村上春樹の3年ぶりの長編小説『夏帆』。
「正直いって、君みたいな醜い相手は初めてだよ」
26歳絵本作家、夏帆は初対面の男に
いきなりこう告げられた。
とびきり美しくも賢くもなく、
ただ好奇心の強い彼女は、怒りよりも
ショックよりも、ただ純粋に驚いた。
本を手に取り、裏の帯を読んでみたら、
何故か、まるで自分のことのように感じて、
好奇心で購入してみました。
村上春樹の小説を初めて読んだのは、
「ノルウェイの森」だったと思う。
映画化もされたけれど、繊細な心の描写も、
ノスタルジックで美しい映像も、
とても好きな作品。
それからは、エッセイや翻訳作品や、
「街とその不確かな壁」を除いて
デビュー作「風の歌を聴け」からの
長編作品は全て読んで来た。
何故村上春樹に惹かれるのか?
私がこうありたいという状況や、
私自身を言葉で表現してくれてるような
そんな気分にさせてくれるからかな?
日常の中にある非日常。
音楽が背景にある。
孤独が好きな主人公。
喪失感と本当の自分の居場所を探す旅。
余白を感じさせる言葉。
淡々としてシュールだけど、
時々「ふふっ」とユーモアのある会話。
さて、さて、それでは久しぶりの
ワクワクする村上春樹ワールドに
入っていくとしますか。
行ってきます!✈️
