「ちいさなハーモニー」
どひたかこです。
今、税金関係の納入について、郵便物が来てますね。
「自動車税」「固定資産税」など。
私が住んでいる家は、
夫と私の共有名義です。
もちろん、一緒に住んでいますから、
空間も共有しています。
共有の意味を辞書で調べると、
『複数の者が共同に同一物を所有すること』とあります。
なので、
家を一緒に所有すると共有だし、
いくつかの会社で情報を共有する、という使い方もします。
数人で何かを共有するのにも使いますよね。
共有するのは、どうやら『物』だけではないようです。
それなら、親子、家族、友達と共有するものはどんなものでしょうか?
と考えると、それぞれの心にある情報。
つまり、人それぞれの想いや考えじゃないかな?
想いや考えを共有するから、そこからさらに拡がったり、深まったりするんじゃないか…と思うのです。
学校の授業で子ども達が意見を出し合い、学級としての学びが深まる時というのは、
誰かが伝えたことに対して、
「あーなるほど!」とか
「私の考えと似てる!」とか
「ちょっと違うんだけど…」とかを繰り返し、
そこから新たな考えが構築されたり、拡がりが出来たりしていきます。
こんな学習を繰り返していると、毎日の授業での伝えあいがとても楽しくなってくるんです。
だって、自分がどんどん成長している実感があるからです。
けれど、授業の時だけでこんなことが出来るか?というと、それは無理ですよね。
「さぁ、考えを伝えてください!」と先生が言ったとしても、
慣れていないのでそりゃできません。
だって、自分の想いや考えを出しても良い場なのか、
学級の人たちは、伝えても安心できる人たちなのか、
その土台が出来ていないと、ありのままの想いや考えなんて出せません。
だから、
常に小さなことを共有していくことが大事なんです。
例えば、
・昨日食べた晩御飯で一番おいしかったのは…
・学校の行き帰りで見つけた草花のこと
・好きなアニメは何か…
・ブドウ、オレンジ、りんご、どのジュースが好きか…
こんな何でもない話を共有していく機会を日常でつくっていきます。
すると…
学級の子ども達にすごいことが起こります。
脳的にすごい事です
本物の仲間になりますよ
これ、すんごい力がありますから、ぜひやってみてくださいね。
「ちいさなハーモニー」