「ちいさなハーモニー」
どひたかこです。
昨日のブログで「共有」ということについて書きました。
学校では、学級づくりをしていくのに、
小さな「共有」が大事なんですよとお伝えしました。
昨日のブログはこちら
さて、今日は家庭での「共有」についてお話します。
お子さんがまだ赤ちゃんの時、
「○○ちゃん、~~できたねー」
「おむつが濡れちゃったのね~」
ベビーカーでお散歩の時でも、
「今日はお天気がいいねぇ。ぽかぽかしてるね」
「お花がいっぱい咲いているね~」
のように、赤ちゃんがまだおしゃべり出来なくても、
ママやパパからいっぱいお話していきますよね。
お子さんが大きくなってきたら…
何だかこういうの減ってませんか?
特に小学校の高学年くらいになってくると、
学校生活で初めての体験のようなことは、少なくなってくるし、
習い事などもあり、家族で過ごす時間が少なくなっていて、
取り立てて話すことがないなぁと思われるかもしれませんね。
「学校のことを何にも話してくれません。」という方も結構多いです。
でも、親子の会話も大事やし…、
学校のことも聞いとかな、わからへんよなぁ…と
少し心配になったりもします。
それで、晩御飯の時に
「最近、学校はどう?楽しい?」
みたいな質問をしてみる。
すると、「うん。」の一言返事だけ…
ってこともありますよね。
だから、
何でもない他愛のない共有を親子でも慣れておくことが必要なんです。
どんなことを共有します?
子どもにばかり出させようとしたら、うまくいきませんよ。
まずは、自分から。
しかも、何でもない話。
自分のずっこけ話も結構いい。
・近所のスーパーで売っている魚の中に、いつもはないものがあったこと。
・スーパーの大根がめっちゃ太かったこと。
・階段を上ってて、もう終わりやと思ったら、もう一段あってこけそうになったこと。
・お天気が良くて、洗濯物がよく乾いたこと。
ご飯を食べながら、「美味しいなー!」というのも、共有ですよ。
こんな小さなことを話しているうちに、温かいやり取りができると思います。
もしかしたら、
「このバスタオル、よく乾いてふわふわやなぁ。」と話してくれるかもしれません。
「大根の太いやつって、どれくらい太いの?」と聞き返してくれるかもしれません。
「僕もこないだ階段でこけそうになったわー。」と話してくれるかもしれません。
こんなのが大切で、とても価値のあることなんです。
優しさの共有もどんどん増えてくるはずです。
だって、脳的にそうなのですから。
「ちいさなハーモニー」