・読書感想:「サピエンス全史・上」(ユヴェル・ノア・ハラリ著:河出書房新社) | 雑文・ザンスのブログ (ameblo.jp)読書感想:「サピエンス全史・下」(ユヴェル・ノア・ハラリ著:河出書房新社) | 雑文・ザンスのブログ (ameblo.jp)と前著「サピエンス全史」については書いていた。
・読み始めの「ごまかさない仏教」(佐々木閑、宮崎哲弥対談・新潮選書)でも冒頭で「サピエンス全史の記述を読むと、仏教についての深い理解が感じられる。どこからこの見解を得たのか?」(同書、pp.3-6,「はじめに」宮崎哲弥)と称賛の声。
・それで、「サピエンス全史」が「過去」を語ったものだが、「未来」を語った、「ホモ・デウス」を読み始めた。しかし、これがなかなかに難しく、しょうがないので「21世紀を語る」という「21 lessons」からとりかかってみようかと思って、パラパラと読み始めた・。これも結構、ムズイですね・・。
・そしたら、別の対談集、「宗教と不条理」(佐藤優と本村凌二対談集・幻冬舎新書)で、この「ホモ・デウス」について、「ダメ」と判定していた。
・すなわち、「今後は疫病、戦争は無くなる方向で、「生命の遠い将来を探索し人間がいずれ神となる可能性や、知能と意識が最終的にどのような運命をたどるか」が論ぜられた」。その格調高さから、ハラリ氏は、2020年と2022年のダボス会議の「基調演説」まで指名されたが・・・・・そのあと、コロナが大発生。ロシア=ウクライナ戦争の発生と、足元が崩れてきた。
・「疫病は、ともかく「戦争が無くなる」などと言うのは時期尚早。・・争いを産むのは宗教だ。ここを徹底的に分析しなくては」・・というのが、佐藤優と本村凌二対談集のキモだ。まあ、話の流れの冒頭に使われた感じ。
・で、「読書してない感想文」になっている。「宗教と不条理」か、「ごまかさない仏教」については、近々、書いてみよう。