことですが、

大人になった今になっても、早とちりやら思い込みやら、結構、無意識のうちにしていることを痛感しました。。。(こんな初歩的なミスをしているのは私くらいかもしれません…)

 

ともあれ、

どんなパートでも、そしてTOEIC以外の物事でも、

なんでも、原因の確認が大事ですね。

それができたら、対策を練る。

スコアを落としている理由がわかっただけでも一歩前進です。

 

なお、こちらの本はとても良い本だと思うのですが、

まだ、Chapter.9まであるうち、Chapter.2までしか終わっていないので、

もう少し進んでからレビューをしたいと思います。

 

Part.5・6の本についてはこちらの記事でレビューしています。