浅草寺についての記事を読んでいたら、「宝蔵門のすぐ近くに「なで仏」がある。」との記述があった。


「え、聞いたことがないけど?」と思ったが、浅草寺ではなく(すぐ近くだが)、浅草不動尊のところにあるのだそうだ・・。


「では、見に行こう!」と駆け付けた。確かに宝蔵門の左手に不動尊があり、そのすぐ脇に「なで仏」がある・・。ここは関東三十六不動霊場の二十二番目のお寺だそうだ。あちこちなでられてピカピカだ。
      

なで仏は、「おびんずる様」とも呼ばれている。建長寺の山門の下と、奈良の大仏殿の前にも像があるのを見たことがある。体に病気の個所があれば、その部分と同じ像の部分をなでると、病気が治る・・との言い伝えだ。


おびんずる様とは、「日本ではこの像を堂の前に置き、撫でると除病の功徳があるとされ、なで仏の風習が広がった。この像を「おびんづるさん」「おびんづるさま」と呼んで親しまれてきた。ことに、東大寺大仏殿の前にある像が著名である」「ビンドラ・バラダージャ(Piṇḍola Bharadvāja、音写:複数あり)は、釈迦の弟子の1人。獅子吼(ししく)第一と称される。名がビンドラ、姓をバラダージャである。名前の意味は、不動、利根という。」(Wikipedia)だそうだ・・。「不動」という名の由来で不動尊とご縁があるのか?定かでないが・・・。