未来形についてみてみよう。スペイン語の場合、語尾は、

左のタテ列の並びの語尾であり、例外がない、ちなみにhaberの現在形(右側のタテ列の並び)とほぼ同じ。(昔はhaberと不定詞の組み合わせで未来形を作っていたとか。その名残りだそうだ。)

he
-ás has
ha
-emos hemos
-éis habéis
-án han


過去未来は、(可能法,可能未来とも呼ばれるが)「〜でしょう」の意味で、過去の想像と「過去から見た未来」の意味で使われる。語尾は、-ía,-ías,-ía,-íamos,-íais,-íanで統一されている。過去、現在、未来の区別なく可能性を表わす。婉曲、謙遜を表わすのにも用いられる。ラブ

 

フランス語の未来形は、「直説法単純未来」で、未来の事について語る、あるいは語気緩和、推測、命令(語気を緩めるため命令法の代わりに用いる)、憤慨(感嘆文で)、歴史的未来(ある過去の時点からその先(今から見れば過去)について語る)で用いる。語尾は、-rai,-ras,-ra,-rons,-rez,ront。過去未来は、条件法の形態を直説法に用いたものなので条件法がでてきたらまたとりあげる。照れ

 

イタリア語の未来形は、語尾は、-ro,-rai,-ra,-remo,-rete,-ranno。使い方他は、フランス語に準じる。

   
  ・なので、スペイン語では「条件法」は登場せず、ほかの表現、前置詞などで代用しているのかもしれない・・。今後の「宿題」だ。照れ口笛