ジイタンだよ
今日は背番号が全米の総ての野球チームで永久欠番とされている、ジャッキー・ロビンソンの物語だよ。
ジイタン、この映画、すでに半分も終わった頃から見始めたから、偉そうな感想など書く資格はないので、映画の、というより、映画に描かれたジャッキー・ロビンソンの辿ってきた人生について感じたことをそのまま書くね。
彼は誰もが知っているように黒人だよ。当時は黒人差別が激しくて、野球は白人のものという感覚だったから、彼のドジャースへの入団は大変な物議を醸したんだって。
野球関係者はもちろん、社会全体からも大変な差別の目で見られたんだね。
当然、他球団からもだし、なんと自分の味方チームからもだ。
ヤケになって自暴自棄になりそうになるロビンソンに、彼を見出してくれたチームのマネージャー、ブランチ・リッキーは彼に言う。
「お前はお前だけのために野球をやるんじゃない、お前が活躍することによって全米の黒人たちに光が当たる、全米の白人たちが黒人を見直す、お前は世界を変えるために野球をやるんだ。」ってね。
実際にそういうセリフを言ったかどうかは全編を見てないから分からないんだけれど、そういう励ましをしたんだろうなって雰囲気が伝わってくるんだよ。なにせ映画のタイトルも『世界を変えた男』だからね。
何度も何度も、これでもかコレデモカというくらいに差別と蔑視のヤジを飛ばされながら、彼は耐えるんだ。耐えて耐えて耐えながら、彼は新人王となり盗塁王となり首位打者となって球界にその名をとどろかせるんだ。
耐えること、耐えて耐えて耐えながら、夢と目標のためにただがむしゃらに突き進む。これこそが英雄と呼ばれた多くの人たちがたどる道なんだね、ロビンソンの場合は特に特別かもしれないけれど、歴史に名を残した人々の人生を訪ねてみると、似たようないばらの道を進んだ人の数は、そうでない人たちよりはるかに多いんだ。
順風満帆の人生を送ったような人で大きな業績をあげた人などまずいないと言ってもよいくらいだろうね。そんな人はみんな小粒で終わっている。いかに頭が良くても知恵があってもだよ。
しかしロビンソンはそうじゃないよ。野球殿堂入りを果たしたのはもちろん、その背番号42番は、所属したドジャースだけではなく全球団の永久欠番になっているんだって。すごいよね。彼は立派に業績の足跡を残したね。
じゃまたね




