・無料で入れる美術館でお勧めにもうひとつ「三の丸尚蔵館」があった。小ぶりな美術館だが皇室の保有する美術品を公開してくれる貴重な場所だった。今は、建物を大規模に建て直し中で、オープンは来年の秋らしい。

 

・その間に、東京芸大美術館で、その「三の丸尚蔵館」の主要作品の展示会をやるらしい。特別展「日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱」 | 東京藝術大学大学美術館 The University Art Museum, Tokyo University of the Arts (geidai.ac.jp)に詳細。実は皇室所有の美術品は「国宝」指定は(理由はよくわからないが)それまでは避けられていたらしい。それが、所蔵品のうち5点が(令和3年に)国宝に指定され、5点全部が(前期と後期に展示期間が分かれる(8/6-9/26)が)展示されるとか。「特別展」だし有料。

(参考)特集|令和3年(2021年)新指定国宝 | WANDER 国宝 (wanderkokuho.com)

 

・まあ来年の秋以降は、新装なった「三の丸尚蔵館」で見られるのだろうけど・・。

 

・芸大の美術館は学園祭の時など行くと面白い。工芸総合演習2022「工芸という行為」 | 東京藝術大学大学美術館 The University Art Museum, Tokyo University of the Arts (geidai.ac.jp)というのは、7/15-7/19の間に行われる東京藝術大学 工芸科

工芸科学部3年生の「工芸総合演習」。このたぐいの展示は製作者が作品の横に居て、質問に答えられる形式でやっている。5日間だけ。無料。

 

・芸大生の「雰囲気」を調べてから訪問するとさらに一段と面白いだろう。

読書感想:「東京藝大 仏さま研究室」(樹原アンミツ著・集英社文庫) | 雑文・ザンスのブログ (ameblo.jp)

 

読書感想:「最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常」(二宮敦人著:新潮社) | 雑文・ザンスのブログ (ameblo.jp)

 

(追記)

7/15日、「工芸という行為」の展示会を見てきた。正門でなく、手前(上野公園より)の門を入って行く建物(美術館・陳列館)。そこの1Fと2Fでやっている。そんなにたくさんの展示物があるわけでないが、予想通り、作者が作品を解説していたりで、にぎやかだ。2-3写真を載せておこう・・。(展示目録によると、出展は全部で29点。彫金、陶芸、漆芸、染織など)。「工芸総合演習」は今回が4回目だそうだ。