最後まで見届けました
ちゅりーっす♪
もし、いつものように
歩道を歩いている時に
海に何かを見つけたのなら、
あそこまでの衝撃は
受けなかったと思います。
でも、この日に限って、
波打ち際を歩いていたから、
突然、目の前に現れた！！
という感じだったんです。
※こちらからの続きです。
↓ ↓ ↓
神々しいばかりの
朝の光の中の出来事でした。
寄せる波に揺すられながら、
静かに横たわっていたのは
息絶えた子クジラ。
ニュースによると
体長８メートル弱の男の子だそう。
この光景の中で私は、
どこか別の世界にいるような
夢うつつのように感じていて。
たぶんショックで呆然として
半放心状態だったようです。
心の痛み、悲しみなどは
ほとんど感じていませんでした。
そのため、帰宅後に
じわじわと感情がよみがえり
激しい悲しさに襲われました…
一方。
私が夢中で朝の海を撮影中、
一足先に子クジラを見つけ
ひどく心を痛めながら、
動画におさめていた夫。
この時のようすです。
私たちが立ち去ろうとした時、
二人の男性がやって来ました。
通報を受けて偵察に来た
州警察の警察官でした。
この後、
私たちは帰宅しましたが
どうなるのか気になり、
窓から様子をうかがうと
人がたくさん集まっています。
その時、はっ
としました。
リビアビーチってね、
わりと長い海岸なんだけど
あのクジラ君がいるのが
うちの真正面！！
しかも、木の陰にも隠れず。
それに気づた時、
色んなことが頭を巡りました。
今朝、いつになく
波打ち際を歩いたのも。
彼が打ち上げられていたのが
うちの真正面だったのも。
ほんとはもう一つあるんだけど、
ここでは割愛しますが、それも。
ぜーんぶ繋がってるとしたら。
これは…
最後まで見届けなきゃ
ちょっとした使命感…のようなものが
ふつふつと湧いて、元気が出ました
*～*～*～*～*～*～*～*～
私たちが帰宅した頃には
すでに人だかりはできてましたが、
前記事を投稿し、お昼を過ぎても
状況はまったく変化せず。。
午後3時ごろになって、
ショベルカーが到着しました
打ち上げられた近くに
穴を掘って、埋葬するようです。
時間はかかりましたが
地道に着々と作業は進み、
集まった人々の見守る中、
埋葬されました。
すべての行程が完了して
元の静かなビーチに戻ったのは
午後5時半。
私たちがクジラ君に遭遇してから、
丸半日が経っていました。
*～*～*～*～*～*～*～*～
つい最近、私はブログで
まるで海からの悲鳴のような
異変に触れましたが
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その翌朝、
クジラ君の遺体に遭遇しました。
ここのところ、他の海岸でも
クジラの遺体が上がっています。
甚大な被害をもたらしている
台風も、ハリケーンも、
生まれ出るのは海の上。。
海に、地球に、一体
何が起きているのだろう。
海は一体、私たちに何を
伝えようとしているのだろう。
…なんてことを
つい考えてしまいます。
*～*～*～*～*～*～*～*～
一夜明け。
クジラ君が眠る場所へ
私の長い一日に
お付き合いくださって
ありがとうございました
みんなみんな、笑顔でいてね。
Be Happy