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🌺 レムリアと隕石の予知の物語


むかしむかし…


広い海のどこかに

レムリアという大陸が

ありました。


そこに住む者たちは、

言葉よりも心で通じ合う

ことが得意で、自然の音や、

星々の囁きを静かに聞き

ながら暮らしていました。


ある夜、星を見守る

レムリアの神殿で、
一人の巫女がある光景を

感じ取りました。


「空から大きな火のかたまりが

 落ちてくる
 海が揺れて大地のかたちが

 変わっていく…」


同じようなビジョンが

浮かぶ者も何人も現れました。
レムリアの人々にとって、

予知の感覚は特別なことではなく、
みんなで共有して備えるための

星からのメッセージでした。


賢者たちは


「これは罰ではなく、

地球そのものの大きな

変化の一部だろう。
この体験を恐れだけで

終わらせてはいけない」


「建物や宝物を守るよりも、

 意識の種を未来に残そう」


自然と共に生きる感覚、

目に見えない世界を信じる心、

他者と調和すること。


そうした記憶を海や大地、

そして魂の深いところに

預ける準備を始めました。


やがて空から大きな光が降り、

地球が大きく揺れました。


隕石の衝突、地殻変動が重なり、
レムリアの大陸はゆっくりと

海の底へ沈んでいったと

言われています。


沈みゆくその時でさえ、
レムリアの人々は手を取り合い、

静かにこう祈りました。


「この記憶がいつかまた、
別の時代のだれかの心で

目を覚ましますように」 


それから長い年月が経ち、
海や森を見ると理由もなく

懐かしくなったり、


「本当はもっと優しい世界が

似合う気がする…」


と感じる人には、
レムリアで預けられた、

意識の種が芽吹き始めて

いるのかもしれません。


おしまい。