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雑文・ザンスのブログ

映画・読書・旅行などの話題。そして時々、資格。

・著者は、高校生の頃からロシア語学習にのめりこむ。しかしロシアに留学したわけではなく、代々木の雑居ビルの中にあった「ミール(平和)ロシア語研究所」での学習だ。そこでは「ひたすらにロシア語を聞き、発音し、暗唱する。」講師は日本人だが、ネイティブの人が聞いても流暢な発音が身に着いたそうだ。主催者は東一夫、東多喜子夫婦。そこに黒田氏は12年間通っていた。その間、大学は、https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E7%94%B0%E9%BE%8D%E4%B9%8B%E5%8A%A9にもあるが、立教→上智→東大→東大(大学院)で学んだ。卒業後は、複数の大学を歴任し、今は神田外語大学に所属。NHKのロシア語の講師でも知られていた。

 

・語学関係の著作も多く、何冊か読んだ記憶がある。

読書感想:「物語を忘れた外国語」(黒田龍之介著・新潮文庫) | 雑文・ザンスのブログ

読書感想:「世界の言語入門」(黒田龍之介著:講談社現代新書) | 雑文・ザンスのブログ

 

・「ミール方式」が、どれだけ有効か?なのだけど、実際に、「現在も活躍しているプロのロシア語通訳や翻訳家、各分野のロシア関係の専門家、大学教員、ジャーナリスト、ビジネスマン、公務員等のなかにも、じつに数多くのミール出身者がいる。」(貝沢 哉氏(早稲田大学教授)の解説より。)その方法の詳細は、この文庫本に書いてある・・。下手に考えるより文章を覚えてしまう(しかも発音はロシア人と遜色ないまでチェックされる!)のだが、日本語→ロシア語、ロシア語→日本語と矢継ぎ早に追いかけてくるので、中途半端に「頭で覚える」のでは対応しきれず、条件反射的に文章が出てくるまでしごかれる・・というもの。

 

・「お疲れ様」な先生も生徒も体力を消耗する学習法だが、まあ、これをやれば身に着くかな?黒田さんがミールの講師をやった時期もあるようだ。

 

・まあ、飽きずにこれができる人はやっぱ、「言語が好き」な人だろう。