早くも年の瀬である。
今年の司法試験の成績には打ちのめされた。
5振失権前は徐々にではあるが成績が向上していたのに、
今年は2000番台に逆戻りしたからである。
①1日1問過去問検討し、
②本番では答案構成に60分かけて短い答案を書く
という戦略が、
公法・刑訴で通用しなかった。
①では不十分だった理由は、
過去問で出題された箇所だけ断片的に押さえるという勉強では、
基本がいつまでも同じ理解レベルにとどまってしまう点にある。
そこで、評価E だった刑訴・行政法について、
川出先生の「判例講座」と山本先生の「探求」を読んで、
ノートにまとめるという勉強を地味に続けている。
12月初めまで2か月余りかかってやっと「判例講座」を終え、
現在は「探求」に取り組んでいる。
判例がなぜその規範を導いたのかについて丁寧に説明されている。
「探求」を読んでいて、初めて行政法の勉強が楽しいと感じた。
しかし、ついたての病根は、むしろ、②の点にあるだろう。
つまり、事務処理能力をどう鍛えるか、である。
この点に関しては、まだ何の対策にも着手していない。
この点の克服なくして来年の合格はないだろう。
そんな孤独な受験生活を支えてくれるのが、つぐみん(14)である。
今年もつぐみんに癒され通しであった。
来年はどんな成長を見せてくれるだろうか。
つぐみん楽しそうで何よりです