ジイタンだよ ![]()
さっきね、映画『特捜部Q 檻の中の女』という映画観たよ。
これね、デンマーク映画なんだって。
刑事ものなんだけど、ハリウッド式刑事ものとはかなり違うよ。アクションはほとんどというか全くなし。その意味では地味な刑事ものだね。だけど面白かった。
でね、これがなんと、ジイタン大好きでいつも見ている日本のテレビドラマ『相棒』に、その設定がすごく似てるんだよ。
主人公がへまをやって特捜部Qという窓際部署に左遷されたこと、相棒がいること、余計な仕事をして上司にいつも怒られていること、などなどね、
でもその雰囲気はまるで違う。『相棒』がコミカルな要素もあるのに対し、これは極めてシリアスな流れなんだ。
内容はね、主人公が過去の未解決事件を整理していると、不思議な事件が見つかるんだよね、そこで相棒と共に捜査を開始する。それは数年前に失踪した女性議員の事件でね、上司からはお前のやるべき仕事ではないと怒られながらも、あきらめずに地道に捜査していって、ついには犯人にたどり着き、と、何だかんだがあって無事被害者を助け出すって話なんだ。
ま、あらすじだけ言うと、このように特に変哲のない話しになっちゃうんだけどね、そのドラマの流れの中に、なぜ犯人はこのような事件を起こしたかという原因やら、犯人の性格描写やら犯人が事件を起こす経緯やらのシーンが短く何度も挿入されていてね、それらが話の流れに働きかけ合って、単純なただの犯人探しではない奥の深い重厚で見ごたえのある物語に仕上がっているんだ。
なかなかの映画だったよ。刑事ものでこういう見ごたえのある映画も珍しいね。でもね、この「檻の中の女」という日本でのタイトルはどうなんだろうね。原題は「失われた理由」とかいうらしいけど、邦題のイメージと原題のイメージではかなり違うから、当然、足を運びたくなる観客層もかなり変わるよね。
外国映画の邦題の付け方には、ときどき何でこんなタイトルにって思うことがあるけど、観客のためなどより少しでも多く見に来てもらってお金儲けをと思う根性の方が強い結果なんだろうかね?




