英語vs.米語:現在ヘンシン形!?今は「まだH2O」
ちゅりーっす
アメリカとイギリス。
同じ英語の国・ネイティヴスピーカー同士にもかかわらず
赴任当初、英国人との会話の1/3しか理解できなかった
米国人だぁりん⇒こちら
発音も違うし、表現方法や単語自体も違いがいっぱい。
イギリスで私たちが住んでた町は、小さな町だけど、
スーパーマーケットがいっぱいありました。
徒歩圏内には、ASDA(アズダ)、Tesco(テスコ)、
Sainsbury's(セインズベリー)、Lidl(リドゥル)…などなど。
車で10分以内に Morrison(モリスン)…といった具合です。
英国で、だぁりんと一緒にスーパーに買い物に行くとね、
どのお店にもある、
『ある商品の売り場』に差しかかるたび、
彼がついつい口走るセリフを聞くことになります。
それは、この商品のコーナー↓
(撮影 by だぁりん。Sainsbury'sにて)
ペットボトル等の「水」を売ってるセクションです。
ここに来るたび口走る、だぁりんのセリフ、
言い回しはその都度変わりますが、
内容はこんな感じ。
"Oh good. I should buy it while it is still water."
あーよかった、間に合った今のうちに買っとかなきゃ。
これが、まだ水(=スティル・ウォーター)のうちに、ね
なんのこっちゃ????と思われるかもしれませんが…
イギリスの「水」売り場のサインを、確認してみましょう
ほら!
Still water
スティル・ウォーター(今もなお、水)
ってことは…
現在、変化中…?
近いうちに、水ではなくなる日が来るの!?
い、一体、何に変身するんでしょう!!??
…なーんてね、
ついつい、こんな↓想像をしちゃうわけ
WATER (水)
⇒ STILL WATER (まだ水)
⇒⇒ NOT WATER ANY MORE (もはや水ではない)
現在進行形ならぬ、現在ヘンシン形~なんちって♪
本当は、
「まだ、今でもなお…」って意味のstill ではなくて、
「静かな、動きのない…」って意味の方のstill です。
イギリスでは、
(炭酸で発泡してない)普通の水のことを
「スティル・ウォーター」って呼ぶんですって!!
一方
アメリカでは、
still water という言葉は、
湖、池、淀み等…流れのない水を指します。
In the US
the term "still water"
refers to a lake or stream where the water does not flow.
この「流れない静かな水」は、ことわざにもなっていて、
Still waters run deep.
スティル・ウォーターズ・ラン・ディープ。
直訳すると、「静かな流れは深く進む」ですが、
⇒『能ある鷹は爪を隠す』に似た意味の諺です。
ということで。
…イギリスでは、お店で売られているけど、
アメリカのお店では決して売られていない…
Still water のお話でした~
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