久しぶりの大仕事を終えた?せいか、夕食後、ちょっとした脱力感を覚え、早めにホテルで休もうと帰路を急ぐと、部下3人が物足りなそうに(物欲しそうに)目で訴える。「わかった、わかった。たまの中国出張だもんな。カラオケ小姐にも会いに行きたいよな。」としぶしぶ?ネオン街へ引き返す。最近のカラオケは、工場の生産環境同様チップばかり高額要求されるものの、小姐のクォリティやサービスは低下するばかりなので、自分としては出来ればパスしたかったのだが仕方がない。現地スタッフが何度か訪れた事があるという「PALACE」のエレベーターに乗り込む。豪華っぽい装飾にはそぐわない、カビ臭い大部屋に通されるとすぐに、艶やかな衣装に身を包まれた40人前後の小姐達が、ズラーっと通路に並び立つ。中国カラオケならではの美観である。
「ウチは綺麗な子ばかりですからぁー」と日本人慣れしていそうなママが、自慢気に微笑む。日本ではめったに見られない光景を前に、目を輝かせている部下達に気圧されるように、まずはしきたり?(役職順)に倣って、自分から小姐選びを始める事とする。大人数を一斉に捉えると確かに華やかではあるが、いざ可愛い子を探すとなると玉石混交、めったにタイプの子には巡り合えない事は、20年近い中国経験で了解済みなので、とっとと選んでカラオケに専念するかと、適当に視線を流そうとしていたら「ぅうん?これは!!」という奇跡的な玉がひとつ、ダイヤモンドの如く目に留まった。「ママッ!俺はこの子にする!」「ハィ!ViViちゃんでーす。綺麗でしょー!」やり手ババア的なママに言われるまでもなく、ViViと呼ばれたその色白の女の子は、カラオケ小姐というよりもロシア系のモデルのよう。腰まで伸ばした長い髪は毛先が緩く巻かれており、中国人らしからぬ物腰の柔らかさも含めて、久々のど真ん中ストライク!
「私は広東人ですが、お父さんは新疆の方の少数民族です。」勉強を始めてまだ半年だという日本語での説明も的確で、全盛期の石原真理子にビビアン・スーをブレンドしたような西欧風の目鼻立ちは、そういう家系からなのだと会得した。ルックスからしてさぞや資産家の箱入り娘と思い、その素姓を聞くと、「私のウチはとても貧乏で、両親とも毎日遠くまで働きに出てました。姉も学校だったので、私が幼い妹の世話をしてました。10歳くらいから、近くの川で取ったエビや畑で取れた野菜で料理したり、その川で洗濯したりしました。田舎でしたから、自然がきれいで楽しかったです。」20年前の中国カラオケならば、この手の話はよくあって、結局のオチは「故郷の病気のお母さん助けるために、あなた、お金ください」だったのだが、自らの苦労を懐かし気に話す彼女には、そのような策略はカケラも感じさせず、少数民族ならではの3人姉妹(一人っ子政策除外)の写真を屈託無く見せてくれる。彼女自慢の姉妹も確かに美形ではあるものの、観光地や自宅で写した素顔のViViちゃん本人のショットの方がどれも逸品で、半端なアイドルのグラビアなんぞは遥かに上回るクォリティなのである。さっそくLINEでお友達に追加した、ViViちゃんからのベストショットを、少々画像は粗いが、せっかくなので数枚アップしておこう。そして冒頭に記述した自らの中国観には、次のような修正を加えなければならないかもな。
「いやはや“生産国たる中国のポテンシャル”は、まだまだ奥深く、侮れませんなぁー(^0^)!」

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。そうしたらわたし、彼の携帯から、薫風の弱いところ徹底的についてあげるわぁー







凜花ちゃん
今、日本ハムのチャンスになったから、外野スタンドの応援よく聞いてみて
」
打ってぇー打ってぇーヨーダイカン
かわいいぃー
