読書感想:「ゆっくり急げ」(ヤマザキマリ著・中公新書ラクレ) | 雑文・ザンスのブログ

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・例の『テルマエ・ロマエ』の作者、ヤマザキマリさんのエッセイ集。「婦人公論」に連載されていたものを編集したそうだ。何か所か「ご苦労様」と言いたくなる箇所があった。

 

・pp.106-108「黒歴史となった引率旅行」。平均65歳のイタリアのオバちゃんのツアーを引率したみたいだが、「目を離せば、あっという間に皆、散り散りになってしまう」という。おかげで飛騨高山にはバスの出発時間になっても集まっていず、行けずじまい・・とか。「和食には二日であきてしまい結局後半は連日イタリア料理を食べ続けた」とか。まあ、団体旅行はイタリア人には向いてない。フランス人にも向いていないかな?私の場合は;ツアー参加者の中で、フランスの南(マルセイユ近辺)から来た人が、「あんまり、キッチリした事は苦手で、時々行方不明になるだろうけど気にしないで」と言ってたっけ(実際、移動中に消えた。コーヒーを飲みにいったとか)、伊勢志摩のスペイン村近くを通ったら興奮してフラメンコをスマホで大音量で聞き出して、同乗しているベルギー人(北の人ですね・・。落ち着いていました。)からクレームがでました。

 

・最初の旦那は、「詩人」で、やはりというか、全く生活力がない。そんな旦那はいざ、出産の時も役に立たない。また旦那の母親は典型的なイタリアの母親で、息子は完璧な「マザコン」だったらしい。まあ大体想像がつきそうだが、若気の至りかな?

 

・実の母親も飛んでる感じだから、いきなり高校生でイタリアに行ってしまうという極端な行動に走ってしまう。日本の高校でてれば、イタリアの大学には入学できるはず。まあ、卒業は別途、勉強するしかないけど。その後、色々苦労して、『テルマエ・ロマエ』に出会えてよかったね!と思います。

 

・きっと、イタリアには、才能があるのに花を咲かせられないで、おばあさんになってしまう大和なでしこが沢山居る感じがする。