老人と海 | ついたてのブログ

ついたてのブログ

弁護士一年目です。ついたての陰から近況をつづります。

ふと文学作品を読みたくなった。季節柄、海をテーマにしたものにしよう。高校生のとき「老人と海」を読みかけたことがあったが、最初の数ページでつまらなくなり挫折したことを思い出した。
最初の退屈なところをこえると、ぐいぐい引き込まれる。リズム感とリアリティ感が半端ない。

老人が小舟で漁に出る。大魚が餌に喰いつく。餌を咥えたまま舟ごと引っ張っていくほどの大物だ。3昼夜にわたって大魚に曳航されたあと、大海の真ん中で格闘する場面が圧巻。
胃カメラを飲んだことが今のところ私の人生で肉体的にもっともつらい経験だが、この老人の経験は胃カメラどころではない。およそ今後の人生でありえないだろう経験ができるのが読書の楽しいところだ。

あえて作品に込められた意味など詮索するのは野暮なことかもしれない。ただ、困難な状況に置かれたときにあなたはどうするの?と問うているように感じた。
「いったんそのことに関わった以上、明らかに自分に向いていないと判断できるときを除いて、続行する」というのが私の考えです。移転先が自分に向いている保証などどこにもないからね。

というわけで、4回目の司法試験受験を目指す覚悟はできている今日この頃です。