こんにちは。はりきゅう 小児はり 安寿堂の藤吉です。

 

7月5~6日、第47回日本顔面神経学会に参加してきました新幹線前
会場は、東京の新宿にある京王プラザホテル新宿。

 

 

朝8:55からセッションが始まるということで、岐阜駅6:03の電車に乗り、名古屋で新幹線に乗り換えて行ってきました新幹線前

 

今回の学会は、いつものような鍼灸の学会ではなく医科の学会。
医師やリハビリ関係の医療資格者、そして鍼灸師等が参加。
しかも、顔面神経に特化したかなりマニアックな学会です。

 

初日から、興味のある講演を聴講してきました。

セッション4「研究・ウイルス」。

セッション5「顔面けいれんの手術」。

セッション6「手術後の顔面神経麻痺」。

セッション3「顔面神経麻痺の評価」。

セッション8「リハビリテーション・後遺症」。

セッション8では、3名の鍼灸師の先生も発表。

東京大学医学部附属病院の林健太朗先生の「末梢性顔面神経麻痺患者の顔面部不快感に対する鍼治療の影響」。

埼玉医科大学東洋医学科の堀部豪先生の「鍼灸師を対象とした顔面神経麻痺患者に対する鍼治療」。

新潟医療福祉大学の金子聡一郎先生の「顔面神経麻痺の診療専門医を対象とした鍼灸に関する意識調査」。

どれもフロアーの医師から多くの質問があり、鍼灸に対する注目の高さがうかがえました。

 

夜は、鍼灸師だけでなく専門医・リハ医・PT・OTも含めた交流会で、色々な先生方とお知り合いになれて、交流できました。

 

 

前列右から2番目の先生は、東京大学大学院医学系研究科耳鼻咽喉科・頭頚部外科学教授の近藤健二先生。

こういった交流が出来るのも、25年以上前からこちらの学会に参加されていた新潟医療福祉大学の粕谷大智先生の積み上げてきたもののお陰と思います。

 

2日目からは、興味のある講演を聴講しました。

パネルディスカッション「ボツリヌス毒素の用い方」。

実際の症例に対してそれぞれの先生方がどのように使うのか。結構、各先生方によってバラツキがありました。

フロアーの脳外の先生からも、また違った意見が出ていました。

セッション10「顔面拘縮・病的共同運動」。

セッション10では、2名の鍼灸師の先生も発表。

亮鍼灸院の安達優子先生の「病的共同運動が緩和された顔面神経麻痺患者の一症例」。

新潟医療福祉大学の粕谷大智先生の「3Dスキャナーを用いた後遺症の評価と鍼治療による顔面部の形状的変化」。

初日同様、フロアーの医師から多くの質問があり、鍼灸に対する注目の高さがうかがえました。

 

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最後は、顔面神経麻痺リハビリテーション講習会。

最後のテストは難しかった・・・。

 

この2日間は、本当に充実した2日間でした。

得たものは、今後の臨床に役立てていこうと思います。


終わってホテルを出ると、雷雷と土砂降り雨

東京駅に着くと新幹線が遅れてました。

静岡県で停電になり、数本運休になったみたい。

まあ、自由席の私には関係なく、来た新幹線に乗って帰宅。

 

来年は8月に秋田県・・・お盆休みを前倒しにして、かみさんの実家から行こうかな。

 

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