トマトの季節が始まります。
トマトを美味しく食べてますか?
トマトを買ってきて、すぐ冷蔵庫に入れるような馬鹿なことしていないですか?
果実類は基本的に追熟させる必要があります。
熟れていない物は美味しくないです。
トマトソースが好きで生トマトが苦手な人がたくさんいます。
これは熟れていない状態で食べるからだと思います。
トマトソースがダメな人は・・・
熟れていない果実が美味しいわけがありません。
硬いバナナ、コリコリのメロン、カリカリの桃、酸っぱいキウィフルーツ
どれも、僕は嫌いです。
トマトの追熟の方法は気温が20度以上の所に置いておくこと。
つまりはこの季節なら常温で置いておくことだけ。
この話をお客様にすると、家は夏場締め切っているので40度を超えるのに腐りませんか?
大丈夫です。
だって、トマトはそれまでビニールハウスの直射日光の下で育っているんですよ。
50度くらいまでは問題ないでしょう。
熟れているかどうかを確認する方法は
どんな果実でも一緒
・ヘタがヘタっているか
・匂いがしっかりと出ているか
・柔らかくなっているか
この三つです。
トマトは色で見がちです。
もちろん、本来は色で見るのも正しいのですが、
だからこそ、品種改良されているのです。
あくまでも、僕の偏見ですが
トマトの品種は桃太郎が市場の7割を占めています。
この品種は熟れていないのに赤くなる品種です。
熟れていないから、硬い。だから流通しやすい。
赤いから、売れる。
よく考えられています。
だから、「桃太郎はマズイ」
なんてことを言う人もいます。
そんなことはないです。
毎年のように桃太郎の品種改良は更新されています。
桃太郎75や桃太郎8 桃太郎セレクト
ドンドン新しい品種が出来ています。
いまの日本で不味いものを作るわけがありません。
つまり、熟れていない状態で食べているのです。
同じ感じで「昔のトマトは青臭い香りがして、美味しかった。」と言う人もいます。
昔は今に比べて流通に時間が掛かり、更に移動も定温ではありませんでした。
何より品種も違います。
今の方が絶対うまいです。
もう一度言います。
20度以上の所に一週間ぐらい、
・ヘタがヘタってから
・匂いがしっかりと出てから
・柔らかくなってから
それから、冷蔵庫で保存してください。
更に一週間ぐらい冷蔵庫で保存できます。
もちろん、トマトを食べる時のコツは
切り分けてから、前もって塩をしてから
お好みでオリーブオイルをかけて冷やしたトマトを食べてください。
めっちゃ 美味しい
イタリアンレストランPAC 堺市美原区石原496 072-320-7697
ホームページ http://www.89pac.com/ ご覧下さい